楽天カードの種類まとめ!各カードの特徴とお得なポイントとは?
BMIの計算方法は?身長と体重から簡単に求める方法などを解説

人生100年時代に備えて、大事なこととして挙げられるのが健康の管理です。とくに、健康を維持するための習慣は、より充実した生活に欠かせないものです。ここでは、身長と体重で簡単に肥満度をチェックできるBMIについて概要や計算方法などを解説してきます。
BMI(ボディ・マス・インデックス)とは

健康管理の一環として、毎日体重をチェックしている人もいるかもしれません。体重が急に増えると、食べ過ぎや運動不足を疑い、逆に減っていると、食欲が落ちていることに気付きます。しかし、ただ体重を量っているだけでは、その体重が適正かどうかはわかりません。そのようなときに目安になるのが、「BMI(ボディ・マス・インデックス)」と呼ばれる指標です。これは、Body Mass Indexを略した言葉で、ボディ・マス指数や体格指数とも呼ばれ、肥満や低体重(痩せ)の判定に用いられています。
BMIは肥満度を表す指標として、世界中で利用されています。身長と体重から計算できるため、誰でも簡単に自分のBMIを知ることが可能です。
BMIの計算方法は、世界中で統一されていますが、肥満の判定基準はその国によって異なる場合があります。BMIを使った肥満度の判定について、WHO(世界保健機関)の基準がある一方、日本では日本肥満学会が定める基準を使うという違いがあるようです。
WHOの基準で判定すると、「低体重」から「標準体重」、そして「肥満(3度)」まで8段階に分類されます。それが日本肥満学会の基準を見ると、「低体重(やせ)」、「普通体重」から始まり、「肥満(4度)」まで6段階に分類されているといった具合です。
BMIの計算方法

それでは実際にBMIを計算してみましょう。BMIの計算式は、
で表されます。ここで気を付けたいのは、身長の単位が「m(メートル)」になっているという点。普段ご自分の身長は、1m70cmや170cmというふうに表現していると思います。これがBMIの計算においては1.7mとなります。
「身長(m)の2乗」というところがわかりにくいという場合は、「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」のように簡単に計算することも可能です。電卓を使うのも良いのですが、アプリやWebサイトでは、体重や身長を入力すると自動で計算してくれるものもあって便利です。
例えば体重が80kgで身長が1.7mの場合、BMIは「80÷(1.7の2乗)」となります。1.7の2乗は「1.7×1.7=2.89」と計算できるので、体重をその結果で割ると「80÷2.89」となり、BMIは約27.68と計算できます。
では同じ身長1.7mで体重が60kgの場合はどうなるでしょうか。この場合は「60÷2.89」となり、BMIは約20.76となります。同じ身長では、体重が軽くなるとBMIの値が小さくなるのがわかります。身長が一定であれば、痩せて体重が軽いほどBMIは小さくなり、太って重くなるとBMIの値も大きくなるのです。
|
|
|
BMIの基準とは

身長と体重からBMIを計算したら、今度は基準となる値と照らし合わせて、肥満度を判定することになります。基準となる数値は、それぞれの国で利用しているもの、WHOが定めているものなどさまざまです。
ここでは日本肥満学会が定めている基準を紹介します。表にすると次のようになります。算出したご自分のBMIがどの範囲に該当するか確認することで、低体重なのか、普通体重なのか、あるいはどの程度の肥満度なのかがわかります。
| BMI | 肥満の判定 |
| 18.5未満 | 低体重(やせ) |
| 18.5~25未満 | 普通体重 |
| 25~30未満 | 肥満(1度) |
| 30~35未満 | 肥満(2度) |
| 35~40未満 | 肥満(3度) |
| 40以上 | 肥満(4度) |
先ほど計算した例が、それぞれどの範囲に分類されるか見てみましょう。身長が1.7mの場合、体重が80kgでBMIは約27.68でした。表ではBMIが「25~30未満」という範囲に含まれます。対応する肥満の判定は「肥満(1度)」となります。体重が60kgでは、BMIは約20.76です。表では「18.5~25未満」の範囲に含まれ、対応する判定は「普通体重」です。
BMIを計算した結果「普通体重」となれば良いのですが、「低体重」や「肥満」の判定となった場合は、改善したほうが良いでしょう。
BMIから導き出す標準体重
では逆に、目指すBMIの値を実現するには、体重の値がどうなれば良いかも計算してみましょう。日本肥満学会の基準によると、BMIが22になるときの体重を標準体重としています。統計的に、この値のときがもっとも疾病の少ない状態だそうです。
身長が1.7 mのとき、BMIが22になるには、体重はいくらになると良いでしょうか。体重をA(kg)とすると「A(kg)÷1.7(m)の2乗=22」になれば良いので、「A(kg)=22×2.89」と計算でき、「A(kg)=63.58」となります。この値は太り過ぎ・痩せ過ぎが判明したときに目指す目標体重です。
男女別の平均値
では、平均値はどうなっているのでしょうか。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、男女別、年齢別のBMI平均値を見ることができます。2019年の数字を見てみると、次のようになっています。
| 年齢 | 男性 | 女性 |
| 15~19歳 | 21.10 | 20.20 |
| 20~29歳 | 22.90 | 21.00 |
| 30~39歳 | 23.70 | 21.70 |
| 40~49歳 | 24.70 | 22.30 |
| 50~59歳 | 24.60 | 22.40 |
| 60~69歳 | 24.00 | 23.10 |
| 70歳以上 | 23.40 | 22.90 |
全体を見ても、各年齢・性別を見ても、平均値は「普通体重」の範囲に収まっているのがわかります。ただ年齢層が高くなるにつれて、BMIの平均値も上昇していることも読み取れます。シニア世代になるほどBMIのチェックが必要となるのかもしれません。
BMIが低体重や肥満の場合のリスクとは?

低体重や肥満の場合、体重によりさまざまなリスクが生じる可能性が考えられるため、BMIのチェックは、自分の体にどのようなリスクがあるのか把握することにつながります。健康上どのようなリスクがあるかを知れば、何らかの対策を実行するためのモチベーションにもなります。
痩せ型のリスク
痩せ過ぎの場合、体脂肪が少ない状態です。脂肪は活動のエネルギーとなるほか、細胞やホルモンを構成する要素となったり、体温を保ったりと、いざというときはクッションの役割をするなど役に立っているのです。
こうしたことから低体重では、ホルモンバランスが崩れるリスクが指摘されています。これにより男性では筋肉の量が落ちる可能性があり、女性では肌荒れのほか、生理不順などのリスクが高くなる可能性もあるそうです。
またエネルギーやミネラルなどの栄養素が不足している状態では、免疫の低下もリスクとなります。風邪やインフルエンザにかかりやすくなり、健康上のリスクが高まるでしょう。
肥満型のリスク
BMIを計算して肥満と判定されたときは、肥満からくる病気に気を付けなければなりません。肥満の予防は、健康づくりにおいて重要なポイントとされています。まずはどのようなリスクがあるのか確認しておきましょう。
肥満には「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」があります。皮下脂肪型肥満は皮膚の内側に脂肪が蓄積するタイプ。「洋ナシ型肥満」と呼ばれることがあります。内臓脂肪型肥満は、筋肉の内側の腹腔内に脂肪が蓄積するタイプ。「リンゴ型肥満」と呼ばれることがあります。
皮下脂肪型肥満でリスクが高いとされているのは、関節痛や睡眠時無呼吸症候群、月経異常などです。同じ肥満でも、生活習慣病のリスクが高いとされるのは、内臓脂肪型肥満です。動脈硬化や糖尿病、高血圧、脂質異常症などが起こりやすくなります。そのほか肥満型のリスクとしては、腎臓病、痛風、冠動脈疾患、脂肪肝などさまざまな病気の名前があげられています。BMIで肥満の判定になった場合、何らかの対策を始めるのが良いでしょう。
BMIを良い数値で維持するためにできること

BMIを使って健康リスクを把握できれば、そのリスクを減らすための対策を実施することができます。痩せ過ぎであれば体重を増やそうと意識でき、太り過ぎであれば体重を減らすための努力をスタートできるでしょう。
瘦せ過ぎの場合
まずは、痩せ過ぎの場合。体重を管理するためには、エネルギーの収支を考える必要があります。摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスについて考えるということです。痩せ過ぎを改善するということは、体重を増やすということ。消費するエネルギーよりも、摂取するエネルギーを大きくすることが必要です。食事を抜かず、たんぱく質・炭水化物・脂質などをバランス良くしっかり食べるのが良いでしょう。筋トレも体重増加に役立ちます。
太り過ぎの場合
肥満と判定された場合は、体重を減らす方向で考えなければなりません。摂取するエネルギーよりも消費するエネルギーを大きくすることが必要です。エネルギーを消費するには運動が効果的で、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。食事に関しては、夜間に食べ過ぎないようにすることが大切です。人間の体には、夜間に翌日のためのエネルギーを貯める働きがあります。またアルコールもカロリーが高いため、適量に抑えておきたいところです。

BMIは健康管理に役立つ指標ですので、手軽にBMIを測れる体重計を楽天市場で探してみてはいかがでしょうか。また、その際の支払いには、楽天カードが便利でお得です。楽天カードは通常、利用代金100円につき1ポイント(※1)が進呈されますが、楽天市場でのお買い物を楽天カードで支払うと3倍(※2)のポイントが進呈されます。貯めたポイントは1ポイント=1円相当で利用可能です。
楽天カードをまだお持ちでない方は、この機会にぜひチェックしてみてください。
※ 1 一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳しくはこちら
※ 2 <内訳>
楽天カード通常分1倍 ※3
楽天市場ご利用分1倍 ※4
楽天カード特典分1倍 ※4
※3 楽天市場でのカードご利用額100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
※4 商品ごとの税抜き購入金額(クーポン利用後)100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
※5 楽天市場でのカードご利用額(消費税・送料・ラッピング料除く)100円につき1ポイント(期間限定ポイント)となります。
※「楽天市場ご利用分」「楽天カード特典分」は、楽天市場で開催中のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の特典となります。特典(期間限定ポイント含む)進呈には上限や条件があります。詳細はこちら
※この記事は2024年12月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
-
BMI(ボディ・マス・インデックス)とは?
体重と身長から計算する、肥満度を判定するための指標です。
-
BMIの計算方法は?
BMIは「体重(kg)÷{身長(m)の2乗}」で計算されます。
-
BMIの標準体重とは?
日本肥満学会の基準によると、BMIが22になるときの体重を標準体重としています。
-
痩せ型のリスクは?
体脂肪が少ないため、ホルモンバランスが崩れたり、免疫機能の低下が起こりやすくなったりすることです。
-
肥満型のリスクは?
肥満は動脈硬化や糖尿病、高血圧、脂質異常症などさまざまな病気の原因になるといわれています。
-
BMIを良い数値で維持するためにできることは?
消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスを考え、食事と運動に気を付けると良いでしょう。
あわせて読みたいおすすめの記事 |
|
|
|

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
![押さえておきたい生命保険『楽天生命保険』の情報はこちらをクリック[PR]](
/woman/assets/article/img/seimei.jpg
)
![押さえておきたい保険の比較『楽天保険の総合窓口』の情報はこちらをクリック[PR]](
/woman/assets/article/img/madoguchi.jpg
)























