Question
一級身体者同士の夫婦で今後の生活費と教育費、老後資金について
すぬおさん
質問者年齢 | 40代 |
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職業 | 専業主婦 |
世帯年収 | 400万円〜600万円未満 |
Answer
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
年金受給の手続きや、働き方や生活様式の変更など、変化にあわせて積み重ねてこられたのですね。ご不安はあるかと思いますが、お仕事をされてきた期間の貯蓄状況や、現状を把握されているご様子などから、先を見通す試算をすることで対策をとっていくことはできると考えられます。
障害年金は、毎年決まって減額されるわけではなく、その時の賃金や物価の水準にあわせて変動します。年金が減る時は、物価も下がり、意外と買える品数はあまり変わらない事態も考えられます。物価と年金の下落幅がぴったりと一致するとは限りませんが、物価や賃金はそのままなのに年金だけが下がり続けるという心配まではしなくても大丈夫です。
その上で、見えている数字について整理をすることがおすすめです。
まずは、現在の貯蓄額の3,000万円、それに加えてご夫婦の障害年金、ご主人の収入を年単位で加算していきます。そこから現在かかっている生活費や教育費などをやはり年単位で差し引いて、年間での黒字額・赤字額を算出。貯蓄がいつまで維持できそうかを確認します。
お子さんが19歳になる年の4月以降は障害年金の子の加算額(年約22万円)はなくなるため、そうしたあらかじめわかっているところは、数字を整理するときに組み込みましょう。
赤字の場合は、その赤字がいつまで続く見込みで、改善されるタイミングはいつなのかを整理します。例えば私立中学の残りの期間はまだ厳しいかもしれませんが、高校については授業料の無償化が始まっているため年間50万円程度に教育費が下がる可能性があります。大学は進路によって幅がありますが、年間100〜200万円の支出を想定する必要があります。
数字を整理して、貯蓄が底をつかないように調整していきます。
調整の方法は、今検討されているような府営住宅への応募の継続もありますし、使わなくなっているサービスの棚卸しなども考えられます。長期的な収支を考えたうえでのお子さんの進路や奨学金の検討も選択肢になります。
数字の整理は、まずは現状を把握するために、その後の調整方法は無数にあるため、1つの正解のルートを目指す必要はありません。自分にとって無理のない改善策を組み込むと数字がどのくらい変化するのかを確認しながら、中長期でのお金の流れを確認しチェックと実行を繰り返していきましょう。
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