個人が加入する保険というと、主に生命保険と医療保険が挙げられます。

生命保険は加入者が死亡したときに支払われる保険のこと。家族の収入を支えている人が死んでしまったら、収入が途絶えてしまいます。その際、遺族に必要なお金を残すための保険です。

医療保険は加入者がケガや病気で入院したり、手術を受けたりしたときに支払われる保険のこと。生命保険と比べて商品の種類が多く、支払条件も異なるので、注意が必要です。

近年では平均寿命が延びていることから、死亡時にしか支払われない生命保険より、老後の入院やケガに備える医療保険を重視する傾向が見られます。

極論を言ってしまえば、お金に余裕のある人は保険に入る必要はありません。しかし、そこまでお金に余裕がある人はごく少数でしょう。いざというときに備えて、自分に合った保険に入っておきたいものです。

特に女性は、乳がんや子宮がんなど女性特有の病気が気になりますよね。女性向けの保険商品も用意されています。一般的な医療保険は年齢によって保険料が上がっていくので、入るのであればなるべく早いうちに入っておいた方がよいでしょう。