関西電力の電気・ガス代はカード払いが可能です。カード払いにすることで、各カード会社が電気料金・ガス料金を関西電力に立替払いし、後にカード会社から利用者に請求が来ます。

電気代やガス代以外の固定費もカード払いにしている場合は、関西電力への支払いもまとめてカード払いにすることで、支出を一元管理できるようになります。

関西電力の支払いに利用できるクレジットカードの国際ブランドは、以下のとおりです。

• Visa
• Mastercard
• JCB
• American Express
• Diners Club

主要な国際ブランドであれば利用できるため、カード払いに変えたい場合はこれらの国際ブランドのクレジットカードを用意しましょう。

関西電力で利用可能な支払い方法は、カード払いのほかに口座振替や振込用紙での支払いがあります。カード払いをしない場合は、これらの中から支払い方法を選びましょう。

関西電力の支払いをカード払いにするメリットとしては、主に以下が挙げられます。

• クレジットカードのポイントが貯まることがある
• 手間をかけずに支払いが行える
• 支出をまとめて管理できる

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

クレジットカードで支払いを行うことで、クレジットカードのポイントが貯まる場合があります。貯まったポイントは提携ポイントや商品との交換、クレジットカードの月々のお支払いへの充当に利用できることがあります。

電気代は毎月支払いが発生する固定費のため、その支払いで自動的にポイントを貯められるのはメリットといえます。

関西電力への支払いを振込用紙で行う場合、基本的には振込用紙を銀行や郵便局、コンビニなどに持っていく必要があります。しかし、この場合は振り込みが可能な店舗に直接出向く手間がかかるほか、万が一振込用紙を紛失すると支払い忘れにもつながります。

一方のカード払いは1度申し込みを行えばその後は自動的に支払いが完了するため、手間をかけずに支払いができます。

固定費には電気代やガス代だけでなく、水道代や通信費、家賃などもあります。それらをいずれも口座振替や振込用紙で支払うと支払うタイミングがバラバラで支出の管理がしにくくなる可能性があります。

固定費の支払いをカード払いで行うことで、クレジットカードの支払い日に支払いが集約され、支出の管理がしやすくなるでしょう。

関西電力の支払いをカード払いにする場合、いくつかの注意点があります。

• クレジットカード払いでは「口座振替割引契約」は適用できない
• 先に届いている振込用紙による二重支払いに注意が必要

それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。

関西電力では、「口座振替割引契約」と呼ばれる割り引き制度が設けられています。口座振替割引契約は、口座振替で支払った場合に一定の条件を満たせば毎月の電気代から55円が差し引かれる制度です。

しかし、カード払いの場合はそのような割り引き制度はないため、口座振替からカード払いに乗り換える場合に毎月の電気代が少し高くなる可能性があります。

カード払いへの切り替え後最初の請求時に前月分の電気料金のお支払いが確認できない場合は、当月の電気料金とあわせてカード会社へ請求されます。

カード払いに切り替える前の支払い方法が振込用紙による支払いで、前月分の振込用紙が手元にある場合は、二重支払いにならないように注意しましょう。

関西電力の支払いをカード払いに変更する方法は、Webと書類の2通りあります。それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。

支払い方法をWeb上でカード払いにする場合、以下のものが必要です。

• 「電気の使用量のお知らせ」や「はぴｅみる電」などで確認できるお客さま番号
• 支払い可能なクレジットカード

申し込み手順は、以下のとおりです。

1. 関西電力の「WEBクレジットカード支払い受付サービス」のページで「お申込み画面へ進む」ボタンをクリックする
2. 申し込みフォームにお客さま情報を入力し、確認画面で内容に誤りがないか確認する
3. 申し込み完了

支払い方法を書類でカード払いにする場合、以下のものが必要です。

• 「電気の使用量のお知らせ」や「はぴｅみる電」などで確認できるお客さま番号
• 支払い可能なクレジットカード
• クレジットカード支払い申込書

申し込み手順は、以下のとおりです。

1. クレジットカード支払い申込書を請求フォームから取り寄せる
2. 届いた申込書に、必要事項を記入して送付する
3. 申し込み完了

書類で申し込む場合は、申し込み完了までに1～2週間ほどかかることがあるので急ぎの場合は注意しましょう。

関西電力の料金はいろいろな方法で支払えますが、その中でもカード払いがおすすめです。カード払いには、ポイントが貯まることがある、手間をかけずに支払いが行えるなどのメリットがあります。