現金やJRE POINTなどを利用すれば、クレジットカードを保有していなくてもモバイルSuicaにチャージすることができます。

また、モバイルSuicaに対応したアプリが必要になりますが、AndroidのスマートフォンやiPhoneからでもモバイルSuicaへチャージができます。

ただし、アプリからのチャージには、あらかじめモバイルSuicaとの連携設定が必要です。

Suicaは交通機関だけでなく普段のお買い物での支払いもできるため、さまざまなチャージ方法を把握しておくことがおすすめです。

クレジットカードなしでモバイルSuicaにチャージする方法を以下で解説します。

コンビニなどの一部店舗では、現金でのチャージに対応しています。現金でチャージ可能な主な店舗には、以下が挙げられます。

• NewDays
• セブン-イレブン
• ファミリーマート
• ミニストップ
• ローソン
• イオン
• ダイエー

現金でチャージするときは、対応店舗の店員にモバイルSuicaへチャージする旨を伝えてください。

また、店舗以外でも駅に設置してあるモバイルSuica対応のチャージ機や一部ATMからの現金チャージも可能です。

ただし、JR東日本以外の交通会社や店舗等が設置するチャージ機は、モバイルSuicaへの現金チャージに対応していないので注意してください。

JRE POINTのWebサイトにSuicaを登録している場合に限りますが、JRE POINTを 1ポイント＝1円として、モバイルSuicaへチャージすることができます。

モバイルSuicaへのチャージ手順は以下のとおりです。

1. JRE POINTのWebサイト、またはアプリからSuicaチャージの申し込みをする
2. モバイルSuicaアプリを起動し、チャージを受け取るSuicaを選択する
3. 「Suicaポケットが〇件あります」のメッセージから該当のチャージ内容を確認して選択する
4. 「入金（チャージ）」を選択して、受け取る

チャージの申し込み完了後は、受け取り期限である8日以内にモバイルSuicaで受け取り操作を行ってください。

受け取り期限を過ぎた場合は、ポイントがチャージされずJRE POINTに戻ってしまうため、申し込みをやり直す必要があります。

また、JRE POINTからのチャージには以下の注意点があるのでお気を付けください。

• 受取可能時間は4:00〜26:00
• 1回の申請で1万ポイントまでが上限
• チャージできるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは利用できない
• チャージ残高とチャージ申し込みの合計金額が2万円を超える場合は、受け取り手続きができない

万が一チャージができない場合は、上記に該当していないか確認をしてください。

モバイルSuicaを他社アプリと連携することで、銀行口座の残高やポイントなどからチャージすることが可能です。

モバイルSuicaと連携が可能なアプリは、以下が挙げられます。

• Apple Pay
• Google Pay
• 楽天ペイ
• au PAY
• Suitto
• J-Coin Pay

チャージには各アプリのダウンロードとアカウント登録が必要なので、事前に登録しておきましょう。

例として、楽天ペイでのチャージ手順を解説します。まずは、以下の手順でモバイルSuicaと楽天ペイを連携してください。

1. 楽天ペイアプリを起動し、「Suicaのペンギンアイコン」をタップ
2. 「ご利用中のモバイルSuicaを連携する」をタップ
3. iPhoneの場合はSuicaアプリ上で楽天ペイアプリに連携するモバイルSuicaを選択、Androidの場合は「規約に同意して利用開始する」ボタンをタップ
4. 楽天ペイアプリ上に反映されれば連携完了

次に、Suicaへのチャージ手順を解説します。チャージはクレジットカードまたは「楽天ポイント」でできますが、以下では「楽天ポイント（※1,2）」でチャージする場合の手順を解説します。

1. 「楽天ペイアプリ」からSuicaを開いて「ポイントからチャージ（ポイントチャージ）」をタップ
2. チャージ金額を入力
3. 本人認証後、「チャージ完了」の画面表示がされれば終了

なお、チャージ方法はアプリによって異なるため、各公式サイトを確認してください。

（※1）通常ポイントのみチャージ可能です。
（※2）楽天ポイントを1ポイント1円としてSuicaにチャージ可能です。

モバイルSuicaを利用するときには覚えておきたいポイントがあります。主なポイントを以下で解説します。

現金でSuicaへチャージする場合はポイントが貯まりませんが、アプリの場合はチャージでポイントが貯まる場合があります。

アプリからモバイルSuicaにチャージすれば、わざわざ店舗やチャージ機まで足を運ばずにチャージ可能なだけでなく、ポイントも貯まるのでお得です。

モバイルSuicaへのチャージ操作は取消ができないほか、原則、チャージ後の払い戻しもできません。

どうしても払い戻しがしたい場合は、モバイルSuica会員を退会すれば残高分の払い戻しが可能です。ただし、以下の点に注意が必要です。

• 払い戻しには220円（税込み）の手数料がかかる
• 返金されるまでには手続き完了後2週間から1カ月程度かかる

なお、モバイルSuicaの退会は、モバイルSuicaアプリまたは会員メニューサイト（ブラウザ）から申し込みができます。

モバイルSuicaはクレジットカード以外でも、現金やJRE POINT、連携したアプリからチャージができます。

しかし、現金でのチャージは、チャージに対応した店舗やチャージ機まで足を運ぶ必要があります。そのため、いつでもどこでもチャージ可能なアプリの利用がおすすめです。

また、アプリからのチャージであればポイントが貯まることがあるので、Suicaをお得に利用できる場合があります。