JRでは基本的に、クレジットカードで切符を購入できます。購入方法の詳細については後ほど触れます。

一方で、私鉄はクレジットカードでは切符を購入できない場合が多いです。私鉄の中でも地下鉄での切符や定期券の購入については、以下を参考にしてみてください。

対応している券売機は以下の3つです。

• みどりの券売機（緑色の券売機）
• 指定席券売機（紫色の券売機）
• 多機能券売機（黒色の券売機）

なお、支払いに対応している国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの6ブランドです。

具体的な使い方は、以下のデモページで確認できます。

電車の切符の種類によっては、Webサイトでもクレジットカードで購入できます。例えばJR東日本が運営する「えきねっと」では、クレジットカードで新幹線や特急の切符が購入できます。

ただし、Webサイトの場合は対応する国際ブランドがサイトごとに異なるので、注意しましょう。なお、「えきねっと」の場合は、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubに対応しています。

みどりの窓口では、新幹線のチケットや定期券を購入するイメージが強い人もいるかと思いますが、普通乗車券を購入することもできます。クレジットカードでの買い方は、窓口の人にどこまで乗車したいかを伝え、クレジットカードで支払うだけです。

支払いに対応している国際ブランドは券売機同様、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverです。

クレジットカードはキャッシュレス決済なので、電車の切符をクレジットカードで購入すれば、必要以上に現金を持ち歩く必要がなくなります。

また、利用明細で切符の購入日や金額を確認できるため、領収書をなくしてしまった場合も支出の管理が楽でしょう。

帰省ラッシュなどのときはもちろん、特別な日ではなくてもみどりの窓口は混雑しがちです。みどりの窓口を利用する場合は、混雑することも想定して早めに行くことをおすすめします。

クレジットカードで切符を購入する際、基本的に分割払いやリボ払いは使えません。一括払いのみに対応していますので、注意すべき点として覚えておくと良いでしょう。

切符を誤って購入してしまうことがあるかもしれませんが、クレジットカードで購入した切符を変更する場合、差額が発生しない場合は1回に限り手数料なしで変更することができます。区間や路線を変更し、料金が安くなった場合は差額が払い戻されます。なお料金が足りない場合には、その場で現金かクレジットカードを使って足りない分を支払う必要があります。

クレジットカードで購入した切符をキャンセルする場合は、1回でも手数料がかかります。キャンセルした料金が返金され、キャンセル料（手数料）を別途支払います。

また、クレジットカードで購入した切符の変更・払い戻しの処理は、券売機ではできません。払い戻しはみどりの窓口で手続きを行う必要があります。Webサイトで購入した場合は、きっぷの受け取り前に限りWebサイトでも手続きが行えます。

私鉄ではクレジットカードは使えない場合が多いですが、JRならクレジットカードが利用できます。そしてクレジットカードで切符を購入すると、ポイントを貯めることができるので現金払いよりもお得です。