デルタ航空やユナイテッド航空のように有効期限なしでマイルを使うことができる航空会社もありますが、基本的にマイルには有効期限が設けられています。そのため、有効期限が切れる前に使わなければ失効してしまいます。

例えばJALやANAのマイルの有効期限は、それぞれ「36カ月後の月末まで」です。2023年1月搭乗分（利用分）で貯めたマイルがある場合は、そのマイルの有効期限は2026年の1月末です。

事前に有効期限を確認し、貯めたマイルを失効させずに使うことを心がけましょう。

貯まったマイルの有効期限の確認方法は、航空会社によって異なります。

例えばJALのマイルの有効期限は、パソコンもしくはモバイルのWebサイトから会員ログインすることで確認できるほか、24時間自動音声応答「待っテル君」でも確認可能です。

ANAのマイルの有効期限は、パソコンもしくはモバイルのWebサイトからログインし、「ご利用実績照会」から確認できます。

貯まったマイルの交換先としては、航空会社の「特典航空券」がメジャーです。しかし、マイルを特典航空券と交換するためには、交換に必要なまとまったマイルを貯めなければならず、必要なマイルが貯まる前にマイルの有効期限が切れてしまう場合があります。

そのため、有効期限が切れる前に特典航空券分のマイルを貯められない場合は、マイルの別の使い道も検討することが望ましいです。

汎用性の高い交換先には、提携ポイントや電子マネーが挙げられます。どちらも対応店舗であれば現金とほぼ同じような形で支払いに利用できるので、有効期限が切れそうなマイルの交換先としておすすめです。

また、貯めたマイルは各航空会社が用意している商品リストの中からお好きな商品と交換することもできます。もしご自身が欲しいものが商品リストの中にあれば、そちらと交換することもおすすめです。

一例としてJALとANAのマイルで交換できる商品の具体例と交換に必要なマイル数を、以下に表でまとめました（2023年4月現在）。

・JAL

・ANA

上表にまとめた以外にも交換可能な商品の種類は豊富なため、交換したい商品があるかを確認のうえ、検討すると良いでしょう。

航空会社によって異なりますが、マイルにはそれぞれ有効期限が設けられているので、有効期限内に使用する必要があります。有効期限が切れる前に特典航空券分のマイルを貯められない場合は、提携ポイントや電子マネーなどに交換しましょう。

マイルは飛行機に搭乗する以外に、クレジットカードの利用でも貯めることができます。