【確定申告】経費はクレジットカード払いできる?メリットや注意点について解説

リリース日:2023/06/02 更新日:2024/07/17

ここでは、経費はカード払いできるのか、経費をカード払いすることのメリットや注意点などについて説明します。記事を読むことで、経費をカード払いすべきかどうかを適切に判断できるかもしれません。

  1. 確定申告とは?
  2. 経費はクレジットカード払いできる!
  3. 経費をクレジットカード払いするメリット
  4. 経費をクレジットカード払いする際の注意点
  5. 経費をクレジットカードで支払いをして確定申告に向けての手続きを効率化しよう

確定申告とは?

確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得額と納税額を計算して管轄する税務署に申告し、確定させる手続きのことです。個人事業主やフリーランスが主に行いますが、会社員でも副業している方や年末調整をしなかった場合は確定申告を行わなければなりません。

 

手続きを行う期間は、原則として毎年2月16日~3月15日までの1カ月間で、所得税の計算に必要な「所得」は「収入-経費」で算出されます。例えば、収入が400万円で経費が100万円であれば、所得は「400万円-100万円=300万円」となります。

経費はクレジットカード払いできる!

事業を行ううえで必要な「経費」には、以下に挙げるようにいくつもの種類があります。

 

  • 人件費
  • 消耗品費
  • 交際費
  • 旅費交通費
  • 通信費
  • 光熱費
  • 家賃 など

事業の内容によってこれらの費用が発生するかどうかは変わりますが、いずれもカード払いできることがあります。

クレジットカードの利用明細は確定申告に必要?

確定申告をする際には、所得を計算するにあたって経費の支払いを確認する書類が必要になります。

 

経費の支払いを確認する書類には領収証書やレシートなどがありますが、クレジットカードの利用明細も経費の支払いを確認する書類として利用することが可能です。そのため、利用明細はきちんと保管することを心がけましょう。




経費をクレジットカード払いするメリット

経費をカード払いするメリットとしては、主に以下が挙げられます。

 

  • 経費の確認が容易になる
  • 会計ソフトに紐付けることで経理作業の効率化につながる
  • ポイントを貯められる

それぞれのメリットについて、詳しく説明します。

経費の確認が容易になる

上述したように、クレジットカードの利用明細は経費の支払いを確認する書類として利用できます。そのため、経費の支払いをクレジットカードに集約させることで、確定申告に向けての手続きを行いやすくなります。

 

普段どれくらい経費を利用しているか確認したい場合も、クレジットカードの利用明細をチェックするだけで済みます。

会計ソフトに紐付けることで経理作業の効率化につながる

クレジットカードを会計ソフトに紐付けることで、経理作業を効率化できます。クレジットカードと紐付けることで、利用明細を自動で取り込める会計ソフトもあります。

 

また、取り込んだ取り引き一覧からAI予測に基づいた自動仕訳を行うソフトもあります。

ポイントを貯められる

クレジットカードで支払いを行うことによって、ポイントを貯められる場合があります。貯めたポイントは商品や提携ポイントとの交換など、さまざまな使い道があります。

 

事業を行う場合、経費は恒常的に発生するので、クレジットカードで支払いを行うことでポイントを効率よく貯められるのは大きなメリットです。

経費をクレジットカード払いする際の注意点

経費をカード払いする注意点としては、主に以下が挙げられます。

 

  • 年会費が発生するものもある
  • 個人用と事業用でポイントが分散する

それぞれの注意点について、以下で詳しく説明します。

年会費が発生するものもある

クレジットカードの中には、年会費の支払いが必要なものもあります。クレジットカードの種類によって費用は異なりますが、無料のものから、数千円から数万円などさまざまです。

 

経理作業の効率化や付帯サービスの有効活用といった点を踏まえて、年会費を支払う価値があるかどうかを判断しなければなりません。

個人用と事業用でポイントが分散する

経費の支払いを事業用クレジットカードで行うことで、経理の管理が楽になるほか、年会費も経費として計上できるため節税効果もあります。しかし、個人用のクレジットカードと事業用のクレジットカードを保有する場合はそれぞれにポイントが分散されます。

 

ポイントには有効期限が設けられていることがあるので、それぞれのクレジットカードで貯めたポイントの有効期限を把握して期間内に使い切ることを心がけましょう。

経費をクレジットカードで支払いをして確定申告に向けての手続きを効率化しよう

確定申告を適切に行うためには経費をきちんと管理する必要があります。経費の支払いをクレジットカードに集約させることで、経費の管理が楽になるほか、クレジットカードの利用明細は確定申告の手続きに必要な書類としても用いることができます。

経費の支払いを行うためのクレジットカードをお探しの方には、楽天プレミアムカードの付帯カードである楽天ビジネスカードがおすすめです。ビジネス利用に便利なさまざまなサービスも付帯しているので、ぜひご検討ください。

 

基本の還元率は1%(※1)に設定されていますが、楽天ビジネスカードを使って楽天市場でお買い物をすると、楽天カード特典分が「+2倍」(※2)となります。そのため、事業に必要な事務用品や消耗品などを楽天市場で購入し、支払いを楽天ビジネスカードで行うと効率的にポイントを貯められます。

 

また、楽天プレミアムカードを保有している方は楽天ETCカードを無料で申し込みできます。仕事で車を利用する場合はETCカードを保有していれば便利かつ、通行料金で楽天ポイントが貯まるためお得です。

 

また、ビジネスに便利な各種優待を提供している、Visaビジネスオファーを利用できるのもメリットのひとつです。経費の支払いや管理が楽になるだけでなく、ビジネスに役立つサービスも付帯している楽天ビジネスカードの作成をぜひ検討してみてください。

 

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(※1)一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら
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※この記事は2023年4月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 確定申告とは?

    毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得額と納税額を計算して管轄する税務署に申告し、確定させる手続きのことです。

  • 経費をカード払いするメリットは?

    経費の確認が容易になる、会計ソフトに紐付けることで経理作業の効率化につながる、ポイントを貯められる場合があることがメリットといえます。

  • 経費をカード払いするときの注意点は?

    年会費が発生するものもあることや、個人用と事業用でポイントが分散することが注意点といえます。




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川上俊介
この記事を書いた人
川上俊介

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

不動産広告の営業マンを経て、現在はフリーランスのライターとして活動中。 クレジットカードに関する知識を分かりやすく伝えることを目指しています。 私生活でもいろいろなクレジットカードを使い分けながら、自分にとって最適な使い方を模索中。毎月貯まっていくポイントを見ながらその使い方を考えるのが、ひそかな楽しみです。趣味はラーメンの食べ歩きです。

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