クレジットカードは1枚に絞った方が良い?メリットや注意点などを詳しく解説

リリース日:2023/07/04 更新日:2024/08/05

ここでは、クレジットカードを1枚に絞るメリットや絞るときの注意点、選ぶときのポイントなどを紹介します。クレジットカードを1枚に絞るかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

  1. クレジットカードを1枚に絞るメリット
  2. クレジットカードを1枚に絞る際の注意点
  3. クレジットカードを1枚に絞る際のポイント
  4. クレジットカードを1枚に絞るならメリットと注意点を把握しよう

クレジットカードを1枚に絞るメリット

クレジットカードを1枚に絞るメリットは以下のとおりです。

 

  • 暗証番号や利用金額などの管理がしやすい
  • ポイントを貯める先がひとつになるので貯めやすい
  • 年会費の節約に繋がる
  • インビテーションが届きクレジットカードのランクをアップグレードできる場合がある

上記のメリットを順番に解説します。

暗証番号や利用金額などの管理がしやすい

クレジットカードを複数枚保有していると、カードごとに異なる暗証番号を記憶し、どのカードでいくら支払いをしたのかを把握する必要があり、手間がかかります。

 

一方で、クレジットカードを1枚に絞っている場合、暗証番号や利用金額などの管理がしやすくなるというメリットがあります。

 

また、クレジットカードが1枚だけなら、カードの盗難や紛失が発生したときにすぐに気づくことができるので、第三者に不正に利用されるリスクも抑えることができるでしょう。

ポイントを貯める先がひとつになるので貯めやすい

クレジットカードによっては利用金額に応じてポイントが進呈されるサービスがあります。ただし、クレジットカードのポイントサービスはカードごとに還元率が異なります。

 

例えば、楽天カードの場合は利用金額100円につき楽天ポイントが1ポイント進呈され(※1)、1ポイント=1円相当で楽天市場などで利用できます。

 

クレジットカードを複数枚保有していると、カードごとに還元率が異なることに加え、進呈されるポイントが分散され、ポイントを効率よく貯めることが難しくなります。

 

しかし、クレジットカードを1枚に絞っていれば、貯める先がひとつになるので日常的によく利用する店舗でポイント還元率が高いカードや還元率がアップしやすいカードに集中してポイントを貯めることができます。そのため、ポイントを多く貯めたい方は、カードを1枚に絞ることがおすすめです。

 

(※1)一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら

年会費の節約に繋がる

クレジットカードによっては年会費が発生します。年会費とはクレジットカードを利用するために年1回支払う費用のことです。

 

年会費が発生するクレジットカードを複数枚保有していると、カードを維持するための費用がかさんでしまいます。

 

しかし、クレジットカードを1枚に絞っていれば、年会費の節約に繋がります。さらに、1枚に絞ったクレジットカードが年会費永年無料なら、カードの維持費が発生しなくなるメリットもあります。

インビテーションが届きクレジットカードのランクをアップグレードできる場合がある

同じクレジットカードを継続的に利用していると、カード会社からランクの高いカードへの切り替え(インビテーション)の案内が届く場合があります。

 

インビテーションが届く条件はカードによって異なりますが、同じカードを継続的に利用し、支払いの遅延がないと受け取れる可能性があります。ランクをアップグレードすることで利用できる付帯サービスが増える、利用可能枠(限度額)が増える、などのメリットが受けられます。

 

クレジットカードのランクアップをしたい方は、インビテーションについて調べたうえで、カードを1枚に絞り、同じカードを使い続けると良いでしょう。

クレジットカードを1枚に絞る際の注意点

クレジットカードを1枚に絞る際の注意点は以下のとおりです。

 

  • クレジットカードの付帯サービスや優待特典が限定される
  • 保有しているクレジットカードの加盟店でしか支払いができない
  • 破損や磁気不良になった場合、クレジットカードで支払いができない

上記の注意点を順番に解説します。

クレジットカードの付帯サービスや優待特典が限定される

クレジットカードごとに付帯しているサービスや特典は異なります。

 

クレジットカードを複数枚保有していれば、シーンごとにカードを使いわけて、さまざまな付帯サービスや優待特典を活用できる可能性があります。

 

しかし、クレジットカードを1枚に絞ると、複数枚のクレジットカードを保有する場合と比べて、受けられる付帯サービスや優待特典の種類は少なくなります。

保有しているクレジットカードの国際ブランドの加盟店でしか支払いができない

クレジットカードにはカード発行会社とは別に、決済機能を提供している国際ブランドがあり、申込時に選択します。楽天カードの場合、発行会社は楽天カード株式会社、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express(※2)から選べます(※3)。

 

ただし、クレジットカードの国際ブランドは1枚につき1社のみです。

 

クレジットカードを1枚に絞ると、選んだ国際ブランドの加盟店でしか支払いができないため、なるべく加盟店が多い国際ブランドを選ぶようにしましょう。

 

(※2)アメリカン・エキスプレス®のカードは、アメリカン・エキスプレスのライセンスにもとづき楽天カード株式会社が発行・運営しております。
(※3)カードの券面デザインや種類によっては選べない場合もあります。

破損や磁気不良になった場合、クレジットカードで支払いができない

クレジットカードが破損したり、磁気不良になったりすると、店舗での支払いができなくなります。クレジットカードは、カードに搭載されている磁気ストライプやICチップなどを機械で読み込むことで支払いが行われるからです。

 

そのため、クレジットカードを1枚に絞る場合は、カードが利用できなかったときに備えて現金やスマホ決済など、別の支払い方法を用意しておく必要があります。なお、カード破損や磁気不良が起きたときは、カードの再発行を申し込みましょう。




クレジットカードを1枚に絞る際のポイント

クレジットカードを1枚に絞る際のポイントは以下のとおりです。

 

  • 利用できる国際ブランドの加盟店の多さ
  • ポイント還元率の高さ
  • 付帯サービスの充実度

上記のポイントを順番に解説します。

利用できる国際ブランドの加盟店の多さ

店舗によって利用できる国際ブランドは異なります。

 

クレジットカードで選択できる国際ブランドは1枚につき1社までなので、カードを1枚に絞ると、選べる国際ブランドは1つのみとなります。そのため、クレジットカードを1枚に絞るときは加盟店の多い国際ブランドを選ぶと良いでしょう。

ポイント還元率の高さ

ポイント還元率が高いクレジットカードを支払いに利用すれば、効率よくポイントを貯めることができます。

 

クレジットカードのポイント還元率はカードによって異なります。1枚に絞るなら、ご自身が日常的によく利用する店舗やサービスでポイント還元率が高くなるカードを選ぶことで、効率良くポイントを貯められるでしょう。

付帯サービスの充実度

クレジットカードによって付帯するサービスや優待特典は異なります。そのため、クレジットカードを1枚に絞ると、利用できるサービスや優待特典の数が限定されます。

 

クレジットカードを1枚に絞るときは、付帯サービスや優待特典が充実しているカードや、ご自身が利用しやすい付帯サービスがあるカードを選ぶようにしましょう。

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クレジットカードを1枚に絞るならメリットと注意点を把握しよう

クレジットカードを1枚に絞るメリットと注意点は以下のとおりです。

クレジットカードを1枚に絞る場合は、メリットと注意点を把握して、ポイント還元率や付帯サービスなどを比較すると良いです。

 

複数枚保有することで使い分けやどちらかのカードが使えないときの代替利用もできるので、ご自身の状況に合わせて1枚に絞るかを検討しましょう。

 クレジットカードを保有するなら楽天カードがおすすめです。1枚に絞ってカードを利用する、2枚作成して使い分け利用するなど、ご自身の希望するスタイルで利用できるので、ぜひご検討ください。

 

※この記事は2023年6月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • クレジットカードを1枚に絞る場合のメリットは?

    クレジットカードを1枚に絞る場合のメリットは、管理がしやすくなること、ポイントを貯める先がひとつになるので貯めやすくなること、年会費が節約しやすいこと、アップグレードを受けられる可能性が高くなることです。

  • クレジットカードを1枚に絞る場合の注意点は?

    クレジットカードを1枚に絞る場合の注意点は、カードの付帯サービスが限定されること、店舗によってはカードによる支払いができない可能性があること、カードが破損しているとほかの支払い手段が必要なことです。

  • クレジットカードを1枚に絞る場合の選ぶポイントは?

    クレジットカードを1枚に絞る場合の選ぶポイントは、利用できる国際ブランドの加盟店の多さ、ポイント還元率の高さ、付帯サービスの充実度の3つです。




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野田幹太
この記事を書いた人
野田幹太

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

大学卒業後、ライティング事務所に就職。2017年に独立し、フリーライターとして活動。現在は金融・経済系を中心にクレジットカードや投資などの記事も手掛けております。ライティングを行う時には「分かりやすく・読みやすく・おもしろく」を心がけています。

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