一般社団法人日本クレジット協会の「若年層社会人に対するクレジットカードに関するアンケート調査」によると、社会人1年目から5年目でクレジットカードを持っていない方の割合は約7％となっています。

つまり、約93％の方はクレジットカードを1枚は持っていることになります。さらに、本人名義のクレジットカードを2枚以上持っている方の割合は約67％となっており、1人で複数枚のクレジットカードを持っている方も珍しくありません。

また同協会の調査によると、大学生でも約61％がクレジットカードを持っており、そのうち約8割が本人名義のクレジットカードを保有しています。

クレジットカードは、現金にはない多くのメリットがあります。ここからは、クレジットカードのメリットについて詳しく紹介します。

クレジットカードは、支払い額に応じてポイントが貯まる場合があり、種類によってはマイルが貯められるものもあります。

ポイントの使い道はクレジットカード会社によって異なりますが、ショッピング利用分の支払いに充てたり商品と交換できたり、ポイントを加盟店で利用できたりします。カード払いで貯まったポイントを活用すれば節約にも繋がるでしょう。

クレジットカードは、カード利用明細で月々の支払い金額を一目で確認できる場合が多いため、毎月の支出管理が楽になるメリットもあります。

現金払いでは、その都度家計簿に記載したりレシートを保管したりしなければいけませんが、クレジットカードならカード利用明細を簡単な家計簿として利用できます。

また、アプリを無料で提供しているクレジットカード会社もあり、アプリを活用すればカード利用額の照会なども手軽にできます。

楽天カードも「楽天カードアプリ」を提供しており、利用明細の確認や家計簿機能などで、簡単に支出管理ができます。

多くのメリットがあるクレジットカードですが、いくつか注意するべき点もあります。クレジットカードを保有する前に注意点を把握しておきましょう。

クレジットカードには、カード払いができる利用可能枠（ショッピング利用可能枠）が定められています。利用可能枠の上限に達してしまうと、利用分が引き落とされるまで支払いができなくなるので、注意しましょう。

また、1回払いの場合はクレジットカード会社ごとに定められた支払い日にまとめて支払いとなります。 支払い日に支払いが確認できなかった場合は、支払いが完了するまでカード払いができなくなる場合があります。

クレジットカードを便利に活用するためにも、カード利用可能枠や支払い日をしっかりと確認しておきましょう。

クレジットカードでのお買い物は現金が目に見えて減らないため、使いすぎてしまう可能性があります。支払い日には支払い額がまとめて引き落とされるため、残高が足りず、利用した分の金額が支払えないといったことがないように注意が必要です。

利用明細を小まめに確認するなど、ご自身の支払い金額を把握するように心がけましょう。

クレジットカードにはさまざまな種類があります。そのため、初めてクレジットカードを保有する方の中には、選ぶときに迷ってしまう方もいるでしょう。クレジットカードの選び方を紹介するので、参考にしてください。

クレジットカードによって、ポイント還元率は異なります。ポイント還元率が高いクレジットカードほどポイントが貯まりやすくなるため、初めてクレジットカードを保有するならポイント還元率を確認することがおすすめです。

クレジットカードは年会費が無料のものから数万円のものまでありますが、クレジットカードを初めて保有する方は、年会費無料のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。

年会費無料のクレジットカードであれば維持費を気にすることなく、安心して持ち続けられます。

クレジットカードにはさまざまな特典やサービスが付帯しています。クレジットカードを選ぶときは特典やサービスも確認して、利用用途やライフスタイルにあったものを選ぶと、より利便性が高くなります。