クレジットカードの年会費とは、クレジットカードを保有するために毎年クレジットカード会社に支払う費用のことです。例えば年会費1,100円（税込み）のクレジットカードの場合、毎年1,100円（税込み）をクレジットカード会社に支払うことで、クレジットカードを継続的に利用することができます。

多くの場合、年会費が請求されるタイミングは、クレジットカードの種類および入会日によって異なります。

クレジットカードの年会費には、主に以下のような種類があります。

• 有料
• 永年無料
• 初年度のみ無料
• 条件付きで無料

年会費が有料のクレジットカードでは、上述したように毎年決められた金額の年会費を支払う必要があります。年会費永年無料のクレジットカードは、文字どおり年会費が無料なので、何年使い続けても年会費を支払う必要がありません。

年会費が初年度のみ無料のクレジットカードは、クレジットカードを申し込みされた年のみ年会費を支払わずに利用することができます。

条件付きで年会費が無料になるクレジットカードは、設けられている条件次第では年会費永年無料のクレジットカードとほぼ同じような形で利用できます。条件はクレジットカードによって異なるので、公式サイトを確認してください。

また、年会費有料のクレジットカードと無料のクレジットカードでは、付帯するサービスの種類などが異なることもあります。そういった点も踏まえて、どのクレジットカードを選ぶのか判断しましょう。

年会費無料のクレジットカードがおすすめの人には、以下のような人が挙げられます。

• コストをかけずにクレジットカードを持ちたい人
• クレジットカードを保有するのが初めてで使い方に慣れたい人

年会費は毎年発生するものなので、年会費有料のクレジットカードは保有しているだけでコストが発生します。コストをかけずにクレジットカードを持ちたいのであれば、年会費無料のクレジットカードがおすすめです。

また、初めてクレジットカードを保有する場合は、使い方に慣れる期間も必要です。そのようなケースでは年会費有料のクレジットカードよりも、年会費無料のクレジットカードのほうが気兼ねなく保有できます。

年会費無料のクレジットカードを選ぶ場合は、以下に挙げるようなポイントをもとに比較しましょう。

• 年会費無料の種類
• ポイント還元率
• 付帯サービス
• 国際ブランド

それぞれについて、詳しく説明します。

上述したように、年会費無料にもいろいろな種類があります。年会費が永年無料の場合は、年会費を気にする必要はありませんが、条件付きで年会費が無料になるクレジットカードの場合は条件を自然と満たせるかどうかが重要です。条件はさまざまですが、例えば年1回以上利用すれば年会費無料としている場合があります。

条件を自然に満たせそうであれば、年会費永年無料のクレジットカードと同じように考えることができます。

同じ金額の買い物をした場合でも、ポイント還元率が高いクレジットカードを利用しているほうがポイントは貯まりやすいです。

貯めたポイントは商品や提携ポイントと交換したり、クレジットカードのご利用金額に充当したりできます。そのため、よりポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶことで、お得感が増すでしょう。

クレジットカードにはさまざまなサービスが付帯しており、代表的なものとしては以下のような付帯サービスが挙げられます。

• 国内旅行傷害保険
• 海外旅行傷害保険
• 空港ラウンジ利用
• レストランや施設などでの優待

日々生活やイベントごとなどにおいて、有効活用できそうなサービスが付帯しているものを選ぶのがおすすめです。

クレジットカードにはそれぞれ、VisaやMastercardなどの国際ブランドがあり、国際ブランドによって利用できる店舗が異なります。

普段よく行く店舗で利用できる国際ブランドのクレジットカードを選ばなければ、生活の中でクレジットカードを利用する機会が少なくなってしまいます。

クレジットカードの年会費とは、クレジットカードを利用するために毎年クレジットカード会社に支払う維持費です。クレジットカードの中には年会費が有料、または無料のものがあり、条件付きで無料になるクレジットカードもあります。

コストをかけずにクレジットカードを持ちたい方や、初めてクレジットカードを保有するため使い方に慣れたい方には、年会費無料のカードがおすすめです。年会費無料のカードを選ぶ場合は、ポイント還元率や国際ブランドなどをもとにして、比較・検討すると良いでしょう。