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ETCカードの作り方は?作った後の流れや実際にETCを使うために必要なことについても解説
有料道路や高速道路の利用時に便利なETCカード。ここではETCカードの作り方や、おすすめのカードも紹介するので、新たにETCカードを作ろうとしている人はぜひチェックしてみてください。
- ETCカードってどんなカード?
- ETCカードのメリット
- ETCカードはどうやって作る?具体的な申し込みの流れ
- ETCカードを作った後の流れは?実際にETCを使うために必要なこと
- クレジットカードの契約が必要ないETCパーソナルカードとは
- ETCカードの選びかた
- ETCカードはポイントが貯まってメリット豊富なものを選ぼう
ETCカードってどんなカード?
ETCカードとは、有料道路や高速道路の料金を自動的に支払い、スムーズに通過するためのカードです。ETCカードを使用するためには、車載器が必要になります。車載器とは、自動車に取り付けるための無線装置です。単に車載器と呼ばれることもあれば、ETC車載器と呼ばれることもあります。車載器にETCカードを挿入しておけば、料金所で車をとめることなくそのまま通過できます。
もしこれからETCシステムの利用を始めたいということであれば、まず車載器を自動車に設置し、そのうえで支払いに使うETCカードを用意することになります。
ETCカードを利用すれば、料金所で毎回財布を出して料金を支払うという手間がかからず、通過にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。有料道路や高速道路をスムーズに走行できる便利なシステムですので、すでに利用している・利用はしていないけど有名だから知っている、という方も多いかと思います。
ETCカードのメリット
ETCカードのメリットは、料金の支払いがスムーズになるだけではありません。ここではメリットについて詳しく解説します。
ETCマイレージサービス
まずは「ETCマイレージサービス」です。これはETCカードを使って通行料金を支払うと、その支払い額に応じてポイントが付くというもの。インターネットや郵送による登録で利用できます。
ポイントは「還元額」に交換することで、通行料金の支払いに使えます。ポイントのつき方は、高速道路の道路事業者によってさまざまです。例えば、NEXCO東/中/西日本と宮城県道路公社では、10円につき1ポイントが還元されます。ポイントから還元額への交換も道路事業者により異なりますが、NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社では「1,000ポイント→500円分」「3,000ポイント→2,500円分」「5,000ポイント→5,000円分」の3種類があり、還元率は5~10%ということになります
ETC割引
もう1つお得なのが「ETC割引」。高速道路を通行する時間帯によって、通行料金の割引があったり、高い還元額を受け取れたりする仕組みです。具体的には、以下の表のように高速道路会社が実施している割引制度があります。
時間帯割引等 | 企画割引等 | |
NEXCO東日本 |
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NEXCO中日本 |
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NEXCO西日本 |
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首都高速道路 |
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阪神高速道路 |
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本州四国連絡高速道路 |
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※すべての高速道路において障がい者割引および大口・多頻度割引(ETCコーポレートカード利用者対象)あり
また、クレジットカード会社によっては、ETCカード利用に対するポイントを受け取れることがあります。例えば楽天ETCカードなら、通行料金も100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
このようにETCカードを作っておくと、高速道路での料金支払いが簡単になるだけでなく、金銭的なメリットも大きくなります。車載器の設置やセットアップにかかる費用と比較しながら、導入を検討すると良いでしょう。
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ETCカードはどうやって作る?具体的な申し込みの流れ
ETCカードを作る際は、カード会社に申し込みを行います。申し込みの手順としては、通常のクレジットカードの時と同じです。申し込み内容に問題がなければ、通常の場合2週間程度でカードが発行されます。
ただし、クレジットカード自体も新規に申し込みをする場合と、すでにクレジットカードを持っていて追加でETC専用のカードを発行する場合では手順が少し異なります。ここでは、新規で楽天カードを申し込む際にETCカードも申し込みを行う場合と、すでに持っている楽天カードにETCカードを追加して申し込む場合を例に解説します。
新規で申し込みを行う場合
まず新規で楽天カードを申し込む場合、クレジットカードの申し込みと同時にETC専用カードを申し込みます。手順は至って簡単で、楽天カードの申し込み時に、付帯サービスの選択画面でETCカードに「申し込む」を選択するだけです。そうすることでETCカードを発行できます。
追加で申し込みを行う場合
すでに持っている楽天カードにETCカードを追加したい場合は、楽天e-NAVIから申し込むか、自動音声専用ダイヤルで申し込むことができます。楽天e-NAVIの「カードの追加・切り替え」から「ETCカード」をクリックして必要事項を記入すれば、ETCカードを発行できます。新規にクレジットカードを申し込んだ時にETCカードの申し込みを忘れてしまった場合でも、この方法で申し込みが可能です。
自動音声専用ダイヤルからお手続きされる場合は、0120-30-6910(無料)。冒頭のアナウンス終了後、メニューを案内するガイダンスが流れ始めたら、スキップ番号「#5300」を押すとスムーズに進みます。
このように、クレジットカードとの同時発行でも、後からETCカードを追加発行したい時でも、手順は簡単です。
ETCカードを作った後の流れは?実際にETCを使うために必要なこと
ETCカードが実際に手元に届いても、カード単体ではETCを利用することはできません。そこで、どうすれば使えるようになるのか簡単に流れを紹介します。
1.車載器の購入・取り付け
車載器を車に取り付けます。車載器は、自動車ディーラーやカー用品店、自動車整備工場などで購入することができます。取り付けには専門的な技術や知識が必要になりますので、ディーラーやカー用品店などに依頼すると安心です。
2.セットアップ
車載器の取り付けが完了したら、車両情報を車載器に登録するセットアップ作業が必要になります。登録内容は車のナンバープレートなどの車両情報を暗号化したものですが、この作業は高度なセキュリティ処理となるため、登録店で行う必要があります。
登録店は厳しい審査をクリアしており、許可を得た上で車載器のセットアップ作業を行っています。そのため、許可のないお店や、自分自身で登録することはできません。登録店には登録店章が提示されていますが、該当するお店を探す際はこちらのセットアップ店検索を利用すると便利です。
3.ETCカードを車載器にセット
セットアップ作業が完了したら、ETCカードを車載器にセットします。正確に差し込めているか、また、カードの向きにも注意する必要があります。多くの車載器では、正しく差し込めた状態はランプの色が緑色や青色に変わったことで確認でき、誤って挿入した場合はランプが赤色やオレンジ色で点滅する・カーナビにカードの入れ忘れの警告メッセージがでるなどで確認できます。
以上の手続きを経て、ETCカードが使えるようになります。
クレジットカードの契約が必要ないETCパーソナルカードとは
ETCカードにはクレジットカードの契約をしなくても作れる、ETCパーソナルカードというものもあります。これは高速道路株式会社の6社が共同して発行するETCカードで、あらかじめ保証金(デポジット)を預託することが条件になります。
作成には高速道路のサービスエリアなどに設置してある「ETCパーソナルカード利用申込書」に必要事項を記入し、郵送で申し込みます。デポジット金額の振り込み確認後、カードが郵送されます。
ETCカードの選びかた
ETCカードでの支払いで、クレジットカードのポイント還元があるのか、還元率がどのくらいになるのかということも重要です。ETCカードの利用では、ETCマイレージサービスのポイントを貯められますが、さらにお得にするのであれば、クレジットカードでのポイントにもこだわりたいところ。高速道路の利用でいつも使っているポイントが貯まるのであれば、ポイ活の場面が増えることにもつながります。
ETCカードはポイントが貯まってメリット豊富なものを選ぼう
ETCカードを作る際は、カード会社で発行すると、利用金額に応じてクレジットカードのポイントを貯めることができてお得です。そのため、ポイントが貯まりやすくメリットの豊富なものを選ぶのが断然おすすめです。
このテーマに関する気になるポイント!
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ETCカードとは?
ETC車載器にセットして、有料道路での通行料金支払いに使うカードです。
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ETCカードをつくるメリットは?
料金所での支払いが簡単になるほか、通行料金の割引やETCマイレージサービスが受けられます。
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ETCカードはクレジットカードなしで作れるの?
ETCパーソナルカードなら、クレジットカードがなくても、保証金を預けることで作れます。
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ETCカードの作り方は?
保有しているクレジットカードの追加カードとして申し込むか、新規のクレジットカードと同時に申し込みます。
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ETCカードを選ぶときにチェックするポイントは?
年会費や発行手数料、ポイント還元率などがチェックポイントとなります。
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