ETCカードのおすすめ5選!ポイント還元率や発行手数料・年会費無料などの特徴も
カーライフをより便利に、お得にしてくれるETCカードですが、カード会社によってその特徴はさまざまです。この記事では、ETCカードの特徴やメリット、おすすめのETCカードや選ぶポイントについて解説しています。
ETCカードとは?
おすすめのETCカードをご紹介する前に、ETCカードの仕組みを確認しておきましょう。
・ETCとは自動料金支払いシステムのこと
ETCとは「Electronic Toll Collection System」の略称で、自動料金支払いシステムのことをいいます。有料道路の料金所で車を止めて、手渡しで料金を支払うことなく、走行したまま料金所のゲートを通過できます。
・料金はクレジットカードと合算請求
ETCカードの発行元はクレジットカード会社です。利用料金は1カ月分をまとめてクレジットカードの利用料金と合算請求されます。そのため、クレジットカードの支払いが滞ると、ETCカードの利用も制限される可能性があるため注意が必要です。
・ETCカードの3つのメリット
ETCカードを使うメリットは3つあります。
メリット1. 料金所をノンストップで通過できる
ETCカードを車載器に設置しておけば、高速道路などの有料道路において、料金所で一旦停車して料金を支払うことなく、ノンストップで通過できます。
料金を支払う際、小銭を用意しなければならなかったり、お釣りを落としそうになったりとわずらわしい経験をする料金所をスムーズに通過できる点は、メリットといえるでしょう。
メリット2. 割引サービスが受けられる
ETCカードを使用すれば、利用料金の割引サービスが受けられます。割引サービスには以下のようなものがあります。
ETC割引サービス一覧(※2022年1月時点)
深夜割引と休日割引を受けるための手続きは不要で、該当する曜日・時間帯に利用するだけで自動的に適用されますが、平日朝夕割引についてはETCマイレージサービスへの事前登録が必要なため、注意しましょう。
メリット3. ETCマイレージサービスへの登録でポイントが貯まる
ETCマイレージサービスに事前登録しておけば、利用額に応じてポイントを貯めることができます。貯まったポイントは還元額に交換でき、通行料金に利用できます。
クレジットカードのポイントとは別物であるため、ETCマイレージサービスのポイントとクレジットカードのポイントを同時に貯めることが可能です。
ETCカードの作り方
メリットも大きく便利なETCカードですが、その作り方はとても簡単です。ETCカードの作り方について解説します。
・クレジットカードを通じて申し込む
ETCカードは、一般的にクレジットカードを通じて申し込みます。つまり、ETCカードを作るためにはクレジットカードが必要です。
ETCカードの利用料金は後払いのため、利用者の与信情報が必要になります。その信用を保証する意味でも、クレジットカードからの申し込みとなっています。
・申し込みはクレジットカード会員サイトから
ETCカードを申し込む場合は、所有するクレジットカードの会員サイトから申し込みが可能です。楽天カードなら、楽天e-Naviから申し込むことができます。
また、クレジットカードを新規で申し込むときにETCカードの発行を希望することもできます。
・ETCカードの費用
発行元のクレジットカード会社によっては、ETCカードに年会費がかかることもあるので申し込む前によく確認しましょう。
・クレジットカードなしで作れるETCカードもある
クレジットカードを持っていなくても、クレジットカード不要のETCカード、ETCパーソナルカード(通称「パソカ」)を作ることができます。
パソカは、あらかじめデポジット(解約時には返還される保証金)を入金し、デポジットの80%の金額を限度にETCサービスを利用できるETCカードです。デポジットを預けるのでクレジットカードは必要ありません。
ETCパーソナルカードを作成するには、ETCパーソナルカードWebサービスから専用申込書をダウンロードし、必要事項を記入して郵送します。
ETCカードおすすめ5選
ここからは、おすすめのETCカードをご紹介します。自分に合ったカード選びの参考にしてください。
おすすめ1. 楽天ETCカード
楽天カードはETCカードを発行しています。利用額に応じて楽天ポイントが貯まるため、楽天サービスのユーザーにはおすすめのカードです。
●発行手数料:無料
●年会費:550円(楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードは無料)
●ポイント還元率:1.0%
おすすめ2. JCB CARD W
「JCB CARD W」は、ポイントが通常のJCBカードの2倍になるお得なカードです。39歳以下の人を対象としたカードですが、39歳までに作っておけば、40歳以上になっても引き続き利用できます。
●発行手数料:無料
●年会費:無料
●ポイント還元率:1.0%
おすすめ3. dカード
ドコモが発行する「dカード」の特徴は高い還元率です。流通系のカードのため、比較的審査が通りやすいのもメリットです。家族カード1枚につきETCカードを1枚発行できる点もおすすめポイントといえます。
●発行手数料:無料
●年会費:550円(初年度無料、年1回以上の利用で翌年無料)
●ポイント還元率:1.0%
おすすめ4. 三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJニコスが発行する「三菱UFJカードVIASOカード」の還元率は通常0.5%ですが、ETCカードの利用では2倍の1.0%になるお得なカードです。携帯電話やインターネット料金もポイントが2倍になります。新規入会で最大1万円のキャッシュバックがあります。
●発行手数料:1,100円
●年会費:無料
●ポイント還元率:0.5%(ETC利用分は1.0%)
おすすめ5. au PAYカード
KDDIが発行する「au PAYカード」は、汎用性の高いPontaポイントが貯まるカードです。還元率は高く、ETCの利用でも1.0%の還元があります。最短4日程度で発行できる点もメリットです。
●発行手数料:1,100円(発行後1年以内に利用すると割引あり)
●年会費:無料
●ポイント還元率:1.0%
ETCカード選びのポイント
ETCカードには数多くの種類があります。自分に合ったETCカードを選ぶうえで、注目しておきたい3つのポイントについて解説します。
ポイント1. 発行手数料や年会費は有料か無料か?
ETCカードはクレジットカード会社が発行しているので、発行手数料や年会費を決めているのはクレジットカード会社です。そのため、ETCカードといっても完全に無料のものもあれば、費用がかかるものや利用条件付きで無料になるものもあります。
ETCカードを選択する際は、ETCカードの発行自体に手数料や年会費が必要かどうか、十分に確認することをおすすめします。
ポイント2. 還元率はどのくらいか?
利用額に応じて貯まるポイントの還元率についても必ず確認しましょう。ETCの利用では、ETCマイレージサービスのポイントだけでなくクレジットカードのポイントも貯まるため、還元率の高いクレジットカードがお得です。
年会費はかかっても還元率が高いカードであれば、利用頻度が高いほどお得です。反対に利用頻度が低い場合は、還元率は低くても年会費がかからないカードを選びましょう。
ポイント3. どのような特典があるか?
カード会社によっては、ETCカードの利用特典として、さまざまなサービスを提供しています。どういった特典が受けられるかも、カード選びのうえでは重要です。
ETCカードを利用するときの注意点
メリットも多く便利なETCカードですが、利用する際には以下の点に注意しましょう。
・カードを車載器に入れたままにしない
ETCカードは車載器に設置して使用しますが、車から離れる際はカードを入れたままにせず、必ず取り出して携行するように気を付けましょう。入れたままにすると、以下のような危険性があります。
1. カードが劣化し利用時に異常が発生する
ETCカードを車載器に入れたまましておくと、カードが熱によって変形したり、磁気不良を起こしたりする可能性があります。利用時にカード異常が発生すると、料金所のバーが開かず大変危険です。
2. 盗難に遭うおそれがある
ETCカードはクレジットカードの付帯カードであり、車載器に入れるだけで使用できてしまいます。盗まれたETCカードは不正利用される危険性があります。
ETCカードの盗難理由が車内放置であった場合は、不正利用されても補償の対象外です。くれぐれも注意しましょう。
・クレジットカードの使用不能には要注意
ETCカードはクレジットカードと連動するため、利用料金の滞納などでクレジットカードが使用不能になれば同時にETCカードも利用できなくなる可能性があります。
利用停止状態で料金所を通過しようとすると、バーが開かず大変危険です。万が一クレジットカードが使えない場合は、ETCカードも使用しないようにしましょう。また、料金所のレーンにも注意が必要です。「ETC専用レーン」と「一般レーン」を間違えないように気を付けましょう。
まとめ
日常生活に自動車の利用が欠かせない人も多いでしょう。とくに有料道路を通行することが多い人にとっては、ETCカードの利用が利便性を大きく向上させます。数多くのカードの中から、自分にとってよりお得に活用できるカードを選ぶようにしましょう。
楽天カードなら、ETCの利用で楽天ポイントが貯まって大変お得です。貯まったポイントは楽天市場でのお買い物や、楽天グループ各社のサービスにも利用できます。ぜひ検討してください。
このテーマに関する気になるポイント!
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ETCカードとはどんなカード?
ETC(自動料金支払いシステム)を利用するために必要なカードです。自動車の車載器に設置することで、料金所をノンストップで通過できるようになります。クレジットカードを通じて申し込み、利用料金はクレジットカード利用額と合算請求されます。
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ETCカードはどうやって作ればよいの?
クレジットカードの会員サイトから申し込むのが一般的です。クレジットカードを新規で申し込む際、ETCカードの発行もあわせて申し込むことができます。
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クレジットカードなしでもETCカードを作れる?
クレジットカードがなくてもETCサービスを利用したいときは、ETCパーソナルカード(パソカ)を作成する方法があります。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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車上荒らしの話はよく聞くけど、ETCカードも盗まれたら使われてしまうのね…!怖いわ