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クレジットカードの盗難保険とは?適用されない場合や利用手順を紹介
ここでは、クレジットカードの盗難保険についてまとめました。盗難保険が適用されない場合や、盗難保険を利用する手順などを紹介します。クレジットカードの紛失・盗難に備えてぜひ参考にしてください。
- クレジットカードに付帯する盗難保険とは?
- クレジットカードの盗難保険が適用されない場合とは?
- クレジットカードの盗難保険の利用手順
- クレジットカードの紛失・盗難に気づいた場合は速やかにカード会社に連絡しよう
クレジットカードに付帯する盗難保険とは?
クレジットカードには、盗難・紛失などで不正使用の被害にあったときに被害金額が補償される盗難保険が付帯します。
身に覚えのない請求があった場合でも、事前にカード会社に連絡をしていれば被害金額を支払わずに済む可能性があります。
ただし、すべてのケースで盗難保険が適用されるとは限りません。
盗難保険とショッピング保険との違い
クレジットカードにはショッピング保険が付帯されている場合があります。
ショッピング保険は、ご自身がクレジットカードで購入した商品が壊れたり、盗まれたりしたときに補償される保険サービスです。
盗難保険とショッピング保険の主な違いは以下のとおりです。
- 盗難保険…クレジットカードの紛失・盗難後に発生した損害を補償する保険
- ショッピング保険…クレジットカードで購入した商品に発生した損害を補償する保険
盗難保険はクレジットカードを対象とした保険ですが、ショッピング保険はあくまでもクレジットカードで購入した商品に対する保険です。
なお、盗難保険と同様に、カード会社が定めた条件を満たしていない場合はクレジットカードのショッピング保険は適用されません。
クレジットカードの盗難保険が適用されない場合とは?
以下のようなケースでは、クレジットカードの盗難保険が適用されない場合があります。
- クレジットカードの規約に違反している場合
- 警察に届け出をしていない場合
- 補償適用期間ではない場合
- 消費者本人に重大な過失がある場合
上記のケースを順番に紹介します。
クレジットカードの規約に違反している場合
会員規約に違反した状態でクレジットカードを利用していた場合、クレジットカードの盗難保険が適用されないケースがあります。
例えば、次のような行為は規約違反とみなされる可能性があります。
- クレジットカードに署名していない
- クレジットカードを第三者へ貸し出した
クレジットカードが届いたら、まずは会員規約を確認して、カードに署名をしましょう。
警察に届け出をしていない場合
クレジットカードの紛失・盗難に気づいた場合、最寄りの警察署に届け出ると定められている場合があります。警察署に届け出ていない場合は、盗難保険の補償が認められません。
なお、盗難保険の申し込みに警察署名と受理番号が必要になる場合があるので、届け出をしたら控えておきましょう。
補償適用期間ではない場合
クレジットカードの盗難保険は、一般的にカード会社にクレジットカードの紛失や盗難の連絡を行った日から遡って補償適用期間が設定されています。
例えば、楽天カードの場合は連絡をした日から60日前まで遡り、以降に発生した損害を補償します。つまり、それ以前に発生した損害は補償されません。
クレジットカードの紛失・盗難に気づいたら、カード会社に速やかに連絡しましょう。
利用者本人に重大な過失がある場合
クレジットカードの利用者本人に重大な過失があるとみなされると、適用されないことがあります。
例えば、次のようなケースでは盗難保険が適用されない可能性があります。
- 消費者の故意や過失により第三者に暗証番号が知られてしまった
- 住所や氏名などに変更が生じているにもかかわらず変更事項を届けていない
- カード情報を記したメモが盗まれた
- 暗証番号がわかりやすい
盗難保険は、あくまでもご自身に非がない場合に補償される保険と覚えておきましょう。
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クレジットカードの盗難保険の利用手順
クレジットカードの盗難保険の利用手順はカード会社によって異なりますが、大まかな流れは以下のとおりです。
- カード会社に連絡する
- 警察に遺失届出書を提出する
- 身に覚えのない請求に関する調査に対応する
- 必要な書類に記入と捺印をして返送する
- 適用と判断されれば身に覚えのない請求が免除される
上記の手順を順番に紹介します。
1.カード会社に連絡する
クレジットカードを紛失・盗難された場合はカード会社の窓口に連絡しましょう。楽天カードの場合は以下のとおりです。
カード会社に事情を説明して、クレジットカードの利用を停止してもらいましょう。なお、紛失・盗難の連絡後にクレジットカードが見つかった場合、そのまま利用はできないため再発行の申請を行います。
(※)渡航先からはコレクトコールでお電話してください。
2.警察に遺失届出書を提出する
クレジットカードの紛失・盗難に気づいたら、身に覚えのない請求がなくても、警察に遺失届出書を提出します。警察署が遠い場合は交番でも問題ありません。
盗難保険の申請に必要になる場合があるので、遺失届出書を提出した警察署名と受理番号を控えておきましょう。
3.身に覚えのない請求に関する調査に対応する
カード会社にクレジットカードの紛失・盗難の連絡を行うと、カードの利用状況を調査されます。カード会社から身に覚えのない請求に関するヒアリングが行われたり、書類の提出が求められたりする場合があるので対応しましょう。
4.必要な書類に記入と捺印を行い返送する
カード会社から届いた保険申請書類に必要事項の記入・捺印をして返送します。なお、海外で被害に遭った場合には、パスポートのコピーや現地警察への届け出を行ったポリスレポートなどが必要な場合があります。
返送が遅れると保険申請期間を過ぎてしまう可能性があるので、早めに対応しましょう。
5.適用と判断されれば身に覚えのない請求が免除される
保険申請書類に不備がなく、保険会社による保険の適用可否判断により適用と判断されれば、身に覚えのない請求が免除されます。
クレジットカードの紛失・盗難に気づいた場合は速やかにカード会社に連絡しよう
クレジットカードには盗難保険が付帯されており、補償期間内に発生した身に覚えのない請求は免除される可能性があります。そのため、紛失・盗難に気づいたら、速やかにカード会社に連絡しましょう。
ただし、すべてのケースで盗難保険が適用されるとは限りません。
なお、セキュリティ対策の充実したクレジットカードを利用したい方には楽天カードがおすすめです。
楽天カードには、24時間365日体制で稼働する「不正検知システム」や不正使用に気づきやすくなる「カード利用お知らせメール」などの機能があります。
安心してクレジットカードを利用したいとお考えの場合は、ぜひ楽天カードをご検討ください。
※この記事は2023年9月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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クレジットカードの盗難保険とは?
クレジットカードの盗難保険とは、クレジットカードを紛失したり、盗難にあったりした場合に身に覚えのない請求が免除される保険です。
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身に覚えのない請求は盗難保険で必ず免除される?
カード会社が定めた規約に違反したり、カード会社が適用できないと判断したりすると、身に覚えのない請求は免除されません。
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クレジットカードの紛失・盗難に気づいたらまず何をする?
まずはカード会社に連絡してカードの利用停止を申請し、警察署や交番に遺失届出書を提出してください。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
安心してお買い物するためにも、盗難保険の仕組みを理解しておきたいわね!