一般的に、クレジットカードを利用するためには利用金額の引き落とし先となる銀行口座の登録が必要です。

ただし、中には銀行口座を登録せずに利用できるクレジットカードも一部存在します。その場合は店頭での支払いなど、カード会社が設けている口座振替以外の方法で支払うことになります。

銀行口座の登録をせずにクレジットカードを利用する場合は、下記3つのポイントに注意してください。

• 申し込めるクレジットカードが限られる
• 支払いを忘れてしまう可能性がある
• 支払い方法によっては手数料が発生する

以下でそれぞれの注意点の内容を解説します。

クレジットカードの利用金額の支払い方法は、銀行口座からの引き落としとされていることが多いです。銀行口座の申し込みをしたばかりで口座開設が完了しておらず、クレジットカードの引き落とし口座の登録が済んでいない場合、一時的にほかの支払い方法を選択できるケースもあります。しかし、最終的には口座振替で支払うのが一般的です。

銀行口座の登録をせずに利用できるクレジットカードも一部存在はするものの、選択肢は限られてしまいます。銀行口座の登録不要で利用できるクレジットカードはあくまで例外で、基本的には口座振替になると思って良いでしょう。

クレジットカードの利用金額を口座振替で支払う場合、支払い日に自動的に請求金額が銀行口座から引き落とされます。

しかし、口座振替以外の方法で支払う場合は、「振込みの手続きをする」「店頭に足を運ぶ」など支払いのために指定された場所へ自ら足を運ぶ必要があります。そのため、場合によっては支払いを忘れてしまう可能性があります。

支払い日を忘れて延滞すると遅延損害金が発生したり、クレジットカードの利用が停止されたりすることもあるので気をつけましょう。

支払い方法によっては、手数料が発生する場合があります。例えば、コンビニでクレジットカードの利用金額を支払うときは、多くの場合手数料を支払わなければいけません。

一方、口座振替は手数料不要で支払えるケースが多いです。手数料を節約するためにも、銀行口座の登録は早めに済ませておくと良いでしょう。

口座振替は、「支払い忘れを防ぎやすくなる」「コンビニやATMに足を運ばずに支払える」など便利な支払い方法です。数ある支払い方法の中でも利便性が高いため、特別な事情で銀行口座を開設できない方でない限り、銀行口座の登録をせずにクレジットカードを利用するメリットは少ないといえます。

そのため、支払い方法に特にこだわりがなければ、クレジットカードの利用金額は口座振替で支払うことをおすすめします。

クレジットカードの利用金額は、口座振替で支払うのが一般的です。銀行口座の登録は申し込みの手続きをするときに行う場合が多いので、申し込み前に支払い用の銀行口座を決めておくことをおすすめします。

また、特別な事情で銀行口座を開設できない場合は、銀行口座の登録が必要かどうかを確認してからクレジットカードの申し込みをしましょう。