一般社団法人日本クレジット協会が2020年に行った調査では、大学生の60％以上がクレジットカードを保有しているという結果が出ました。クレジットカードは利便性に優れており、現金払いにはない付加価値があるのが魅力的です。

オンラインショッピングや旅行、留学の際にも活躍するので、学生のうちからクレジットカードを保有しておくことはおすすめです。

学生がクレジットカードを申し込むときのポイントとしては、主に以下のことが挙げられます。

• 年会費無料
• 学生割引特典・サービス
• ポイント還元率の高さ
• 旅行傷害保険の有無

年会費は、クレジットカードを利用するために必要な維持費です。学生は社会人よりもお金に余裕がない場合もありますが、年会費無料のクレジットカードを選べば、維持費を気にせずにクレジットカードを保有できます。

また、クレジットカードにはさまざまな特典やサービスが付帯しており、その内容はカードによって異なります。学生だからこそ活用しやすい特典やサービスが付帯されたカードを選ぶのがおすすめです。

クレジットカードで支払うと、金額に応じてカード会社から進呈されるポイントが貯まる場合があります。貯まったポイントはカードの月々の支払いに充当したり、商品や提携ポイントと交換したりできるケースもあるため、なるべくポイント還元率が高いカードを選ぶのがおすすめです。

学生の間は、長期休暇などを利用して友人と旅行に行く機会もあると思います。旅行傷害保険の付帯しているクレジットカードを保有していれば安心でしょう。（※1）

（※1）保険の適用には一部利用条件等が設定されている場合もあります。

学生向け・学生専用クレジットカードの特徴としては、海外旅行傷害保険の付帯や学生カードならではのポイント制度など、学生向けの優待・特典があることが挙げられます。

学生であれば無条件でポイント還元率がアップしたり、学生に人気の店舗やサービスをお得に利用できたりするカードもあるため、対象のクレジットカードを活用することでさまざまなメリットを享受できるでしょう。

カード会社によって異なりますが、学生がクレジットカードを作るための必要書類はおおむね以下のとおりです。

• 本人確認書類（運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど）
• 引き落とし口座の情報がわかるもの（通帳など）

クレジットカードを申し込む場合は、あらかじめこれらの書類を用意しておくとスムーズに進めやすいでしょう。なお、学生証で学生であることの証明はできますが、クレジットカードを申し込む際の本人確認書類としては使用できないことが多いので注意が必要です。

学生でもクレジットカードに申し込むことは可能です。前述のとおり、実際に大学生の60％以上がクレジットカードを保有していることが調査でもわかっています。

学生がクレジットカードを保有する場合は、年会費やポイント還元率などを比較検討の材料にしてみましょう。