楽天カードの限度額はいくら?一時的に上限を上げる方法も解説
クレジットカードの仕組みとは?ポイントが貯まる理由とその使い道もわかりやすく紹介!
クレジットカードは「ポイントが貯まること」が大きなメリットですが、ポイントが貯まる仕組みまでは知らない人もいるのではないでしょうか。クレジットカードをより賢く使うために、ここでは、ポイントが貯まる仕組みやその使い道などを紹介します。
- クレジットカードとは
- カード決済の基本的な仕組み
- 決済を利用するメリット
- カード決済を利用するときのデメリット
- クレジットカードのポイントプログラムとは
- 貯まったポイントの使い道は?楽天カードを例に見てみよう
- クレジットカードでポイントが進呈される仕組み
- ポイントを貯めるなら、おすすめは楽天カード!
- まとめ
クレジットカードとは
クレジットカードとは、お店で商品やサービスを購入するときに、現金の代わりとして支払いに利用できるカードです。クレジットカードでの支払代金は「後払い」という扱いになります。購入時点では一旦カード会社に代金を立て替えてもらい、購入者は後日カード会社に対して立て替えてもらった代金を支払う仕組みです。
店頭においてカードのみで支払いが完了するという手軽さから、世界中で普及している支払方法です。
カード決済の基本的な仕組み
クレジットカードの基本的な仕組みは「消費者(カード利用者)」「お店(カード加盟店)」「クレジットカード会社」の3者間で成立し、以下のようなやり取りが行われています。
- 消費者がクレジットカードを使用して商品・サービスを購入する
- クレジットカード会社がお店に利用代金の立て替えを行う
- 消費者がクレジットカード会社に1カ月分の立て替え金を支払う
それぞれ詳しく解説します。
1. 消費者がクレジットカードを使用して商品・サービスを購入する
消費者がクレジットカードを利用してお店で商品を購入すると、クレジットカードの利用情報がクレジットカード会社に届きます。この時点では実際にお金の動きはありません。
2. クレジットカード会社がお店に利用代金の立て替えを行う
クレジットカードの利用情報がクレジットカード会社に届くと、クレジットカード会社からお店に利用代金の立て替えが行われます。
このとき、お店はクレジットカード会社に所定の手数料(加盟店手数料)を支払うのですが、実際には手数料が差し引かれた金額がクレジットカード会社から加盟店に立て替え分として支払われます。
一見、加盟店にとってはメリットがないように感じられますが、現金を持っていない消費者にもお買い物をしてもらえることで集客に繋がったり、売上の管理や精算業務の効率化ができたりといったメリットがあります。
3. 消費者がクレジットカード会社に1カ月分の立て替え金を支払う
後日、消費者はクレジットカード会社ごとに定められた支払日に、利用金額をまとめて支払います。支払いの方法はさまざまですが、代表的なものは登録口座からの引き落としとなるので、覚えておきましょう。
なお、クレジットカードは毎月の締め日(クレジットカードの利用額を集計する日)を1サイクルとして、締め日を含めた1カ月の利用代金が支払日に請求されます。
「締め日」と「支払日」はクレジットカード会社ごとに異なるので、クレジットカードを利用する場合は、しっかりと把握しておきましょう。
決済を利用するメリット
カード決済を利用すればさまざまなメリットを得られます。ここでは、カード決済を利用する主なメリットは次のとおりです。
- 現金がなくても支払いが可能
- ポイントによる還元を受けられる場合がある
- 支払方法を選べる
- 利用履歴を管理しやすい
1つずつ詳しく説明していきます。
現金がなくても支払いが可能
現金決済の場合は、欲しいものがあっても手持ちのお金がなければ購入できませんが、クレジットカードは後払いとなるため、手持ちのお金がなくてもお買い物ができます。
また、クレジットカードはスマホ決済に対応している場合もあります。その場合、ちょっとしたお買い物ならスマートフォン1台で支払いまで完結できるため便利です。
ポイントによる還元を受けられる場合がある
クレジットカードは、決済額に応じてポイントが貯まる場合があります。ポイントプログラムはクレジットカード会社によって異なりますが、ショッピング利用分の支払いに充てられたり商品と交換できたりと、さまざまな使い道が用意されています。
そのため、ポイント還元率が高いクレジットカードであれば、受けられる恩恵も大きくなるでしょう。
支払方法を選べる
クレジットカードは、1回払い・分割払い・リボ払いの3つから、自分の状況にあわせて支払方法を選べることもメリットです。
例えば、1回払いが難しい高額な商品でも、分割払いで決済すれば1度の支払い負担を減らすことができます。
ただし、分割払いやリボ払いを使用するときは支払いの目処を付け、手数料も考慮したうえでの計画的な利用が必要です。
利用履歴を管理しやすい
クレジットカードを利用した履歴はすべて自動で記録されます。利用履歴は、定期的に郵送される明細書や会員専用のオンラインページ、スマホのアプリなどで確認できます。
日々の支払いをクレジットカードにまとめることで、利用明細を家計簿の代わりにできるので、家計管理が楽になるでしょう。
|
|
カード決済を利用するときのデメリット
クレジットカードでの決済は、お買い物でポイントが貯まったり支払方法を選択できたりとメリットが多いですが、利用するときはいくつかデメリットもあるので、覚えておきましょう。
- 支払方法によっては手数料が発生する
- 使いすぎる可能性がある
- 盗難や紛失、不正使用などの被害にあう可能性がある
- 分割払いやリボ払いで完済までに時間がかかる場合がある
支払方法によっては手数料が発生する
クレジットカードは1回払いのほかに、リボ払いや分割払いなどの支払方法を選択できます。リボ払いや3回以上の分割払いは手数料が発生する場合があるので、利用するときは注意しましょう。
また、すべての支払いがリボ払いの対象になるわけではないので、事前にクレジットカード会社の公式サイトを確認してください。
無計画に利用してしまうと手数料が膨らんでしまう可能性があるため、計画的に利用するように心がけましょう。
使いすぎる可能性がある
クレジットカードの利用金額は、毎月の支払日にまとめて精算されるので、現金とは違い利用したタイミングでは目に見えてお金が減りません。利用金額を把握していなければ使いすぎてしまう可能性があるので、注意しましょう。
使いすぎを防ぐためには、クレジットカードの利用明細を小まめに確認して、利用金額を把握しておくことが大切です。アプリ上で利用明細や金額などを確認できることも多いので、このようなサービスを利用するのもおすすめです。
盗難や紛失、不正使用などの被害にあう可能性がある
一般的なクレジットカードには、カード番号や保有者の名前などの重要な個人情報が記載されているので、取り扱いには注意が必要です。
近年では、セキュリティの観点からこれらを印字しないタイプのカードも出てきていますが、まだまだ少数派といえます。
他人に勝手に悪用されてしまう危険性があるため、クレジットカードをなくしてしまった場合は、すぐにカード会社に連絡をしてカードの機能を停止してもらいましょう。
また、利用履歴を確認して身に覚えのないお買い物があった場合は、不正使用の被害にあっている可能性があります。知らないうちにカードの情報を盗まれて悪用されている可能性があるので、この場合もすぐにカード会社に連絡をしましょう。
なお、カードの紛失は比較的気付きやすいものですが、不正使用は普段から利用履歴を見直していないと気付きにくいものです。使いすぎ防止も兼ねて、定期的に履歴を見る習慣を付けておくと安心でしょう。
分割払いやリボ払いで完済までに時間がかかる場合がある
分割払いやリボ払いを使えば、毎月請求される金額をある程度コントロールできますが、それらの仕組みをよく理解していないと逆に家計の圧迫に繋がります。
これらの支払方法は「カード会社に立て替え金の返済を待ってもらっている状態」のため、支払いが長期間にわたると、手数料が想像以上に膨れ上がってしまいます。
残高が増えると、いつまでも支払いが終わらずカード会社からの借入を抱え続けることにもなりかねません。カード会社からの案内や説明をよく読み、しっかりと仕組みを理解したうえで慎重に利用しましょう。
クレジットカードのポイントプログラムとは
クレジットカードのポイントプログラムとは、クレジットカードでの支払いで、利用額に応じてポイントが進呈されるサービスです。いつものお買い物での支払いをクレジットカードに変えることで、現金払いにはないポイントがもらえます。
進呈されるポイントの数は、カード会社の規定にもとづいた「還元率」に準じて決まります。例えば、クレジットカードで100円の支払いを行ったときに1円分のポイントがもらえるという場合、還元率は1%です。還元率はカード会社によってさまざまですが、一般的には、還元率が1%であれば高還元率のカードだといえるでしょう。
カード会社によっては、新規入会時にポイントをプレゼントするところや、期間によってポイントアップキャンペーンを行っているところもあります。クレジットカードを申し込む時期や利用するタイミングを見すえることで、よりお得にポイントがもらえるかもしれません。
貯まったポイントは、それぞれのカード会社によって決められた用途で使うことができます。例えば、ポイント数に応じて商品券や賞品と交換できるケースが一般的ですが、ほかにも家電量販店や携帯電話会社など他社のポイントに交換したり、飛行機の搭乗に使えるマイルに交換したりすることもできます。
貯まったポイントの使い道は?楽天カードを例に見てみよう
クレジットカードを利用して貯まったポイントの具体的な使い道を、楽天カードの場合で見ていきましょう。
【使い道1】楽天関連サービスで使う
楽天市場、楽天トラベル(宿泊費、高速バス、レンタカー代など)、ラクマ(フリマアプリ)、楽天銀行の振込手数料を払う、楽天モバイル(月額料金)、Rakuten TV・Rakuten Musicなどの月額課金・購入・レンタル代金など
楽天関連サービスなら、全額をポイントで払った場合でも、新たに楽天ポイントが進呈されます。どんどん使っていきましょう。
【使い道2】お店で使う
楽天ポイントカードが使えるお店で、ポイントを支払いに充てることができます。
楽天ポイントカードが使えるお店は、コンビニやスーパー、ドラッグストア・量販店・飲食店など多岐にわたります。普段よく利用しているお店が対応しているかどうかを、確認しておくと良いでしょう。
【使い道3】ほかのポイントに交換する
楽天ポイントは、電子マネーの「楽天Edy(ラクテンエディ)」(※)へのチャージや、ANAマイルへの交換などに利用できます。
楽天Edyにチャージして使えば、楽天ポイントが使えるお店よりもさらに幅広いお店のお買い物に利用できるうえに、楽天ポイントが貯まるお店で楽天Edyを利用するとポイントを二重取りできるようになります。
※「楽天Edy(ラクテンエディ)」は、楽天グループのプリペイド型電子マネーサービスです。
【使い道4】ふるさと納税に使用する
寄附額に応じて、食品や地域の名産品などが返礼品としてもらえる「ふるさと納税制度」で、貯まったポイントを利用できます。また、楽天会員様は、楽天ふるさと納税で納税(寄附)した場合、納税(寄附)金額に応じて楽天ポイントが進呈されます。
【使い道5】楽天ペイの支払いに使用する
キャッシュレスサービスの楽天ペイでは、楽天ポイントを使って支払いができます。ポイントは1ポイント単位で利用可能で、期間限定ポイントも使えます。オンラインだけでなく、コンビニエンスストアなどの身近なお店でも使えるので便利です。
クレジットカードでポイントが進呈される仕組み
クレジットカードを使うことでポイントがもらえる仕組みについて解説します。
加盟店手数料がポイントとして還元される!
お店(カード加盟店)がクレジットカード会社に払う加盟店手数料のうちの数%が、ポイントとして消費者(カード利用者)に還元されているのです。
消費者(カード利用者)側からすれば、現金払いでは得られないポイントをもらえるというのは、クレジットカードならではのメリットです。また、クレジットカード会社からしても、消費者(カード利用者)が増えればそのぶん加盟店手数料による収益を増やすことができるため、ポイントを還元しても結果的にはカード会社の利益が生まれることになります。
なお、ポイントとして還元される「還元率」とは、利用額に対してポイントが還元される割合のことです。
加盟店手数料とポイントの例
加盟店手数料とポイント還元について、以下の例を見ながら確認していきましょう。
クレジットカードの利用金額 | 1,000円 |
加盟店手数料 | 1,000円×3%=30円 |
1ポイント=1円相当とした場合に、 還元されるポイントの相当額 |
1,000円×1%=10円 |
お店でクレジットカードを利用して1,000円分のお買い物をした場合、「加盟店手数料は30円」「ポイント還元の相当額は10円」となります。すなわち、30円の加盟店手数料のうち10円相当分が、カード利用者にポイントとして還元され、残りの20円分はクレジットカード会社の利益となります。
クレジットカードの還元率はさまざま
カード利用者にとって還元率は気になるところですが、クレジットカードの還元率は、カード会社やクレジットカードの銘柄によってさまざまです。クレジットカードの還元率の例として、以下の表を見てみましょう。
クレジットカードの還元率の例
還元率 | 1% | 0.5% |
進呈されるポイント数 | 100円で1ポイント | 200円で1ポイント |
還元率が高いほど多くのポイントを貯められるので、クレジットカードを選ぶときには還元率の高さをチェックすると良いでしょう。
ただし、還元率をチェックするときには、1ポイント=1円相当としていないクレジットカード会社もあるので、気を付ける必要があります。「1ポイントあたりの価値がいくらになるのか」という点も確認したうえで、還元率を比較するようにしましょう。
ポイントを貯めるなら、おすすめは楽天カード!
クレジットカードで貯めたポイントの使い道は、前述したように多岐にわたっており便利です。ポイントをより効率良く貯めたいという人におすすめしたいのが、楽天ポイントが貯まりやすい楽天カードです。通常のポイントの還元率が1%で、100円ごとに1ポイントが進呈されます。(※)また、楽天関連のサービスで利用することでポイントの還元率がアップするので、より多くのポイントを貯めることができます。
※一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳しくはこちら
例えば、楽天市場でのお買い物や支払いを楽天カードにすると、 ポイント還元率が3%(※1)になります。また、SPU(スーパーポイントアッププログラム)などのキャンペーンを活用すると、楽天グループの各サービスを使えば使うほど、楽天市場のお買い物でポイント倍率が上がります。インターネットショッピングをよく利用する人は、いつものお買い物を楽天市場に切り替えるだけで、効率良くポイントを貯めることができるでしょう。さらに、楽天市場では、期間によってポイントアップキャンペーンが展開されており、通常よりも多くのポイントを貯めることが可能です。
また、楽天カードの利用で貯まったポイントは、1ポイント1円相当として、楽天ポイントカードの加盟店(※2)で支払いに使うことができます。楽天ポイントカードが使えるお店には、コンビニやファーストフード店、楽天グループの旅行会社や銀行など多岐にわたっているため、ポイントを無駄にすることなく幅広い使い道で活用できるでしょう。ほかにも、楽天銀行の振込手数料に充てたり、「楽天Edy(ラクテンエディ)」(※3)という電子マネーにチャージして使ったりできます。
ポイントが貯まりやすく、使い方も豊富な楽天カードを1枚持っておけば、さまざまなシーンで賢くお得にポイントを貯めて活用できるでしょう。
※1 楽天カード利用3%の内訳は、楽天カード通常分1%・楽天市場ご利用分1%・楽天カード特典分1%となります。
・楽天カード通常分については、楽天市場でのカードご利用額100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
・楽天市場ご利用分については、楽天市場よりポイント進呈されます。詳細は楽天市場ホームページよりご確認ください。
・楽天カード特典分は、楽天市場でのカードご利用額(消費税・送料・ラッピング料除く)100円につき1ポイント(期間限定ポイント)となります。
楽天市場ご利用分および楽天カード特典分については、楽天市場で開催中のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の特典となります。特典進呈には上限や条件がございます。詳細はこちら
※2 一部、ご利用いただけないお店がございます。
※3 「楽天Edy(ラクテンエディ)」は、楽天グループのプリペイド型電子マネーサービスです。
まとめ
ここまで、クレジットカードを利用して得られるポイントの仕組みについて解説しました。現金払いでは得られないポイントの恩恵を受けられることは、クレジットカードを持つうえでの大きなメリットでしょう。今まで払う一方だった光熱費や公共料金などの支払いでも、ポイントで還元が受けられます。よりお得にやりくりするためにも、クレジットカードを持つことをおすすめします。
※この記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
-
クレジットカードとは?
クレジットカードとは、お店で商品やサービスを購入するときに、現金の代わりとして支払いに利用できるカードです。
-
クレジットカードの仕組みは?
クレジットカードの基本的な仕組みは「消費者(カード利用者)」「お店(カード加盟店)」「クレジットカード会社」の3者間で成立し、以下のようなやり取りが行われています。
1. 消費者がクレジットカードを使用して商品・サービスを購入する
2. クレジットカード会社がお店に利用代金の立て替えを行う
3. 消費者がクレジットカード会社に1カ月分の立て替え金を支払う -
クレジットカードのポイントプログラムとは?
クレジットカードのポイントプログラムとは、クレジットカードでの支払いで、利用額に応じてポイントが進呈されるサービスです。
この記事をチェックした人におすすめの記事 |
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
貯まったポイントの使い道はたくさんあるのね!