楽天カードの限度額はいくら?一時的に上限を上げる方法も解説
クレジットカードが使えない?利用停止になる原因と、解除する方法を解説
クレジットカードが突然使えない状態になってしまった場合、「有効期限切れ」や「支払いの滞納」以外にも様々な原因が考えられます。今回は、クレジットカードが使えなくなる主な原因や、利用停止を解除する方法について解説します。
- カードが突然使えない!?クレジットカードが使えなくなる原因
- クレジットカードの利用停止を解除する方法は?
- セキュリティが働いてクレジットカードが使えない状態になることも
- クレジットカードが使えなくなったら、まずは落ち着いて原因を見つけよう
カードが突然使えない!?クレジットカードが使えなくなる原因
クレジットカードが突然使用できなくなってしまう原因にはどのようなものがあるでしょうか。クレジットカードが使えなくなる主な原因についてご紹介します。
クレジットカード停止の原因(1)利用可能額を超えた
クレジットカードには、利用可能額が設定されています。この金額を超えて利用しようとすると、クレジットカードが使えなくなります。利用可能額をお忘れの方は、契約書類やカード会社の会員ページからご確認ください。最初の契約時に、必ず利用可能額が設定されています。
例えば、利用可能額が50万円と設定されているクレジットカードであれば、最大50万円まで利用できるということです。この場合、利用可能額のうち30万円まで利用している状態であれば残りの利用可能額が20万円ありますが、50万円まで利用してしまうとそれ以上利用することができません。
このように、あらかじめ設定されている利用可能額を超えてしまうと、特別な連絡なしに突然クレジットカードが使えなくなってしまうことがあります。利用可能額を把握し、その金額を超えてしまうことのないようにクレジットカードを利用しましょう。
クレジットカード停止の原因(2)クレジットカードの有効期限が切れていた
クレジットカードにはそれぞれ有効期限が設定されています。クレジットカードの有効期限が切れていた場合は、利用することができません。有効期限が近付くと、カード会社は有効期限の更新されたクレジットカードを登録されている住所に郵送します。例えば楽天カードの場合、新しい有効期限のものを有効期限満了月の前月下旬から満了月の初旬頃に登録されている住所に送付しています。登録されている住所が間違っていると届きませんので、正しい住所が登録されているか確認しておきましょう。
クレジットカード停止の原因(3)暗証番号を複数回間違えてしまった
クレジットカードの申し込み時や新規登録時、契約者が任意の暗証番号を設定しています。暗証番号が必要な取引では、セキュリティ上、正しい暗証番号が複数回入力されないとロックがかかるようになっています。そのため、暗証番号を複数回間違えてしまった場合は、クレジットカードが使えなくなってしまうのです。
クレジットカード停止の原因(4)クレジットカードの切り替えを行った
例えば、楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替えるなど、カードの種類を切り替えて再発行された場合、以前のクレジットカードは使用できなくなります。この場合は、新しく切り替えされたクレジットカードを使用しましょう。
クレジットカード停止の原因(5)支払いを滞納していた
クレジットカードの支払いを滞納した場合、クレジットカードの利用が停止されることがあります。毎月の利用額を金融機関からの自動引き落としにしている場合、口座の残高が不足していると引き落としがされず、クレジットカードの利用がとめられてしまうことがあります。毎月の引き落とし日の前営業日までには、口座の中に余裕を持ってお金を入れておくことをおすすめします。
ほかにも、コンビニ払いを選択していたものの支払い日をつい忘れてしまい、うっかり滞納してしまうこともあるでしょう。そうならないために、口座登録することをおすすめします。口座を登録したら、毎月の引き落とし日にきちんと間に合うように口座に入金しましょう。
また、あわせて確認したいのが、携帯電話番号などの連絡先に正しい情報を登録しているか、ということ。カード会社から連絡があるかもしれないので、こちらの確認も忘れずに行いましょう。
クレジットカード停止の原因(6)規約違反をしていた
クレジットカードの規約違反を行った場合、利用停止になる可能性があります。例えば、換金目的に商品を購入してショッピング枠を現金化していた場合などです。規約違反とならないよう、クレジットカードを正しく利用するようにしましょう。
クレジットカードの磁気不良で突然使えなくなることも
このほか、カード本体の磁気不良によってクレジットカードが使えなくなることもあります。クレジットカードの磁気データは、携帯電話やバッグの磁石など磁気を帯びているものに近づけると破損してしまうことがあります。店舗レジやATMでクレジットカードの読み取りができず使えない場合は、磁気不良の可能性が高いです。
磁気不良の場合、カード会社に連絡して、クレジットカードの作り直しの手続きが必要になります。クレジットカードと磁気を帯びているものを一緒に保管しないように注意しましょう。
クレジットカードの利用停止を解除する方法は?
(1)利用可能額を超えた場合
利用可能額を超えてしまったためにクレジットカードが停止されている場合には、利用可能枠を引き上げることで対処できます。利用可能枠の引き上げには、一時的な引き上げと継続的に引き上げるものの2種類があります。海外旅行や新生活などで一時的にカード利用額が増える場合には一時的な引き上げ、今後も利用可能額を超えそうなら継続的な引き上げを検討しましょう。
なお、楽天カードでは、会員サイト「楽天e-NAVI」から利用可能枠の引き上げを申し込むことができます。ただし、引き上げを希望した際には審査がされるため、審査の結果次第では、必ず引き上げられるとは限らないと覚えておきましょう。
(2)クレジットカードの有効期限が切れていた場合
有効期限の切れているクレジットカードを利用することはできません。そのため、カード会社から送付された新しい有効期限のクレジットカードを利用しましょう。新しい有効期限のクレジットカードが届かない場合、登録されている住所が間違っている可能性があります。登録されている住所を確認してから、カード会社へ問い合わせてみましょう。なお、クレジットカードによっては実店舗で更新手続きのできるものがありますので、その場合は実店舗で更新手続きを行いましょう。
(3)暗証番号を複数回間違えてしまった場合
暗証番号を複数回間違えてしまうとロックがかかってしまうため、「ロックを解除する」、もしくは「クレジットカードを再発行する」ことで対処します。
例えば楽天カードでは、決済状況によって対処方法が異なります。ATMでのキャッシングや店舗レジにてカードをスワイプして利用するなど、磁気ストライプを読み取る方式でロックがかかってしまった場合、自動ロックは翌日に解除されます。そのため、ロックがかかってしまっても、翌日になればカードは利用可能です。一方で、店舗レジにてカードを差し込む端末などICチップを読み取る方式でICチップのロックがかかってしまった場合、ロックを解除することはできません。したがって、カードの再発行が必要となります。
暗証番号を複数回間違えて使用できなくなってしまった場合、カード会社によっては再発行しか受け付けていないところがあります。詳細は、各カード会社に確認してみましょう。
(4)クレジットカードの切り替えを行った場合
上記で解説したように、クレジットカードの切り替えを行った場合は以前のカードが利用できなくなります。そのため、新しく切り替えたカードを利用しましょう。カード会社によっては、新しいカードを受け取り、利用するなどの条件を経て切替手続きが完了する例もあります。
クレジットカードは情報の宝庫です。以前のカードは情報が盗まれることのないよう、ICチップにハサミを入れて処分するようにしましょう。
(5)滞納をしていた場合
滞納によりクレジットカードが停止してしまった場合、再びクレジットカードが使えるようになるのは、カード会社が支払いを確認できた後になります。滞納をしてしまうと、利用停止になるだけではなく、遅延損害金を請求される可能性があります。引き落としができていないことに気づいたら、まずはカード会社に連絡するようにしましょう。
楽天カードの場合、引き落としができなかった場合の「再振替サービス」があります。再振替サービスを利用できる金融機関を楽天カードの引き落とし口座に登録していれば、自動で再引き落としがされます。
楽天カードには、「再振替サービス」という便利なサービスもありますが、基本的には滞納とならないよう、引き落としされる日よりも前に口座へ入金しておくようにしましょう。
(6)規約違反をしていた場合
換金目的の商品購入のように、重大な規約違反により利用停止になった場合、利用停止の解除はできずに契約解除となる可能性があります。また、規約違反によって契約解除となった場合、その情報はほかのカード会社にも共有され、新たに別のカード会社のクレジットカードを申し込みする際に参照されてしまいます。規約違反となるような使い方はせず、クレジットカードは正しく利用しましょう。
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セキュリティが働いてクレジットカードが使えない状態になることも
上記で解説したクレジットカードが使えない状態となる原因には、「利用可能額を超えた」「暗証番号間違い」「滞納」「規約違反」など、本人の過失によるものが多くありました。しかし、それ以外にもクレジットカードが利用停止になるケースもあります。そのケースとは、「カード不正利用検知システム」が働いた場合です。このシステムが働いて、クレジットカードが使えない状態になることがあるのです。
例えば、普段日本で使われているクレジットカードが急に海外で利用されたり、短期間に同じ店舗で何度も同じクレジットカードが利用されたりした場合などに、悪用の可能性があると判断され、それ以上の利用を防止するためにカード会社が利用停止を行います。
カード不正利用検知システムが作動した場合、実際に不正利用されている場合もあれば、単に普段と違う使い方をしたために検知された、という場合もあります。クレジットカードが止まっていることに気づいたら、すぐに自分からカード会社に連絡をすると良いですが、カード会社からも連絡が来る場合が多いです。もし、自分自身のカード利用によりカード不正利用検知システムが作動していた場合は、事情を説明すれば利用停止は解除されます。
楽天カードでは、24時間365日不正検知のための監視を行っています。過去の不正利用の事例と類似している場合や第三者に利用されている可能性がある場合などに、カードの利用停止を行うことや、メールもしくは電話などで契約者本人に連絡をすることがあります。結果的に本人の思い当たらない利用であれば、被害拡大防止のためにカードを無効とし、以前のカードとは番号の違う新しいカードを再発行しています。
上記でご説明したように、カード不正利用検知システムが作動すると、カード会社から確認の連絡が入ることがあります。メールアドレスや電話番号は正しいものが登録されているかどうか、確認しておきましょう。
ただし、システムがすべての不正利用を検知してくれるとは限りません。万が一、身に覚えのない利用を確認した場合は、カード会社からの連絡を待たずに問い合わせてみましょう。
クレジットカードが使えなくなったら、まずは落ち着いて原因を見つけよう
クレジットカードが突然利用停止になった場合、まずは落ち着いて原因を見つけましょう。今回ご紹介した利用可能額の超過や支払いの遅れ、有効期限切れや暗証番号間違いなどを起こしていないかどうかを確認してみてください。
もし、思い当たる原因がない場合には、カード不正利用検知システムが作動し、使えなくなっている可能性があります。その場合には、すぐにカード会社に問い合わせて、使えなくなっている理由を確認することをおすすめします。
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