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4人家族の光熱費の平均は?電気代やガス代、水道代の節約術も紹介します
住んでいるエリアや季節、家族の人数ごとの水道光熱費の平均額を紹介します。毎日の生活の中でできる効果的な節約の方法も紹介するので、ぜひ水道光熱費の節約に役立ててください。
4人家族の水道光熱費の平均
一般的な水道光熱費の平均額を紹介する前に、まず水道光熱費の詳細とその季節変動要因を確認します。
・水道光熱費に含まれるもの
水道光熱費とは電気やガス、水道の利用料金のことをいい、毎月の生活費として支出されるものです。電気料金やガス料金、水道料金のほかに、暖房に利用する灯油などの燃料費も含まれます。
電気料金やガス料金、水道料金などは、基本料金に1カ月間で使用した量に応じた従量料金をプラスした金額で計算され、たとえその月に一切使用しなかった場合でも基本料金の支払いが発生するのが通常です。
※電気料金の中には基本料金なしで従量料金のみのプランのものもあります。
・季節によって料金が変動する
水道光熱費は毎月支払いが発生するものなので、基本的には固定費のひとつとして捉えられますう。固定費とは定期的、かつ一定に発生する費用のことで、食費や日用品費など金額が変動する変動費の対義語になりますが、実際は固定費も季節によって変動します。
ではここで4人家族の平均を紹介する前に、まずは参考までに、2人以上世帯の月ごとの水道光熱費を紹介します。
2021年1月~12月の2人以上世帯の水道光熱費
総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 月次報告」より作成
このように2人以上世帯の場合、水道光熱費の平均は6月から11月が1万円台、12月から5月が2万円台と、やや高額になるようです。
電気代は冬などの寒い時期にエアコンやヒーターの使用量が増加するため、利用料金が高額になる傾向があります。
また、ガス料金が高くなるのもやはり暖房を使用する寒い時期です。入浴においては、暑い時期はシャワーで済ませたりお風呂の設定温度を低めにしたりと使用量が少なくなりますが、寒い時期は湯船を張って追い焚きをする回数も増えることなどから料金が高額になりがちです。
水道料金は年間を通してそれほど大きな変動はありませんが、夏場に洗濯回数が多くなる家庭では料金が高額になる可能性があります。
・4人家族の水道光熱費の平均はいくら?
では、世帯人数によって水道光熱費がどれくらいの金額になるのかを確認してみましょう。1人世帯から6人以上の世帯における水道光熱費の平均額は次のとおりです。
世帯人数別、水道光熱費の平均額
一般社団法人エネルギ―情報センター「電気・ガス・水道料金の平均目安|新電力ネット」より作成
上表から、世帯人数が増えるほど毎月支払う水道光熱費は高額になり、4人家族の場合は毎月約2万3,800円の水道光熱費がかかっていることがわかります。
1人世帯と2人世帯を見比べると、水道光熱費は約8,000円も違いますが、2人以上の世帯では人数が増えてもそれほど大きく料金が増えるわけではありません。
これは、基本的にいずれの料金も「基本料金+(料金単価×1か月の使用量)」で計算され、世帯人数にかかわらず基本料金は一定金額かかるためだと考えられます。そのうえで、「料金単価×1か月の使用量」がプラスされるので、単純に人数が倍になれば金額が倍になるわけではないのです。
水道光熱費は地域でも異なる?
ここまで、水道光熱費は季節によって変動し、世帯人数によっても異なることを見てきました。次に地域差を見ていきます。日本は同じ季節でも地域により気温差があるので、水道光熱費にも違いが出ることが考えらます。
では、地域ごとの水道光熱費の平均額を確認していきましょう。
地域別水道光熱費の平均額
一般社団法人エネルギ―情報センター「電気・ガス・水道料金の平均目安|新電力ネット」より作成
水道光熱費の合計は、北海道・東北・北陸エリアが高額になることがわかります。内訳を見ると、ほかのエリアと比較して高額になっている項目は「その他費用」です。これは主に寒い時期の暖房に利用する灯油代金のことだと考えられます。
一方、九州や沖縄エリアでは水道光熱費全体の平均額が少額になっており、理由として冬場の暖房の利用が少ないことなどが考えられます。
水道代の節約方法
水道代を節約するには、日常生活の中で節水を心がけることが大切です。水を使わないときは1度止めるなど、ひと手間かけることが水道代の節約につながるでしょう。では、具体的な節約方法を見ていきましょう。
・お風呂でできる節水
お湯を張る量を少しだけ少なくすると、節水になるのはもちろんのこと、ガス代も節約することができます。また、家族の入浴時間の間隔が空いてしまう場合は、ふたを閉めておくだけで保温効果が違います。お風呂の残り湯は捨ててしまわずに、洗濯や掃除などに利用しましょう。
なお、家族の人数によりシャワーで済ませるかお風呂に入るかで節水効果に違いが出てきます。1人・2人世帯の場合はお風呂を張るよりもシャワーで済ませた方が水の使用量が少なく節約になる可能性が高いですが、4人家族など家族の人数が多い場合は、お風呂に張った水を上手に活用することで、家族全員がシャワーで済ますよりも節水できる可能性があります。
ほかにも、節約シャワーヘッドへの付け替えもおすすめです。さまざまな商品が販売されていますが、散水版の目が細かいものや止水ボタンがついているものは高い節水効果が期待できます。
しかし、お風呂はリラックスタイムでもあるため、あまり節水ばかりを気にしすぎると疲れをとることができないのでバランスをとることも大切です。
・キッチンでできる節水
キッチンでは、主に食器を洗うときに節水できます。食器は食後のたびに洗うよりも、ある程度溜まってから1度に洗いましょう。その際には、洗いおけやボウルにつけておき、軽く汚れを落としてから洗うとさらに節水に役立ちます。
また、お風呂のシャワーと同様に、キッチンの蛇口にも節水アダプターをとりつける方法もおすすめです。さらに、食器洗い機がある家庭では手洗いよりも節約できることがあります。食器洗い機は水道代がかかるというイメージを持たれることもありますが、最近の製品は節水効果が高く、手洗いよりも節水できる可能性があるのです。
・洗濯でできる節水
洗濯もできるだけまとめてすると節水に役立ちますが、あまり汚れを放置しすぎると落ちにくくなるため、汚れた部分を軽く手洗いしておくなどの工夫が必要です。
また、洗濯機を買い替える場合は縦型の洗濯機よりも節水効果の期待できるドラム式がおすすめです。1人・2人暮らしで頻繁に洗濯機を使用しない場合は縦型でも十分ですが、4人家族など人数が多い場合は洗濯頻度も多くなるのでドラム式洗濯機を選ぶことを検討するとよいでしょう。
電気代の節約方法
使わない電気のスイッチはまめに消すなどの日々の節電も大切ですが、電気代を節約する方法はほかにもあります。
・電力料金のプランを見直す
2016年の電力自由化にともない
、消費者が電力会社を自由に選べるようになりました。電力会社各社もさまざまなお得なプランを提供しています。現在加入中の電気会社や料金プランを見直すと電気代を大幅に節約できることがあります。
各電力会社の公式サイトでは、プランを変更するとどのくらい安くできるのかをシミュレーションできるツールもあるので、利用してみるのもよいでしょう。
また、2017年には電気に続いてガスも自由化されました。電気とガスを同じ会社にすると割引サービスを受けられることもあるので積極的に活用するのもいいかもしれません。
・電化製品の使い方を工夫する
毎日の生活で利用している電化製品の使い方を工夫することで、節電につなげることができます。
エアコンの設定温度が1℃違うだけで、電気使用量は変わります。夏場の冷やしすぎや冬場の暖めすぎを防ぐため、サーキュレーターなどを活用して空気の流れを作りましょう。なお、エアコンの電源を頻繁にオンオフすると逆に電気代が高くなる場合があるため注意が必要です。
ほかにも、テレビを見ないときは主電源をオフする、冷蔵庫にはものを詰め込みすぎないなど、少しの工夫も節電に効果的です。
ガス代の節約方法
ガス代の節約方法は、水道代や電気代の節約方法と重複することが多いので、水道や電気とあわせて節約を心がけるとよいでしょう。
・ガス会社を変更する
ガス自由化にともない消費者が自由にガス会社を選べるようになったので、安いガス会社を選ぶという節約方法があります。特に、現在プロパンガスを契約中の人は、比較的ガス料金を安く抑えられる都市ガスに変更するだけで節約になる可能性があるでしょう。
また、電気とセットで契約すると割引になり、電気・ガスの両方を節約できる可能性もあります。
・お風呂の入り方を工夫する
生活の中でガス代を節約するためには、やはりお風呂の入り方を工夫するのが効果的です。お湯の設定温度が高すぎる場合は少し下げてみましょう。少人数の場合シャワーで済ませる方がガス代も安く済みますが、シャワーを使わないときは出しっぱなしにせずにこまめに止めることがポイントです。
水道光熱費の支払いを楽天カードにすると節約に役立つ
水道光熱費は、家族人数が多くなるほど高額になります。少しでも節約するためには、日々節約の意識を持つだけでなく、契約している会社やプランなどを見直してみましょう。
また、水道光熱費をクレジットカード払いすることも、ポイントがもらえる可能性があるため節約効果が期待できます。楽天カードで支払うと、楽天ポイントが貯められます。まだ持っていない人は、この機会に申し込みを検討してみましょう。楽天カードでは新規入会キャンペーンのポイントプレゼントもあるので、ぜひ活用してみてください。
このテーマに関する気になるポイント!
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水道光熱費とは?
電気やガス、水道の利用料金のことで、暖房に利用する灯油などの燃料費も含まれます。
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季節によって水道光熱費は変わる?
寒い時期は暖房代がかかるなど、季節変動があります。
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4人家族の場合、水道光熱費はいくらくらい?
日本全体の平均額は毎月約2万3,800円です。
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住んでいる地域によって水道光熱費に差はある?
北海道や東北、北陸エリアは他の地域より冬場の暖房費がかかる傾向にあります。
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節約のために入浴はシャワーで!と思っていたけれど、人数が多いとお風呂に入る方が安上がりになる可能性があるのは知らなかったわ!