同棲の初期費用はいくら?シミュレーションや家具家電の内訳、安く抑えるコツも紹介!

リリース日:2024/06/25 更新日:2024/06/26

新生活を始めるときには初期費用がかかるもの。それは同棲も例外ではありません。一人暮らしや実家暮らしから二人暮らしになる同棲は、初期費用が高額になるため、事前のシミュレーションや計画が重要です。

ここでは、同棲の初期費用がいくらかかるのかの内訳を解説し、費用分担の例や初期費用を安く抑えるコツも紹介します。同棲を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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  1. 同棲の初期費用の相場はいくら?
  2. 同棲するときの初期費用の内訳
  3. 初期費用や生活費の分担
  4. 同棲の初期費用を安く抑えるコツ
  5. 同棲生活をスムーズに始めるコツ
  6. 同棲に必要な初期費用は楽天銀行で貯めよう

同棲の初期費用の相場はいくら?

同棲の初期費用の相場はいくら?

同棲の初期費用はカップルによりさまざまですが、相場にするとおおよそ100万円程度といわれています。ただしこの費用は家賃や引越し費用、家具や家電の購入有無などに応じ、大幅に前後する場合もあります。

 

同棲を始めるときには、住む場所や家の広さ、購入する必要のある家電や家具を決めておき、二人で初期費用をあらかじめシミュレーションしておくと良いでしょう。

同棲するときの初期費用の内訳

同棲するときの初期費用の内訳

同棲するときの初期費用として必要となるものは、主に以下の3点です。

 

  • 物件への入居費用
  • 引越し費用
  • 家具や家電の購入費用

何にどれだけお金がかかるのかを把握しておくと、事前のシミュレーションがしやすくなります。具体的にひとつずつ解説していきます。

物件への入居費用

物件を決めて入居するときに、初期費用として不動産会社に支払う項目は以下のとおりです。

物件への入居に必要な初期費用

項目 必要な金額の例
敷金 家賃の0~2カ月分
礼金 家賃の1カ月分
仲介手数料 家賃の1カ月分
翌月の家賃 家賃の1カ月分
火災保険料 年間7,000~1万5,000円
鍵交換代 1万5,000~3万5,000円
保証料 家賃の0.5~1カ月分(初年度・更新時など)
 

家賃を8万円としてシミュレーションすると、実際に発生する初期費用は以下のとおりになります。

家賃8万円の物件に入居する際の初期費用のシミュレーション

敷金 16万円
礼金 8万円
仲介手数料 8万円
翌月の家賃 8万円
火災保険料 1万5,000円
鍵交換代 3万5,000円
(ディンプルキーの場合)
保証料 8万円
合計 53万円
 

上記の金額は入居する物件の規約や取り扱う不動産会社によって前後する場合もあります。家賃が8万円より高い場合は初期費用もさらに高額になることが予想されるため、同棲を開始するためには計画的にまとまった資金を準備する必要があります。

引越し費用

引越し時に引越し業者を利用すると、費用がかかります。引越し先までの距離や運ぶ荷物量などにより異なりますが、移動距離が15km未満で繁忙期(2~4月)の引越しと仮定すると、1人5万円×2=10万円ほどが目安です。

家具や家電の購入費用

家具や家電の購入費用は、新たな購入品の価格によって大きく変動します。同棲前にそれぞれが一人暮らしをしていた場合でも、「人で使うには小さい」「長く使っていて古い」などの理由で新調が必要になるものもあります。主な家具や家電の購入費用の例は以下のとおりです。

主な家具や家電の購入費用の例

洗濯機 5万円
冷蔵庫 10万円
テレビ 4万円
電子レンジ 3万円
ソファ 5万円
ダイニングセット 4万円
ベッド 4万円
カーテン 5万円
合計 40万円
 

一つひとつはそれほど高くなくても、同時に購入すると大きな出費になるとわかります。




初期費用や生活費の分担

初期費用や生活費の分担

初期費用や生活費の分担方法には、主に以下の3つがあります。

 

  • 折半する
  • 収入に応じて支払いの割合を決める
  • 支出の項目別に支払う人を決める

費用分担は同棲でトラブルになりやすいともいわれています。それぞれの特徴を押さえ、自分たちにあわせた判断が重要です。ひとつずつ詳しく解説します。

折半する

分担方法として、初期費用や生活費を完全に折半する方法は有効です。二人とも働いていて収入が同程度の場合、納得感を得やすく合理的といえます。

 

ただし、毎月支出を計算し折半する作業が必要になるため、面倒に感じるかもしれません。その場合は共通の財布や銀行口座を作って、毎月決まった金額をそこに出しあうのも良いでしょう。

収入額に応じて支払いの割合を決める

収入に差がある場合は、収入額に応じて支払いの割合を決めるのもひとつの方法です。例えば収入が30万円と20万円であれば、負担割合を6:4 にするなど差をつけると良いでしょう。

支出の項目別に支払う人を決める

支出の項目別に支払う人を決める方法も、同棲においてよく使われます。例えば、ひとりが家賃と光熱費などの固定費、もうひとりが食費と日用品費、雑費といった変動費を負担するなど、それぞれが担当する項目を決めて負担します。「日用品の補充担当が日用品費を担当」「料理をするほうが食費を担当」など、互いに把握しやすく無理のない分担にすると続きやすいでしょう。

 

ただし、食費などの変動費は出費がばらつくため、定期的に支出の確認が重要です。

同棲の初期費用を安く抑えるコツ

同棲の初期費用を安く抑えるコツ

同棲の初期費用の相場といわれている100万円。しかし、いざ「同棲したい」となっても100万円の初期費用をすぐに準備できないカップルもいるでしょう。同棲の初期費用を安く抑えるには、以下3つのコツがあります。

 

  • 物件入居にかかる初期費用を抑える
  • 新調する家具や家電を限定する
  • 引越し費用を抑える

ひとつずつ詳しく解説します。

物件入居にかかる初期費用を抑える

物件入居にかかる初期費用の基準は月々家賃が基になるため、家賃を低く抑えることを検討しましょう。お互いが望む条件をすべて満たす物件の場合、家賃が高くなってしまう可能性があります。お互いにこれだけは譲れないという条件をあらかじめ二人で共有しておき、家賃の上限を決めたうえで住まいを探す重要です。

 

無理なく負担できる家賃の目安は「手取り収入の3分の1」とされています。目安をもとに、生活費にどれだけかかるかをシミュレーションして、家賃の上限を決めましょう。

 

また、「礼金0」や「フリーレント付き」の物件を探すことも効果的です。フリーレントとは、入居後の一定期間の家賃が無料になる契約のことです。通常は1~2カ月、長いところでは半年免除される物件もあり、物件入居にかかる初期費用を大きく抑えられます。ただし、多くのフリーレント物件では「短期解約違約金」が設定されています。所定の期間より早く退去する場合には違約金が発生するため、しっかり検討しましょう。

 

なお、仲介手数料は家賃1カ月分が相場ですが、0.5カ月分だったり無料としている不動産会社もあります。物件を探すときに仲介手数料が安い不動産会社から探すのも良いでしょう。

新調する家具や家電を限定する

家具や家電を限定して新調すると初期費用を抑えられます。同棲生活を始める前は具体的な生活をイメージできていないため、最初は洗濯機や冷蔵庫、ベッドなど、二人暮らしに必須の家具や家電のみの購入がおすすめです。

 

お互いがそれまで一人暮らしの場合は、すでに使っているものを持ち寄ると購入するものが減り、初期費用を抑えやすくなります。

 

新調する家具や家電を決めるときには、まだ使えるものがないかを確認して検討すると良いでしょう。

引越し費用を抑える

引越し費用を抑えることも初期費用を抑えるコツです。2~4月の繁忙期や土日祝日は利用者が集中するため、引越し費用が高くなります。平日や閑散期を選んで引越すと費用を抑えられます。また、使用する車両が大きいほど費用が上がるため、費用を抑えるなら荷物は少なくすることが大前提です。同棲を機にいらないものを処分し、できる限り荷物を減らしておきましょう。

 

同じ条件でも業者によって費用が異なるため、複数の引越し業者から相見積りをとると良いでしょう。2カ所に立ち寄る 引越しプランを用意する業者もあるため、それらを活用するのもおすすめです。

同棲生活をスムーズに始めるコツ

同棲生活をスムーズに始めるコツ

同棲生活をスムーズに始めるために、以下2つのコツを押さえておきましょう。

 

  • 初期費用を貯めてから同棲する
  • 同棲時のルールをあらかじめ決めておく

同棲前に準備をしておくと、スムーズに同棲生活をスタートできます。ひとつずつ具体的に解説します。

初期費用を貯めてから同棲する

同棲生活をスムーズに始めるコツは、初期費用を貯めてから同棲することです。初期費用の目安はおおよそ100万円程度で、費用を抑える工夫をしたとても数十万円の資金は必要になると予想されます。

 

必要な初期費用や生活費を一緒にシミュレーションし、必要な金額をお互いに認識したうえでの貯金目標額の設定が重要です。目標額を決めるために話しあうポイントは以下のとおりです。

 

  • 住む物件の希望条件
  • 必要な家具や家電
  • いつまでに目標額を貯めるか
  • 同棲費用の負担割合

目標額を決めるためには、必要な家具・家電や同棲費用の負担割合などの話し合いも必要なため、同棲生活のイメージがしやすく、よりスムーズに同棲生活を始められるでしょう。

同棲時のルールをあらかじめ決めておく

同棲生活を始める前に、あらかじめ同棲時のルールを決めておきましょう。例えば以下のルールを決めておくと、同棲生活が始まったときにトラブルになりにくいです。

 

  • 家事分担の割合
  • お互いのスケジュールの共有方法
  • 来客があるときは事前に相談するか、など

家事分担の割合を決めず「相手がやるだろう」とお互いに思っていると、どちらも家事をやらなかったり、不得意な家事に担当が偏ることで不満が出たりします。大まかにでも自分が担当する家事を決めておくと良いでしょう。

 

また、お互いのスケジュールをすべて共有する必要はありませんが、帰宅時間や休日の過ごし方などがわかると予定を立てやすいため、不要なトラブルを防げます。

 

来客についても、事前に相談しておくと心構えや準備ができるため、頻度や人数などとあわせて事前に相談するルールにしておくのがおすすめです。

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※この記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • 同棲の初期費用の相場はいくら?

    同棲の初期費用の相場はカップルによりさまざまですが、おおよそ100万円程度といわれています。

  • 同棲するときの初期費用の内訳は?

    物件への入居費用が約53万円、引越し費用が約10万円、家具や家電の購入費用が約40万円です。

  • 同棲の初期費用や生活費の分担には、どんな方法があるの?

    主に「折半する」「収入に応じて支払いの割合を決める」「支出の項目別に支払う人を決める」の3つの方法があります。

  • 同棲の初期費用を安く抑えるコツは?

    「物件入居の初期費用を抑える」「新調する家具や家電を限定する」「引越し費用を抑える」の3つです。

  • 同棲生活をスムーズに始めるコツは?

    「初期費用を貯めてから同棲する」「同棲時のルールをあらかじめ決めておく」の2つです。

武山由佳
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(AFP)
武山由佳

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

東北で2児を育てるママライターです。会社員のときにAFPを取得しました。お金の知識は将来の子供たちのためにもなると考え、徹底的にリサーチし、初心者でも分かりやすい記事の執筆を心がけています。趣味は旅行とビール。




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