1月の行事・イベント・記念日は何がある?カレンダーでチェック!

リリース日:2023/01/06 更新日:2024/11/15

1月は新しい年の始まりです。別名は「睦月(むつき)」。その由来となっているのは「睦び月(むすびつき)」という言葉です。親しむことや、仲良くするという意味を持っています。お正月には家族や親せきが集うことから、1月を表す言葉となったようです。

1月は、ほかにも「新春(しんしゅん)」や「早緑月(さみどりづき)」とも呼ばれます。お年玉や福袋など、お金に関するイベントも多数あります。行事や記念日をチェックして、新年の1月を迎えましょう。

  1. 1月の行事・記念日カレンダー
  2. 1月の目立った年中行事・記念日・風物詩
  3. 1月の基本情報

1月の行事・記念日カレンダー

1月の行事・記念日カレンダー

まず、1月の行事・記念日の一覧を見ていきましょう。

2023年1月の主な行事・記念日

2023年1月の主な行事・記念日

 

ほかにも、初詣、おせち料理などが1月の風物詩となっています。年賀状やお年玉、福袋などお正月に関連したイベントが数多くあります。大学入学共通テストが行われるのも1月。2023年は1月14日(土)、15日(日)というスケジュールとなっています。スポーツ関連では、毎年1月の2日と3日に箱根駅伝が開催されています。

1月の目立った年中行事・記念日・風物詩

上記にあげた行事から、特に注目される1月の記念日や風物詩について詳しく解説していきます。

【1日】元日

【1日】元日

1月1日は元日、新しい年の始まりの日です。元旦ともいいます。元旦と元日については、同じ1月1日を指すこともありますが、少しだけ違う意味で使われることもあるので、確認しておきましょう。元日が朝から晩までの1日を指すのに対し、元旦は1月1日の朝のみを指す場合があります。「旦」は夜明けを意味するからです。

 

元日から3日間もしくは、松の内(多くの地域で元日から1月7日)がお正月となります。1月1日にはニューイヤー駅伝や天皇杯全日本サッカー選手権大会といった大きなスポーツイベントも開催されます。

【2日】皇居の新年一般参賀

2023年(令和5年)1月2日には、皇居の新年一般参賀が3年ぶりに実施される予定です。令和3年と令和4年は、新型コロナウイルス感染症の対策として中止されていました。3年ぶりの開催となる今回は、事前申し込みにより参加者の数を少なめにしています。令和2年に行われた新年一般参賀では、約6万8,700人もの人が訪れましたが、今回は抽選により9,000人ほどにおさえられるようです。コロナ対応への変化が感じられます。

【6日】ケーキの日

お正月の食べ物としてはおせち料理やお雑煮、お餅などが思い浮かびます。しかし1月6日は「ケーキの日」。ケーキの記念日となっています。由来となったできごとは、1879年(明治12年)までさかのぼります。日本で初めて、ケーキの宣伝が新聞に掲載された日なのです。宣伝を出したお店は東京・上野の風月堂。掲載した新聞は東京日日新聞とされています。100年以上も前のこの日、お正月気分が続く中で掲載されたケーキの宣伝。インパクトがあったのかもしれません。

【6日】出初式

【6日】出初式

「出初式(でぞめしき)」は、消防の仕事始めの儀式です。ケーキの日と同じ1月6日に各地で開催され、その様子は一般に公開されます。出初式の始まりは江戸時代、1659年までさかのぼります。その年の2年前には、数万人が犠牲となった明暦の大火が起こりました。この大火の翌年に幕府が消防組織の「定火消(じょうびけし)」を制度化しました。迎えた新年の4日に、上野東照宮前で仕事始めの儀式を行ったのが、出初式の始まりといわれています。

 

現在の出初式では、梯子乗りや一斉放水などを見ることができます。

【7日】七草

七草

1月7日は「七草の日」。七草粥を食べ、1年の無病息災を願う日となっています。七草の日の始まりは、約1,300年前、奈良時代にまでさかのぼります。当時「若菜摘み」という風習がありました。年の初めに、雪の間から芽を出した草を摘むというものです。この風習は万葉集や百人一首などの和歌にも登場します。七草粥には、お正月料理で疲れた体をいやすという意味もあるようです。

 

また1月7日は、端午の節句などで知られる五節句の1つ、「人日(じんじつ)の節句」でもあります。

【第2月曜日、2023年1月9日】成人の日

【第2月曜日、2023年1月9日】成人の日

1月の第2月曜日(2023年は1月9日)は、成人の日。国民の祝日となっています。1999年までは、1月15日が成人の日でした。多くの市区町村で、新成人を招いた成人式が行われていました。

 

2022年4月から成年年齢が引き下げられ、18歳で成年となることとなりました。そのため、ローン契約などが1人でできるようになります。当時、問題となったのは、成人式を18歳にするのか、20歳のままにするのかという点でした。多くの自治体では「はたちのつどい」のように名称を変えて、20歳を対象に実施することにしたようです。

【11日】鏡開き

鏡開き(かがみびらき)は鏡餅、お餅に関する行事です。お正月には神仏に鏡餅を供えますが、それを下げて食べる日となっています。地域にもよりますが、1月11日に催されることが多いようです。鏡餅は木づちで叩いて割るのが基本。包丁で切るのは切腹を連想させ、縁起が悪いからです。

 

また「割る」は忌み言葉になるため、より良い意味での「開く」が使われています。食べやすい大きさにしたお餅は、お汁粉やお雑煮などにして食べます。

【15日】どんど焼き

【15日】どんど焼き

小正月の1月15日を中心に、全国各地で行われる風習が「どんど焼き」です。お正月に飾っていた松飾りやしめ縄、書き初めをしたものなどを、神社や広場に持ち寄って燃やすというものです。地域によって呼ばれ方はさまざま。「左義長(さぎちょう)」や「道祖神祭」といった呼び方も使われています。

 

どんど焼きには、お正月に家に来てくださった神様を、立ち上る煙とともに見送るといった意味合いがあります。1年の無病息災や商売繁盛などを祈る行事です。

【第3月曜日、2023年1月16日】マーティン・ルーサー・キング牧師の日

海外の記念日も1つご紹介しましょう。米国では1月の第3月曜日が、「マーティン・ルーサー・キング牧師の日」で祝日となっています。2023年は1月16日がその日となります。

 

キング牧師は、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動した人物。「I Have a Dream(私には夢がある)」演説が広く知られています。1964年にノーベル平和賞を受賞しますが、1968年に暗殺されました。記念日にはキング牧師の誕生日、1月15日に近い日が選ばれています。

【31日】生命保険の日

1月の最終日、1月31日は「生命保険の日」です。その由来は「生命保険の保険金が支払われたと日本で初めて新聞に報じられた日」。これが1882年(明治15年)1月31日のことでした。

 

生命保険は自分に万が一のことがあった時、残された家族などの生活を守るのに役立つ金融商品です。結婚した時、子が生まれた時、家を購入した時、子が独立した時などが保障額を見直すタイミング。生命保険の日には、加入する生命保険の内容を確認し、必要な保障額を計算してみるのも良いでしょう。

1月の基本情報

1月の基本情報

祝日

1月には2つ、国民の祝日があります。1月1日は「元日」。1年の初めを祝う日となっています。2023年の元日は日曜日と重なっているため、2日が振替休日になります。

 

1月の第2月曜日は、「成人の日」。おとなになった自覚を持ち、自らの力で生きていこうとする青年を祝いはげます日です。

二十四節気

二十四節気(にじゅうしせっき)は、1年を春夏秋冬の季節に分け、それぞれを6つに分けたもの。2023年の1月には、1月6日の小寒(しょうかん)と、1月20日の大寒(だいかん)があります。

誕生石

1月の誕生石は「ガーネット」。日本語では柘榴石(ざくろいし)と呼ばれます。赤い色のイメージですが、緑や紫などさまざまな色が存在します。石言葉は、「真実」・「友愛」・「忠実」など。

誕生花

1月の誕生花となっているのは、スイートピーやスイセン、シンビジウムなど。花言葉を見ると、スイートピーは「門出」・「優しい思い出」、スイセンは「うぬぼれ」・「自己愛」、シンビジウムでは、「飾らない心」・「素朴」となっています。

草花

1月に咲いているのを見ることができる花には、次のようなものがあります。スイセン、ロウバイ、シクラメン、クリスマスローズ、シンビジウム、ポインセチア、カネノナルキなど。

旬の食材

野菜では、春菊・三つ葉・ネギ・大根・長芋などが旬です。果物を見ると、イチゴやミカン、キンカンなどがあります。1月が旬とされる魚は、ブリ・タラ・カキ・フグ・ヤリイカなどです。

行事食

行事食とは、季節ごとの行事やお祝いの時の食事で、旬の食材が使われます。例えばお正月だと、お雑煮やおせち料理が行事食です。7日には七草粥、11日の鏡開きの日にはぜんざいやお汁粉、15日の小正月と20日の二十日正月には小豆粥(あずきがゆ)が行事食となっています。

時候の挨拶

手紙や不特定多数に当てた文書、メールなどでは、時候の挨拶を書き出しに使うことがあります。それぞれの時期に合ったものを使いましょう。1月の場合、次のようなものがあります。かしこまった場面では、「厳寒の候」や「寒冷の候」、「初春の光さやけく」、「寒気ことのほか厳しく」といった表現を使います。カジュアルな場面だと「寒い日が続きますが」や「正月気分もようやく抜け」といった挨拶が使えるでしょう。

休日や記念日の有効活用には、楽天カレンダーが便利です。予定をメールに通知したり、オリジナルカレンダーを共有したりとさまざまな機能が使えます。旅行の予定があれば、楽天トラベルをチェックしてみましょう。宿泊や航空券の予約ができます。割引クーポンが使え、楽天ポイントも貯まるため、費用の節約になるかもしれません。1月のカレンダーにはいろいろな行事が並んでいます。準備のお買い物を楽天カードで支払うと、利用明細画面で支払い内容を1度に確認でき、お金の管理に役立ちます。

 

※この記事は2022年12月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • 1月の祝日は?

    1日は元日で1年の始まりを祝う日です。第2月曜日の9日は成人の日で、おとなになった青年を祝いはげます日となっています。元日が日曜日のため、2日は振替休日です。

  • 主な年中行事は?

    1月6日に出初式、7日には七草、11日は鏡開き、15日はどんど焼きなどの行事があります。

  • 1月の基本情報は?

    誕生石はガーネット。誕生花はスイートピーやスイセン、シンビジウムなど。二十四節気のうち、小寒と大寒があります。

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黒川ヤスヒト
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(AFP)
黒川ヤスヒト

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。 関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。

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