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自己紹介で好印象を与えるために絶対に入れた方が良い項目・適切な長さは?
就職や転職、人事異動、取引先訪問など、ビジネスでは自己紹介が求められる場面が多々あります。自己紹介は自分自身のことを話すので、一見すると簡単なように思われますが、何を話せば良いのかわからないという人も多いでしょう。
自己紹介で好印象を持ってもらうことができれば、コミュニケーションが円滑になり、仕事もスムーズに進むようになります。また、社外の人が相手なら、信頼度が増して所属する会社のイメージアップにもつながるかもしれません。
ここでは、自己紹介で話す内容や、好印象を与えるために取り入れた方が良い項目などについて紹介するので、これを参考にして自信を持って話せるようになりましょう。
自己紹介では何を言えば良いか?
自己紹介の目的は、自分がどんな人間かということを相手に知ってもらうことです。とはいえ、ビジネスの場では自分が伝えたいことだけを言えば良いというわけではありません。ここでは、自分自身のことをしっかりとわかってもらえるように、自己紹介で最低限入れておきたい内容についてお伝えします。
基本情報
まず、会社名や所属、名前などの基本情報は必ず盛り込みましょう。すでに顔見知りの相手でも、省略せず伝えることが大切です。
複数の人が1度に自己紹介をする場面では、自分の名前や所属を覚えてもらう工夫をすることも必要です。何人もいる中で通り一遍の自己紹介をしても、聞いている側の印象に残りません。有名人や話題の人と同じ名前であれば引き合いに出したり、名前の由来やどのような字を書くのかということを伝えたりすると、聞き手の印象に残りやすいでしょう。
経験やアピールポイント
これまでの学歴や職歴、得意なことや強みなど、聞き手に印象付けたいことを伝えると良いでしょう。新入社員の場合は、学生時代のアルバイトの経験やサークル活動などで頑張ったこと、すでに社会人としての経験がある場合は、仕事の経歴や実績などを話すと信頼につながります。経歴を並べるのではなく、ちょっとしたエピソードなどを交えて話すと、人柄が伝わりやすいでしょう。
意気込み
過去の職歴や実績を伝えることも重要ですが、現在の仕事やこれからの仕事に対する意気込みを知ってもらうことも重要です。何を目指したいのか、どのようなことに取り組みたいのかという話も、自分という人間を知ってもらうことにつながるでしょう。
また、目標や目的があることを示せば、意欲的な人物と捉えられて好印象を持ってもらえます。新しい職場環境であれば周りの協力を得やすくなり、社外の人が相手であれば信頼を得て良好な関係を築きやすくなるでしょう。
自己紹介に入れた方が良い項目は?
前項は最低限必要だと思われる内容ですが、それだけでは型にはまった堅苦しい自己紹介になってしまいます。ほかの項目も取り入れることにより、人柄や親しみやすさがより伝わりやすくなるでしょう。
ここでは、自己紹介に入れた方が良い項目をご紹介するので、自己紹介の場や聞いてくれる人にあわせて盛り込んでみてください。
出身地や現住地
出身地や現在住んでいる場所などを話すことによって、同郷や近所に住んでいる人に親近感を持ってもらえ、話をするきっかけになるでしょう。地元の話題を盛り込んだり、その土地への思いや良いところなどを話したりすると、好感を持ってもらいやすいです。
また、観光名所や名産品などはほとんどの土地にあるので、「有名な〇〇がある〇〇県出身」というだけで良い話題になります。出身地が同じ有名人などがいる場合は、「野球の〇〇選手と同じ〇〇県出身」などでも十分な会話の糸口になるでしょう。
趣味や特技
趣味や特技、現在夢中になっていることなども、関心を持ってもらえたり、今後の会話のきっかけになったりするでしょう。特に趣味が同じだと親近感を持ってもらえ、仕事の枠を超えて親しくなることもできます。
読書や映画鑑賞など、ありきたりな趣味よりもマイナーな方がインパクトがあるので、あまり一般的ではない趣味や珍しい特技がある場合はアピールしてみるのも良いでしょう。印象に残るだけでなく、話を聞いてみたいと興味を持ってもらえます。
家族に関すること
何人家族なのか、兄弟や姉妹はいるのかという家族構成はもちろん、一人っ子、長子、末っ子などの続き柄も触れると良いでしょう。長子ならしっかり者、末っ子なら甘えん坊のような一般的なイメージがあるので、自分の気質を知ってもらうことにもつながります。
また、家族の紹介だけでなく、それぞれの良いところや印象深い思い出などを話すと、家族仲が良いと好印象を持ってもらえます。
意外な一面
普段、人から「意外だね」と言われることを、あえてアピールしてみるのも良いでしょう。第一印象は見た目で決まってしまうことが多いので、見た目からは想像もつかないような意外な一面というのは、強いインパクトを与えることになり相手の印象に残りやすくなります。
「おとなしそうに見られるけれど、運動が得意です」「強面と言われるけれど、小動物が好きです」というように、見た目とのギャップが大きければ大きいほど意外性があって面白いと好印象を持ってもらいやすいでしょう。
苦手なこと
自己紹介ではマイナスなことよりも自分の良い面を知ってもらいたいと思いがちですが、あえて苦手なことなどをさらけ出すことで、等身大で親しみやすい印象を与えることができるでしょう。
相手が引いてしまうほどの欠点などを明かす必要はありませんが、ほど良い弱みを見せるのは効果的です。ちょっとしたエピソードなどに交えて、笑ってもらえるような雰囲気で話すと好印象になりやすいです。
自己紹介は何分位におさめる?
自己紹介の長さは、1分程度が良いでしょう。聞く側はあなたのために貴重な時間を割きます。自分のことを知ってもらいたいからと話す項目を盛り込みすぎて長くなってしまわないように注意しましょう。
また、長くとりとめのない話は聞き手が飽きてしまいます。あらかじめ自己紹介で何を話すか決めておけば、あちらこちらへと話題が飛ぶ心配はありません。人が1分間に話す文字数は300字前後とされているので、300文字を目安に書き出してまとめておくと良いでしょう。
面接等の場合は「30秒」「3分」など時間を指定されることもあるため、いくつかパターンを用意しておくと安心です。
自己紹介を例文で紹介
入社時(新卒)
初めまして。このたび入社いたしました〇〇と申します。営業部に配属になりました。出身は餃子で有名な栃木県の宇都宮市です。大学は同県の〇〇大学の〇〇学部を卒業しました。
大学では落語研究会に所属し、定期的に開催していた寄席で落語だけでなくコントや漫才もやっていました。おかげで、人前で話すこと、人を笑わせることが得意です。営業の仕事でも、落語研究会で鍛えた話術を生かして、お客様の心をしっかりつかんでいきたいと思います。
まだ右も左もわからない状態ですが、とにかく一日でも早く業務に慣れて、会社に貢献していくつもりです。頑張りますので、ご指導のほどよろしくお願いします。
入社時(転職)
初めまして。このたび入社いたしました〇〇と申します。
前職は〇〇社にてマーケティングを担当しておりました。自社のホームページやソーシャルメディアなどにおける集客への影響を分析し、改善を重ねたことで集客率が20%アップし、過去5年間伸び悩んでいた売り上げも30%上げることに成功しました。今回も同じマーケティングなので、前職での経験を生かして、貢献したいと思います。
ちなみに、趣味は釣りで、休日は琵琶湖にブラックバスを釣りに行っています。同じ趣味の方がいらっしゃいましたら、一緒に楽しめると嬉しいです。
異動先
おはようございます。本日よりこちらの部署に配属になりました〇〇と申します。
前部署ではソーシャルワーカーをしていました。担当していた仕事は、主に相談業務や施設の入退所の手続き、病院や行政との調整です。高齢者の方やそのご家族と関わることで、現在の高齢化社会の問題をいろいろと学ぶことができました。こちらでは介護職員として現場で働くことになりますが、前部署での経験を生かすこともできるので嬉しく思います。
身体は小さいですが、趣味がマラソンなので体力には自信がある方です。一日も早く現場に慣れ、仕事を任せてもらえるようになりたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
好印象を与える自己紹介は?身だしなみや工夫次第で役立つアイテムも
自己紹介の内容も大事ですが、それ以前に身だしなみが与える印象も大きいもの。普段から清潔感のある髪型や服装を心掛け、背筋を伸ばして姿勢を正すことを意識しましょう。そして、自己紹介の際は、笑顔でハキハキと話すと好印象です。
また、現在はオンラインで自己紹介をする場面もありますが、オンラインの場合は画面の映り方も重要です。正面でバストアップの画角が良いとされているので、顔だけがアップになったり、画面から遠すぎて逆に顔がわからなかったりすることがないように、常に映りを意識しましょう。
画面が暗いと印象は悪くなります。リングライトやビデオライトを活用して明るく映る工夫をすると良いでしょう。
まとめ
自己紹介で好印象を持ってもらうには、まず名前や経歴、意気込みなどの基本的な項目をまとめたうえで、必要に応じて人柄や親しみやすさが伝わる項目を付け加えると良いでしょう。特別な内容ではなくても、ちょっとした工夫で好印象を持ってもらうことができます。
また、自己紹介の内容だけでなく、第一印象や話し方も重要です。身だしなみや態度、姿勢を正し、ハキハキと簡潔に話すことを心掛けると良いでしょう。
このテーマに関する気になるポイント!
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自己紹介では何を話す?
名前などの基本情報、経歴やアピールポイント、意気込みなどで構成します。出身地や趣味なども、その場に応じて盛り込むと良いでしょう。
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自己紹介は何分くらいにおさめる?
1分程度にまとめて話すと良いでしょう。面接等の場合は時間を指定されることもあるため、いくつかパターンを用意しておくと安心です。
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自己紹介で好印象を与えるには?
代表的な方法がやる気を見せることです。ほかにも聞き手の関心を引いたり、親近感が湧いたりする話題を織り込むことが好印象につながります。身だしなみや姿勢にも気を付けましょう。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
自己紹介ってありきたりな挨拶をしがちだけど、こうやって少し情報を付け加えるだけでも印象は変わりそうね…!