食費を使いすぎていないのであれば、それ以外の支出を削った方が効率良く節約できる場合もあります。ほかの部分で節約ができれば、その分食費にも回せて食事をより楽しむこともできるでしょう。食費以外の家計のやりくり術を紹介します。

まずは、家計を見直して「固定費」を削りましょう。固定費とは住宅費や光熱費、通信費、サブスクなどの毎月必ずかかる費用のことです。固定費を削減できれば、この先にわたって毎月の出費が減るので大きな節約効果が期待できます。

・住宅費（住宅ローン、家賃）
・水道・光熱費
・通信費（スマートフォン、インターネット、電話代金）
・保険料
・車関連費用（車のローン、駐車代金）
・住宅や車以外のローン
・定期支払いしているもの（動画配信や音楽配信などのサブスク、ジムなどの習い事）

一人暮らしの方に最もおすすめなのが、スマホ代金の見直しです。現在大手キャリアでスマホを契約している方は、サブブランドや格安SIMに乗り換えるだけで格段にスマホ代が節約できます。データ使用料が少ない方は、小容量のプランに乗り換えれば月額1,000円程度でスマホが使えます。

お得に節約をしたい方は、クレジットカードを利用しましょう。買い物の支払いをクレジットカードにするだけでポイントが貯まります。貯まったポイントは街のお店で買い物に使える場合もあるため、節約につながるでしょう。

クレジットカードの利用で貯まるポイントの倍率（ポイント還元率）は、カードによって異なります。よりお得に買い物するにはポイント還元率が高いものを選ぶのが良いでしょう。また、年会費がかかるクレジットカードは、受けられる特典と比較して、持つべきかどうか検討するようにしましょう。