暗号通貨
銀行と郵便局で異なる新札の交換方法、イレギュラーに備えよう
新札の交換方法とは、銀行や郵便局で両替することが可能です。普段はそれほど意識していなくてもご祝儀やお年玉、月謝の支払いなどの際には必要となる「新札」。両替機を使うことも可能ですが、手数料がかかるケースもあります。この記事では新札を用意するための交換可能な場所や方法をご紹介します。
新札が必要になる場面
必ず新札を用意すべきなのは「ご祝儀をお渡しするとき」です。結婚というおめでたいタイミングで旧札をお渡しするのは非常に失礼ですから、新札を用意するようにしてください。また、入学祝いや卒業祝い、出産祝い、成人祝いなども、新札で用意するのがマナーです。
一方「絶対ではないけれど新札にした方がいい」というケースもあります。それが、「立替金の支払い」「月謝の支払い」「お年玉」などです。家族に気軽に渡すお小遣いなどは別ですが、家族以外の人にお金をお渡しするのであれば、なるべく新札を用意して、「ありがとうございました」や、「お世話になりました」といった気持ちを表現しましょう。
ただし、お通夜やお葬式に参列するときのお香典は、新札を用意すると却って失礼になります。「あらかじめ亡くなる準備をしていた」という意味になってしまいますから注意しましょう。
新札交換はどこでできる?
新札が必要になった場合、銀行で交換をしてもらうのが一番確実な方法ですが、銀行に行く時間がないというときは次のような方法を検討してみましょう。
・会社の経理部
会社の経理部には、祝いごとなどのために新札が用意されている場合があります。交換してもらえるかどうかは、会社のスタンスによっても異なりますが、質問してみてもいいでしょう。
・ホテル
「結婚式に参列するのに新札を用意する時間がない」というときは、会場のホテルに連絡をして、新札と交換してもらえないかどうか問い合わせてみましょう。ただし、当日の連絡では間に合わない恐れがありますから、必ず時間に余裕を持って確認しておく必要があります。
・家族、友人など
家族や友人、知人など、新札を持っている可能性がありそうな人に交換を頼む方法です。特に結婚式の場合、一緒に参列する友人や親族が予備の新札を持っていれば、当日両替をしてもらうこともできるでしょう。いざというときは相談してみてはいかがでしょうか。
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銀行窓口での交換方法
銀行窓口で旧札を新札に交換してもらうためには、「両替依頼書」に記入をする必要があります。持参金額と必要な枚数、新札を希望するかどうかなどを書き込んで窓口に提出します。口座を持っているかどうかで手数料が変わることがあるため、該当の銀行の通帳やキャッシュカードを持って行きましょう。
銀行両替機での交換方法
銀行のATMコーナーには「両替機」が設置されている場合があります。この両替機の中には新札が入れられていることが多いため、窓口に行かなくても交換ができます。「両替機」という名前ですが「1万円の旧札3枚を新札3枚に交換」なども可能です。
両替機の使い方は銀行によっても異なりますが、多くの場合はキャッシュカードと持参したお金を入れて、必要な紙幣や硬貨の種類をタッチで選択することで両替できます。
なお、両替機に入っているお札が新札かどうかも銀行によって異なります。両替機では1万円のみ新札、それ以外の新札が必要な人は窓口へ、というようなケースもあるので、まずは係員に質問をするか、掲示してある案内を確認しましょう。
手数料はかかる?
両替や新札交換にかかる手数料は、各銀行によって異なります。しかし多くの銀行では、自分の銀行のキャッシュカードや口座を持っている人に対して、1日あたり10枚~50枚程度(銀行によって異なる)の無料両替・交換を行っています。
通常のお祝いで、10万円以上の金額を包むことはなかなかないでしょう。そのため、自分が口座を持っている銀行に行けば、ほとんどの場合は手数料無料で新札に交換ができます。
ゆうちょ銀行の場合
ゆうちょ銀行は銀行のひとつですが、通常の銀行とは対応が異なるので注意が必要です。
ゆうちょ銀行の窓口は郵便局と一緒に設置されている場合がほとんどですから、両替・交換をしてもらいたい場合も郵便局で手続きを行います。しかし、ゆうちょ銀行では「新札交換」や「両替」を通常業務としては行っていません。
そのため、対応してもらえるかどうかは、それぞれの郵便局やタイミングによって異なります。いきなり窓口に行って「交換してください」というのではなく、あらかじめ電話で確認などをしておくと安心です。
なお、都市銀行に設置されている両替機のようなものも、郵便局にはありません。通常のATMは設置されていますが、新札を指定して引き出すことはできないため、新札交換にはゆうちょ銀行以外の銀行を利用するのがおすすめです。
とはいえ、銀行の窓口は通常平日15時までしか空いていないため、行きづらいという人もいるでしょう。日頃から、いざというときのために普段の生活費とは別に新札を何枚か持っておくと安心です。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
たしかに、備えあれば憂いなしね!あらかじめ家に何枚かの新札はあったほうがいいわね