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ネガティブは悪くない!マイナス思考をプラスに転じるメソッド
世間にはネガティブな性格はよくないと考える風潮もあり、ネガティブな性格をどうにかしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?この記事では、ネガティブになる原因とその克服方法について解説しています。
ネガティブとは
ネガティブとは「否定的」、「反対」という意味を表します。ネガティブな人といえば、一般的には消極的、後ろ向き、悲観的な人などあまり良くないイメージで括られてしまいがちです。
ネガティブとポジティブは何が違う?事例で紹介
ネガティブな人とは対照的に、何事にも前向きで、積極的に取り組み、明るい性格の人のことをポジティブな人といいます。
ネガティブとポジティブは、普段の生活の中でどのような行動の差があるのでしょうか?事例を交えてご紹介します。
・新しいことに対する取り組み方
ある物事に取り組むにあたり、ポジティブな人は「まずはやってみよう」と最初から無理と決めつけません。それに対してネガティブな人は、何か物事を始めてみたいと思っても、「私にはそんな能力はない」、「できるわけがない」と「できない理由」を探し始めてしまいます。見方を変えると、ポジティブな人は楽観的に行動を起こす傾向にあるのに対して、ネガティブな人は慎重にリスクを見極められる性質とも言えるでしょう。
これは、他人に対しても同様です。何か新しいことに取り組もうとしている人に対して、ポジティブな人は「あなたならできる」と信じて心から応援をします。一方、ネガティブな人は「難しいと思う」、「やめておいた方がいいのでは」など、デメリットに目が行くあまり相手のやる気を削ぐような声をかけてしまうことがあります。
・失敗に対する考え方
ポジティブな人は物事を前向きにとらえるので、新しいことにどんどんチャレンジしていきます。失敗は多いながらも、あまり深刻に考えず挑戦し続けるタフさがあります。
逆にネガティブな人は、失敗したら恥ずかしいという気持ちが先立ち、周囲の目を気にしてしまいがちです。リスクをとらないため失敗することも少ないですが、成長スピードはゆるやかになる傾向があるでしょう。
・人との接し方
ポジティブな人は自分に自信があるので、自ら人に話しかけ、笑顔で接する人が多いです。周囲からも好印象を持たれやすいでしょう。
一方、ネガティブな人は自己肯定感が低いので、自分と接しても相手は楽しくないだろうと、つい対人関係でおどおどしてしまいがち。相手からは、あまり自分から話さない、おとなしい人と思われやすいです。場合によっては「何を考えているかわからない」などマイナスの印象を持たれてしまうこともあるでしょう。
ネガティブになってしまう原因とは
人は生まれながらにしてネガティブではなかったはずです。どんなことをきっかけにネガティブになってしまうのでしょうか?
・現在または過去の自分の人間関係
自分が何か物事を始めようとしても、「あなたには無理だ」、「所詮は私たちの仲間なんだから」と否定的な言葉をかけられたことはないでしょうか?
友人だけではなく、両親の影響もあるかもしれません。このような否定的な思考パターンが伝染し、知らないうちに自分もネガティブ思考に陥っている可能性があります。
・過去に大きな挫折があった
自分が過去に大きな失敗をしていて、そのトラウマから抜け出せていないことも考えられます。自分の顔や身体の気にしているところを小さい頃にからかわれ、人と深く関わることに臆病になっている人もいるかもしれません。
ネガティブを脱する方法
ネガティブな人は一般的には自己肯定感が低いため、克服するためにはまずは自分自身の存在を認めてあげることから初めましょう。そこから少しずつで良いので変化を楽しみながら積極性を身につけていきましょう。
・ネガティブのいいところ探しをする
ネガティブであることは、「矯正しなければならない悪いこと」という風潮があります。しかし、よく考えてみたらネガティブの何が問題なのでしょうか?世の中ポジティブで楽天的な人ばかりだったらどうなるでしょうか?
少し物事を否定的にとらえ、もし失敗した時はどうするのかという問題点を指摘する役割は、組織の中では必要な存在なのです。
・成功体験を積み重ねる
ネガティブな人は成功体験が不足している傾向があります。何か目標を見つけて毎日やりとげる習慣を身につけましょう。まず日々目標達成をして、自身の心に「勝ちグセ」をつけていきます。
目標を大きくする必要はありません。大きな声で挨拶をしてみる、自分から話しかけてみるといった小さな目標設定から始めていきましょう。
・スモールステップでポジティブな人をまねてみる
これまでネガティブだった人が急に服装をかえたり、キャラクターを急変させたりしても、小さな失敗で簡単にネガティブに戻ってしまう可能性があります。
そこで、自分が思い浮かべるポジティブな人をイメージして、まずは1つでも良いので仕草、言動などをマネしてみましょう。特に言葉に出すのは効果があります。
ネガティブな人はすぐに大きな成果を求めてしまいます。まず、小さな変化や成長が長い目で見れば大きな成果になると考えるようにしてみましょう。ほんの少しずつ自分や周囲が変化していることを噛みしめられるようになれば、すでにポジティブに変化しているということです。
・自分で自分をほめる
ネガティブな人は、「何を馬鹿な」と思うかもしれません。しかし、ポジティブな人は「まずはやってみよう」と考えて、意外と「自分ホメ」を実践しているものです。
これは、自己肯定感を高めるためのトレーニングです。慣れてくると、自分に対しても、相手に対しても瞬時にホメ言葉が出てきて、まず物事の良い面が目に付くようになってきます。
ポジティブになりたいと思っている人や自分のネガティブさが気になっている人は、ネガティブを題材にした本を読んでみましょう。自分のネガティブさとどう向き合うかを考えるヒントが得られるかもしれません。
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