朝起きて、なんだか体がだるくて何もしたくないと感じるときがあります。例えば、以下のようなケースです。

一般的には、このようなとき、気持ちが塞ぎ込んで行動を起こしたくなくなるものです。それぞれ感性は違うので、自分自身でどのような時にやる気が出なくなるのか、何もしたくないという気持ちになるのかをモニタリングしてみると良いでしょう。

具体的には、やる気が出ないときの心の状態や身体の状態を日記にしてみるのがおすすめです。最近では心理状態を記録するスマホアプリもあります。モニタリングをしてみて、自分自身がどうしたらやる気が出るのか考えてみることも大切です。

仕事があると思うと気が重くなるという方の対処法を考察してみました。例えば一般的には以下のような場合です。

このように、楽しくないことばかりが続いてしまうとやる気が出なくなります。あくまで参考ではありますが、やる気を出すために以下のようなことを取り入れてみるのはいかがでしょうか？

 長時間労働が当たり前、という仕事をしている人も多いと思います。しかし、仕事の量が多すぎたり、日々残業が続いていたりすると、仕事に終わりが見えずモチベーションが下がってしまいます。

そういったときは、抱えている仕事に対して次のようなことを確認しましょう。

以上を確認し、場合によっては上司などへの相談が必要でしょう。新たに仕事を頼まれたときにも、仕事にかかる時間や、どの程度の優先度や緊急度があるかがわかると、仕事の全体像が見えてやる気が出てくるかもしれません。

職場にいると、人間関係のストレスでやる気が出ないこともあるかもしれません。理不尽を言われたり、もやもやすることがあったりするとやる気がそがれます。

そこで自分に元気が出る言葉を探して、言い聞かせてみてはいかがでしょうか？口に出すだけでも前向きな気持ちになれるかもしれません。

 信頼できる誰かと話すことで心が落ち着くといわれています。職場の人には言いにくいことを家族や知人に話して、少しでも言葉に出してみてください。具体的なアドバイスはもらえなくても、聞いてくれる人がいるだけで安らぐでしょう。

休みの日を有意義に使いたいと思いながら、やる気が出ないようなときにはどうすれば良いのでしょうか？

忙しい日々を過ごしている体をリフレッシュさせないと、疲れてやる気が出なくなります。軽い運動やマッサージなど、身体的な疲労を回復させる方法を探してみましょう。睡眠はもちろん、少しの散歩など、体を動かしてみることなら手軽に始められます。

趣味を持っている方は趣味に没頭することもひとつの方法です。何かに没頭することで脳がフロー状態となり、集中力が高まって幸福感を得ることができます。普段はやることがいっぱいで脳がフル回転していますが、集中し没頭することで脳を快適にして次の仕事に励んでみてはいかがでしょうか？

何も刺激がない日々を過ごしていると感じたら、五感を使って何かをしてみることもやる気を引き出すひとつの方法です。

一番取り入れやすいのは美味しいものを食べることです。今まで食べたことのないものを食べたときの感動や発見で気分もリフレッシュできます。また、音楽を聞くこともスマホひとつで手軽にできます。

何か取り入れてモチベーションを上げ、次の仕事に備えてみましょう。

仕事ではなく、生活の中でやる気が出ないときの対処法を紹介します。

部屋の片付けをするとスッキリしてやる気が出てきます。起きたあとに軽くベッドメイキングをするだけでも気分が違ってくるはずです。部屋がきれいだというだけで、モチベーションは上がってくるものです。

部屋の片付けが一段落したら、家計の整理整頓に取り組んでみるのも良いでしょう。

一見、やる気とは関係がないように見えますが、疲労やストレスが溜まった状態だとやる気が出てこなくなります。忙しくなると食事が疎かになりがちです。糖質や脂質の多い食事やジャンクフードなどばかりをを摂取していると必要な栄養が摂取できず、体に疲労感が溜まり、脳疲労を引き起こしてしまうかもしれません。

不足しがちな野菜を主にしたりタンパク質を多めにしたり、栄養バランスに気を配った食事を取ることをおすすめします。

不規則な生活で睡眠時間がバラバラになると、体が休めず活力が出てきません。朝には朝日を浴びることでセロトニンという幸せホルモンが分泌します。睡眠で休んだ身体をしっかりと起こし、1日を元気よく迎える準備をします。

また、就寝前はカフェインを控え、スマホなどのデバイスの操作も控えるようにしましょう。強い光を浴びると入眠しにくくなります。できるだけリラックス状態にするために40℃以下のぬるめのお風呂に入る、アロマの香りを楽しむ、照明を暗めにするなど睡眠の準備に入って生活リズムを整えてみましょう。

※この記事は2023年2月時点の情報をもとに作成しております。