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缶詰にも賞味期限はある!賞味期限を過ぎても食べられるのか?
備蓄していた缶詰を使うの忘れていて賞味期限が過ぎていたという経験がある方は多いのではないでしょうか。そこで悩むのが、賞味期限が過ぎていても食べていいかどうかです。この記事では、缶詰の賞味期限について詳しく解説します。
長期保存ができる缶詰の秘密
常温で長期保存ができる食材として知られる缶詰ですが、なぜ長持ちするのかご存じでしょうか?ポイントは製造方法です。
缶詰は、一般的に以下のような工程で作られます。
(1)食材の洗浄、調理
(2)缶詰への詰め込み
(3)缶の空気を抜く
(4)缶詰の密封
(5)高温での加熱殺菌、冷却
缶詰を密封したあとに加熱殺菌をすると、缶の中は無菌状態になります。食べ物が腐るのは微生物や細菌が繁殖することが原因ですが、その微生物や細菌が全くいなくなるため、缶詰は長期間保存できるのです。
缶詰の平均的な賞味期限
缶詰は長期保存が可能ですが、「美味しく食べられる期間」である賞味期限が設定されています。缶詰の賞味期限は中身によって異なり、一般的な賞味期限は以下の通りです。
・水産・畜産缶詰:製造日より36カ月(3年)
・果実缶詰:製造日より24~36カ月(2~3年)
・野菜缶詰:製造日より24~36カ月(2~3年)
缶詰の賞味期限は、缶の底やふたにも記載されています。ただし、これは未開封状態での賞味期限です。封を開けた場合は、4~5日以内に食べきるようにしましょう。
もし賞味期限を過ぎていたら?食べられる?
缶詰を長期間保存していて、うっかり賞味期限を過ぎてしまったということも多いでしょう。缶詰は賞味期限を過ぎてしまっても、即食べられなくなるわけではありません。缶詰の賞味期限について解説します。
・賞味期限と消費期限の違い
賞味期限と消費期限の違いはご存じでしょうか?賞味期限と消費期限の違いは、以下の通りです。
●賞味期限
適切な保存をしていた場合、この年月日まで美味しく食べられるという期限。傷みにくい商品に付けられます。期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
例:缶詰やカップ麺、スナック菓子、ペットボトル飲料など
●消費期限
適切な保存をしていた場合、安全に食べられる期限のこと。傷みやすい商品に付けられていて、この期限を過ぎたら食べないようにしましょう。
例:弁当、お惣菜、サンドイッチ、ケーキなど
缶詰に表示される賞味期限は「美味しく食べられる期間」ですので、期限が過ぎてしまっても食べて大丈夫です。
・適切な保存をする必要がある
缶詰は賞味期限が過ぎても食べられますが、適切な保存方法をしていた場合に限ります。例えば、缶詰が劣化して穴が開いていたりサビていたら、缶詰の中に細菌が入り込み、中身が腐ってしまっていることも考えられます。
缶詰は、直射日光が当たらず湿気の少ない、涼しい場所で保管するのが適切な保存方法です。湿度の高い場所や湿気のある場所などで長期間保存していた缶詰は、劣化している可能性もあるため注意しましょう。
・味や風味の変化
賞味期限は、「美味しく食べられる期間」です。賞味期限が過ぎてくると、味や風味が落ちたり、食感が悪くなったりと品質が低下してくることが予想されます。
ただし、表示されている賞味期限は安全のために実際に味が変わる時点よりも、かなり前倒しで設定されているようです。そのため、賞味期限が少々過ぎたくらいであれば、まだまだ美味しく食べられるといえるでしょう。
安全に缶詰を食べるために
適切な保存を行えば長く保存できる缶詰ですが、保存環境によっては缶が劣化して、中身が腐敗してしまうことも考えられます。賞味期限が大幅に過ぎている場合は、安全のために目で見たり匂いを嗅いだりして、食べられるかしっかり確認しましょう。小さな子どもや高齢者がいる場合は特に注意してください。
缶詰が膨張していたり、缶詰のふたを押したときにへこんだりするのであれば、缶に空気や微生物が入り込み、腐敗していると考えられます。また、缶詰を開けたときに異臭がするようであれば、食べずに捨てるようにしましょう。
賞味期限切れの缶詰を捨てるときはそのまま捨てるのではなく、缶詰を開け、中身は布などに含ませて燃えるゴミとして出しましょう。万が一、缶詰が膨張している場合はそのまま開封してしまうと内容物が飛び出してくることがあり危険です。バケツなどに水を張り、水の中に缶詰を沈めたまま缶切りなどでガスを抜くと、安全に缶を開けることができます。
缶詰は食費の節約にも!常備しておくと便利
食材の缶詰は、リーズナブルな価格で手に入る上に、すでに調理されているものもあるため、食費の節約や調理の時短にもぴったり。給料日前や急に食事を用意しなくてはならないときに備えて常備しておくと便利です。保管場所に気を付けながら、缶詰を家に常備して上手に活用していきましょう。
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