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じゃがいもの芽には毒がある!正しい処理の方法を知って食中毒を防ごう
じゃがいもを調理をしようと思ったら、芽が出ていたという経験はありませんか?じゃがいもの芽には毒があり、食べてしまうと最悪死に至ることもあります。この記事では、じゃがいもの芽の危険性や、食中毒の防止方法を解説します。
- じゃがいもの芽には毒があるって本当?
- じゃがいもの芽(毒)を食べるとどうなる?致死量はあるの?
- ジャガイモの芽(毒)は過熱しても減らない?
- じゃがいもの食中毒を防ぐ処理方法
- 食中毒を防ぐためのじゃがいもの保存方法
- おすすめのじゃがいもレシピ
- じゃがいもの芽は正しい処理をして食中毒を防ごう!
じゃがいもの芽には毒があるって本当?
じゃがいもの芽やその根元、皮には「ソラニン」や「チャコニン」という天然毒素が含まれています。また、じゃがいもの皮を剥くと緑色の部分が現れることがありますよね。この緑色に変色した部分にもソラニンやチャコニンが含まれています。
これらのじゃがいもの毒素は、栽培中や収穫後に光にさらされたり、傷をつけられたりすることで増加します。また、家庭菜園などで栽培した小さなじゃがいもは、ソラニンやチャコニンの濃度が高い可能性があるため注意しましょう。
じゃがいもを食べる際には、芽や根元、皮だけでなく緑色に変色している部分をしっかり除去する必要があります。
じゃがいもの芽(毒)を食べるとどうなる?致死量はあるの?
じゃがいもの芽に含まれる毒を一定程度以上食べてしまうと、食後30分から半日ほどで腹痛や吐き気、下痢、嘔吐、頭痛、めまいなどの食中毒症状が現れます。このような症状が出た場合は、急いで医師の診察を受けましょう。
重症化すると、意識障害、痙攣、呼吸困難などの症状が起こり、死に至ることもあります。体重が50kgの人を例にすると、ソラニンやチャコニンを50mg摂取してしまうと食中毒の症状が出る恐れがあり、150~300mgを摂取すると死亡する恐れがあるといわれています。
通常のじゃがいもの可食部に含まれるソラニンやチャコニンの量は、100gあたり平均7.5mg。多くが皮の周辺に含まれます。一方、じゃがいもに光があたって緑色に変色した部分では、100gあたり100mg以上になるといわれています。小さな子どもの場合はわずかな量でも発症するため、特に注意が必要です。
ジャガイモの芽(毒)は過熱しても減らない?
じゃがいもの芽に含まれている毒は、加熱しても完全になくなりはしません。ある実験によれば、じゃがいもを15分茹でてもソラニンやチャコニンの濃度が減ることはなかったといいます。じゃがいもを210℃で10分揚げた場合は、4割ほどの減少がみられましたが、それでもまだ多くの毒が残りました。
じゃがいもによる食中毒を防ぐためには、毒が多く含まれているじゃがいもの芽をしっかり取り除くことが大切です。
じゃがいもの食中毒を防ぐ処理方法
食中毒を防ぐために、じゃがいもを下処理するポイントは以下の通りです。
・芽をしっかりとる
じゃがいもに芽が出ているときは、しっかり芽を除去してから調理しましょう。芽をとる際は、芽だけでなく根元までえぐりとるようにして取り除く必要があります。
・皮を厚めにむく
じゃがいもが緑に変色している場合は、皮を厚くむきましょう。緑色になっている部分を完全に除去することで、食中毒の危険性を減らすことができます。
・未熟なじゃがいもは避ける
小さく未熟なじゃがいもは、ソラニンの濃度が高い傾向にあります。市販のもので食中毒を起こすことはほぼありませんが、家庭菜園などで育てたじゃがいもを食べる際は注意が必要です。大きさから判断できない場合は、食べるのを控えておきましょう。
食中毒を防ぐためのじゃがいもの保存方法
じゃがいもは保存期間にストレスを受けると、芽が出やすくなります。食べるときだけでなく、購入後の保存方法にも注意しましょう。
じゃがいもは日光に当たると、発芽しやすくなったり緑色に変色しやすくなったりするため、日の当たらない冷暗所で保管するのが基本です。また、20℃以上の場所では発芽・腐敗しやすくなるので、夏場は野菜室に保管するとよいでしょう。温度が低くなりすぎると、低温障害を起こし早く傷んでしまうので、冷蔵庫での保管はおすすめできません。
じゃがいもは湿気にも弱いため、長く保存したいときは新聞紙やキッチンペーパーに包んでおきましょう。
おすすめのじゃがいもレシピ
芽が出たじゃがいもでも、しっかり処理をすれば、おいしく食べることができます。おすすめのじゃがいもレシピを紹介します。
じゃがいものきんぴら 3~4人分
<材料>
・じゃがいも 2~3個
・にんじん中 1本
・ごま油 大さじ1
(A)
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
<作り方>
(1)皮をむいたじゃがいも、にんじんを細く切り、じゃがいもは水にさらして水気を切る
(2)フライパンにごま油を熱し、にんじん、じゃがいもの順に入れ炒める
(3)じゃがいもに透明感が出てきたら、(A)を加え炒め、味を調え完成!
<ポイント>
お好みでピーマンを入れると、彩りもよくお弁当のおかずにもぴったり。甘めのきんぴらが好みの方は、お砂糖を追加してもおいしく召し上がれます。
じゃがいもの芽は正しい処理をして食中毒を防ごう!
じゃがいもの芽にはソラニンやチャコニンという毒が含まれています。料理をする際はしっかり処理をして、おいしくじゃがいもを食べましょう。
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このテーマに関する気になるポイント!
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じゃがいもの芽の毒とは?
ソラニンやチャコニン
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じゃがいもの毒はどこに含まれている?
じゃがいもの芽や根元や皮
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じゃがいもの芽の毒で引き起こされる症状は?
腹痛や吐き気、下痢、嘔吐、頭痛、めまいなど。重症化すると、意識障害、痙攣、呼吸困難などが起こる
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じゃがいもの芽の毒の致死量は?
体重50kgの人の場合、150~300mgを摂取すると死亡する恐れがある
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じゃがいもの芽の毒をなくす方法は?
揚げることで減少するが、完全にはなくならない。
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じゃがいもの芽の食中毒を防ぐ処理方法は?
芽をしっかりとる、皮を厚めにむく、未熟なじゃがいもは避ける
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じゃがいもの芽が出ない保管方法は
日の当たらない冷暗所で保管する
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多少手間にはなってしまうけれど、じゃがいもって美味しいし安心して食べるためには必要よね!気を付けましょ!!