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家族構成別1カ月の生活費モデルケースから見る節約できるポイント
家族構成や生活スタイルによって節約のポイントは異なります。この記事ではひとり暮らし、夫婦2人暮らし、夫婦と子供2人の4人暮らしの3つのモデルケースごとに、月の平均支出と節約のポイントを解説します。
生活費について改めておさらい
生活費を考えるにあたっては、まず自分の家計の可処分所得がどのくらいあるのかを意識しましょう。
可処分所得とは、収入から社会保険料、所得税、住民税を除いて残った金額のことを指します。社会保険料や税金は必ず支払わなければならないものですが、可処分所得は自分の意志で自由に使えるお金です。
お金を着実に貯めていくためには、この可処分所得をいかにやりくりするかがポイントとなります。なかなかお金が貯まらないと悩んでいるのであれば、月の可処分所得以内に支出が収まるようにお金の使い方を見直す必要があるかもしれません。
生活費|ひとり暮らし編
ここからは、「ひとり暮らし」「夫婦2人暮らし」「夫婦と子供2人の4人暮らし」の3種類の世帯について、1カ月あたりの平均支出と節約のポイントをご紹介します。
月の平均支出については、総務省統計局のホームページで公開されている「家計調査(家計収支編)2019年(令和元年)」のデータを参照しました。
・ひとり暮らしの1カ月の支出合計:16万3,781円
【内訳】
・ひとり暮らしで節約できるポイント
全ての世帯に対して言えることですが、生活費を節約する時はまず固定費から見直しましょう。固定費は毎月出ていくお金ですので、一度見直せば効果がずっと続きます。年間で数万円の違いが現れることも珍しくありません。
見直しやすい代表的な固定費は、光熱費や通信費、保険料など。独身のひとり暮らしであれば子育てや家族の扶養義務がないので、はっきり言って高額な生命保険などは必要ないことがほとんどです。
社会人になった時に勧誘されるがまま生命保険に入ったものの、正直内容をよく理解していないという方は意外と多いもの。自分に万が一のことがあった時に経済的に困る人がいるかどうかが、保険の必要性を見極めるポイントです。無駄な保険料支払いをなくせば、かなり家計の負担を減らすことができます。
生活費|夫婦2人暮らし編
参照元:消費者庁 公共料金の内外価格差
・2人暮らしの1カ月の支出合計:25万6,632円
2019年の2人暮らしの支出平均は次のようになります。
【内訳】
・2人暮らしで節約できるポイント
夫婦2人暮らしの場合はひとり暮らしと比べて総支出は増えますが、食費や光熱費が単純に倍になるわけではありません。しかも共働きの夫婦であれば2人分の収入でやりくりすることができるので、かなり余裕ができる家庭も出てきます。
子供がいない分、仕事に集中できる時期でもありますので、お金の貯め時とも言えます。ここでしっかりと蓄えを作ることができれば、将来の見通しも立てやすくなり、精神的にグッと楽になるでしょう。
新婚の夫婦であれば、まずスマホやインターネットなどの通信費や、光熱費のプランを見直してみましょう。例えば結婚前は別々のキャリアだったスマホを1つのキャリアにまとめることで、家族割などのお得なプランが使えるようになります。
また所帯を持つことで車の検討を購入する方も多くなりますが、車は購入する時の費用だけでなく、ガソリン代や定期的な車検代など維持コストもかかります。通勤などで毎日乗る場合は別ですが、利用頻度がそれほど高くない場合はカーシェアリングの利用も検討すると、かなり出費を抑えることができるでしょう。
生活費|夫婦と子供2人の4人暮らし編
・4人暮らしの1カ月の支出合計:33万8,650円
【内訳】
・4人暮らしで節約できるポイント
子供が2人いる4人家族ともなると、食費がかなり家計を圧迫してきます。仕事や子育てに追われて忙しくなると、外食やお惣菜に頼ることも増えるでしょう。
無理に自炊を頑張ろうとしても、負担が大きくなってしまうと長続きしません。食費を見直す場合は、あくまで自分の生活スタイルに合わせて、できるところから少しずつ、という点を忘れないようにしましょう。
ひとり暮らし世帯や夫婦2人暮らし世帯と比べると、子育て世帯は保険の重要度が上がります。子供がいる場合は、親に万が一のことがあった場合を考えてしっかりと備えをしておくことが必要です。ただし保険料が生活費を圧迫してしまっては本末転倒。必要な保障だけを賢く利用することが大切です。
コストを抑えて利用できるのが掛け捨ての定期保険です。掛け捨ては損というイメージを持っている方も多いようですが、保険料が比較的安く設定されていますので月々の負担を小さくすることができます。
保険の見直しで浮いたお金をそのまま貯蓄に回せばそれ自体が備えにもなります。家族の状況や子供の成長に合わせて柔軟に対応していきましょう。見直しの際はファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめです。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。