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防災グッズで揃えておきたいものとは|必須アイテム女性版・子ども版
日本は地震や台風、豪雨、異常気象などの自然災害が多く発生する国です。もしもの時に備えて、家庭で防災グッズを用意しておきましょう。この記事では、一般的な防災グッズ、女性版・子ども版の必須アイテムを紹介します。
防災グッズが必要になるタイミングとは
2011年に発生した東日本大震災や2016年の熊本地震、また、2018年に起こった集中豪雨による甚大な被害はみなさんも記憶に新しいのではないでしょうか。自然災害の発生は誰にも予期できず、一度起きれば甚大な被害を与えます。もしものときに備えて、防災グッズを用意しておくことはとても重要なことです。自然災害が発生したときに、防災グッズが必要になるタイミングは以下の3つに分けられます。
・自宅のライフライン(水道・ガス・電気)が止まったとき
・高台や車などへ避難したとき
・避難所へ移動したとき
まず、災害が起きると水道やガス、電気などのライフラインが止まりやすくなります。命を守る上で必要なライフラインが止まってしまうと、防災グッズなしで生活を送るのは困難です。避難所に行ったとしても全員に行き渡るほど十分な物資があるとは限りませんし、交通網が寸断され救援物資が届くのに日数がかかることもあるでしょう。
家で過ごすにしても避難所や車内などで過ごすにしても、防災グッズを揃えておくことは大切です。防災グッズを揃えて、災害を乗り切る準備をしておきましょう。
防災グッズの種類と保管場所
防災グッズは、0次の備え、1次の備え、2次の備えと3段階に分けて準備しておくのがベストです。
・0次の備え
0次の備えとは、出先で被災したときに役立つ防災グッズです。普段から持ち歩いているバッグに入れて常に携帯します。例えば、チョコや飴などの食料や、モバイルバッテリー、ティッシュ、絆創膏や常備用の薬など、日常でも利用できるものを用意しておきます。
・1次の備え
1次の備えは、避難時に必要となるものをまとめた、持ち出し用の防災グッズです。災害が起きた際にさっと持ちだせるよう、コンパクトなリュックサックなどにまとめて、玄関や寝室などに置いておきます。あれもこれもと詰め込んでしまうと荷物の量が多くなり、速やかに避難できなくなってしまうため注意が必要です。命を守るために必要最低限のものを準備しておきましょう。
・2次の備え
2次の備えは、自宅のライフラインが途絶えたときに耐えしのぐための備蓄です。食料や消耗品などを少なくとも3日分以上揃えておく必要があります。キッチンや押し入れ、物置などにケースや大きめのカバンなどで用意しておきましょう。普段から非常食にもなる食材を多めに買っておき、食べたらその都度買い足していくという「ローリングストック法」も勧められています。
防災グッズの点検時期
防災グッズは定期的な点検が必要です。備蓄用の水や食料など消費期限があるものをチェックするのはもちろんですが、乾電池にも耐用年数がありますし、季節によって必要な衣類も異なります。防災グッズがいざというときに使える状態を保つために、定期的に防災グッズを点検しましょう。
1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんだ9月1日のほか、季節の変わり目となる3月1日・6月1日・12月1日の年4回が「防災用品点検の日」に定められています。この日に合わせて防災グッズの点検を行うと分かりやすくて良いでしょう。
防災グッズリスト
女性の方や子どもがいる家庭の場合、基本的な防災グッズのほかにも用意しておくべきものがあります。家族構成や子どもの年齢などに合わせて、各家庭で防災グッズリストを作成するようにしましょう。
・防災グッズ:女性版
女性の場合は、基本的な食料や防災グッズのほかに、以下のようなアイテムが必要です。
・生理用ナプキン
・パンティライナー
・ボディシート
・洗顔シート
生理用ナプキンは最低1周期分を目安に準備しておくようにしましょう。災害時には洗濯ができない状況になる可能性もあるため、パンティライナーのようなものを用意しておき、同じ下着でも清潔に過ごせるようにしておきます。また、お風呂に入れないときでもボディシートや洗顔シートがあればスッキリできるでしょう。
・防災グッズ:子ども版
子どもの防災グッズに入れておきたいものは、子どもの年齢で異なります。年齢別の必須アイテムを解説するので、参考にしてみてください。
【0~1歳】
・おむつ、消臭袋
・おしりふき
・着替え
・哺乳瓶、マグ
・授乳ケープ、ミルクセット
・レトルトや瓶詰の離乳食
・母子手帳
【2~3歳】
2~3歳の場合、メンタル面でのケアも大切です。おもちゃや絵本などを用意して避難先でも落ち着ける工夫をしましょう。
・子どもの食料や水
・おむつ(必要な場合)、消臭袋
・おしりふき
・着替え
・おもちゃ、絵本など
【4歳~小学校低学年】
このぐらいの年齢になると、ほぼ大人と同じものを用意すれば良くなります。子ども用の防災リュックを作り、自分で持たせても良いかもしれません。
自然災害は、いつ・どこで発生するか予想ができないものです。普段から防災グッズを用意しておくことで、もしものときにも災害を乗り切れます。また、自宅が被害を受けた場合に備えて、火災保険に加入しておくと経済的にも安心ですよ。楽天損保のホームアシストはリスクに合わせて保険料が変化する保険です。ぜひチェックしてみてください。
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