1月から12月までのカレンダーをチェックすると、おおまかな祝日の傾向がわかりますよね！そこで、まず2020年のカレンダーを見てみましょう。

2020年の特徴として、「祝日がない月が多い」ということがわかります。例年、祝日がない月といえば6月でしたが、2020年は東京オリンピックとの関係で10月も祝日がない月となりました。また、2018年まで天皇誕生日だった12月23日が2019年から平日になり、12月も祝日がない月になっています。

【1月】
1月1日（水）元日
1月13日（月）成人の日

【2月】
2月11日（火）建国記念の日
2月23日（日）天皇誕生日
2月24日（月）天皇誕生日の振替休日

令和になり最初の天皇誕生日は日曜日と重なり、翌日が振替休日となります。

【3月】
3月20日（金）春分の日

【4月】
4月29日（水）昭和の日

【5月】
5月3日（日）憲法記念日
5月4日（月）みどりの日
5月5日（火）こどもの日
5月6日（水）憲法記念日の振替休日

5月3日の憲法記念日は日曜日です。祝日と日曜日が重なった場合、その後の一番近い平日が振替休日になる決まりから、4日みどりの日、5日こどもの日の翌日、6日水曜日が振替休日になります。

【6月】
6月は、例年通り祝日のない月です。

【7月】
7月23日（木）海の日
7月24日（金）スポーツの日

2020年は、東京オリンピックが開催される年です。それに関連して、一部の祝日が日にちを変更することになりました。通常、海の日は7月の第3月曜日ですから、2020年の場合は7月20日（月）です。しかし、2020年に限り、23日（木）になります。

また、スポーツの日（これまでの体育の日）も、10月の第2月曜日ですから、従来通りであれば10月12日（月）ですが、これも2020年に限り7月24日に移動されます。

オリンピックの開会式が7月24日（ただし、ソフトボールとサッカーの試合は22日スタート）であることから、このような措置がとられました。

【8月】
8月10日（月）山の日

山の日も、本来であれば8月11日火曜日です。しかし、2020年はオリンピックの閉会式が8月9日夜にあることから、山の日を10日の月曜日に移して連休が作られました。

【9月】
9月21日（月）敬老の日
9月22日（火）秋分の日

【11月】
11月3日（火）文化の日
11月23日（月） 勤労感謝の日

【12月】
12月は祝日のない月です。とはいえ、年末は年末年始休暇でお休みという人も多いのではないでしょうか。

2020年にある祝日の一番の特徴は、オリンピックに関連して休みが移動している日があるということでしょう。

2019年からは12月23日が平日になり、2020年からは新しく2月23日が天皇誕生日になります。普段の年の「そろそろ休日があるから…」「このあたりは休日がないから…」という印象と、実際の祝日がずれてしまうこともあるため、カレンダーをよくチェックしておきましょう。