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2020年は子年!干支は「庚子(かのえね)」 子年にまつわるあれこれ
年賀状の図案でもよく目にする干支。十二支と干支の意味や由来を説明し、オリンピックイヤーとなる2020年子年がどのような年になるかを占います。また子年生まれの人の性格などについての占いもまとめました。
2020年は「子年」、干支は「庚子(かのえね)」
十二支が誕生したのは中国の殷(いん)の時代。紀元前1600年ごろです。当時の人々は星の動きから時間や季節を読み取っていましたが、木星は12年かけて地球の周りを1周しているように見えることに気づきました。また、月の満ち欠けを12回繰り返したら空の星の見え方が元に戻ることがわかり、星空を12分割して、それぞれに名前を割り当てたのが十二支です。もともと十二支に動物の意味はなかったものの、民衆に時間の概念などを広めるために動物の名前を当てはめて十二支が生まれました。
日本に十二支が伝わったのは6世紀ごろ。江戸時代には民衆が年回りや時間、方角を十二支で表現するようになっていました。丑三つ時などという表現がそのひとつです。ねずみは時間で言うと23時から1時ごろ、方角で言うと北を示します。
2020年は十二支で言うと子(ねずみ)年です。ねずみはねずみ算という言葉もあるように、多産の生き物で子孫繁栄のシンボルです。また株式市場でも子年は繁栄と言われ、株価が上昇しやすいとされています。
・そもそも干支とは?十二支とどう違う?
今年の干支という言い方をよくしますが、干支とは正確には「十干」と「十二支」を組み合わせたもののことです。十干(じっかん)とは、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)を言います。十二支はご存知のように動物であらわされる、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥です。
十二支と言うと12のサイクルですが、年ごとに十干と十二支が割り当てられた干支では、十干と十二支の偶数同士の組み合わせなので60通りになります。2020年は子年で庚子(かのえ・ね)に当たります。次の庚子は60年後の2080年です。還暦の概念もこれと同じで、生まれた年の干支を再び迎えることを言います。
「庚子」のもつ意味・由来
十干と十二支にはそれぞれの意味があり、さらに組み合わされることによってさまざまな意味をもちます。庚子にはどのような意味があるのでしょうか。
・十干の「庚」のもつ意味
庚は「更」という字に通じます。更は植物の成長が止まって新しい変化を迎えようとする状態。また陰陽五行説で言うと、陰陽は陽、五行は金に該当します。
・十二支の「子」のもつ意味
またねずみは本来「孳」という字で、孳る(しげる)・ 孳む(うむ)とも読みます。これは新しい生命が生まれようとする状態を指す言葉です。ねずみの陰陽は陽、五行では水に当たります。十干と十二支を組み合わせた庚子では、金の陽と水の陽の組み合わせで相生(そうせい)という関係です。
・2020年はどんな年になる?
陰陽五行説では十干と十二支の組み合わせによって、それぞれが強め合ったり、弱め合ったりする関係性を表現しています。庚子の相生という関係は相手を強める関係性。金から水が湧き出るようなイメージです。新しい変化の兆しが見え始めた状態なので、まったく新しいことにチャレンジしたり、成長に向けたアクションをスタートしたりするにも適した年です。
・何歳の人が子年生まれ?
子年生まれの人は2020年に12の倍数の年齢になります。2008年生まれであれば2020年に12歳、1996年生まれなら24歳、1984年生まれなら36歳、1972年生まれで48歳になります。
子年生まれの人の性格や特徴
干支は時間や方角を知るために実用性が高いものであると同時に、占いにも用いられてきた古人の知恵です。子年の人はどのような性質をもっているのでしょうか。
ねずみは「寝ず身」とも言われ、子年の人は真面目でコツコツ型が多く、倹約家で若いときから財を成すと言われています。また、ねずみは勘が鋭いことでも知られる動物。天災の前にはねずみが逃げ出すとも言われています。子年生まれの人も聞き察知能力が高くて世渡り上手です。
さらに、ねずみはどんな場所でも力強く生き抜く生き物です。環境への適用能力が高いだけでなく、誰にでも合わせられるコミュニケーション能力も秀でています。
要領がよくて、機転も利く子年の人は人あたりもよいため、自然と周囲からも愛されます。リーダータイプというよりは、周りを和ませるムードメーカーです。また忍耐強くて真面目な一面もあるため縁の下の力持ちとして活躍することも多いでしょう。
子年の人は穏やかで実直な一方で、自分の感情を表現するのは上手ではありません。じっと我慢してストレスを溜め込んでしまうこともあるので注意しましょう。
子年と相性の良い十二支は?
干支の相性が十二支を円で書き表した関係で知ることができます。柔和で穏やかな子年と相性が良いのは、しっかり者の辰年や申年です。また、粘り強さがある丑年も相性が良いでしょう。
一方で子年と相性が悪いのは、円であらわしたときに向かい側に来る午年です。午年はプライドが高く、コツコツ型の子年とは相性がよくありません。
干支には古くから積み重ねてきた知恵や経験則が残されています。オリンピックイヤーである2020年は日本にとっても特別な年。記念すべき1年をどのように過ごすか考えてみましょう。
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