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ノマドワーカーの仕事内容は?仕事場所や具体的な収入例も。
一般的な会社員から見たら、自由で気楽なように感じるノマドワーカー。どんな仕事を行って、どのくらいの収入を得ているのかが気になります。具体的な仕事内容や職業別の収入レベル、ライフスタイルなど、ノマドワーカーの生態を探ってみましょう。
ノマドワーカーの仕事内容とは?
ノマドワーカーの仕事内容は多岐に渡ります。職種でいえば、ライターやグラフィック・Webデザイナー・エンジニアなど、パソコンを使って作業するものがメインです。これらの職種の場合には、取引先から依頼を受けて担当する仕事内容詳細と報酬を確認し、実際の作業に入ります。安定した取引先がない人の場合だと、クラウドソーシングと呼ばれる仕事のマッチングサイトを通して条件に合う仕事を探し、メッセージのやり取りを通して報酬や詳細を詰めて、作業に入る方式が一般的です。
作業に入った後の進め方は、人それぞれ異なります。ノマドワーカーといっても全員が旅行しながら仕事をしているわけではなく、固定の住居を構える人がほとんどです。自宅にこもって作業を進めることもあれば、カフェやコワーキングスペースに出掛けることもあります。コワーキングスペースとは、1日単位や月単位で作業スペースを貸している施設のことです。会議室・プリンターなど仕事に必要な道具を備えた施設も多く、ノマドワーカー同士の交流の場としても広く活用されています。
仕事場所は自由?ノマドワーカーの仕事場所とは
案件によっては、取引先のオフィスで行う作業もあります。そうはいっても、基本的には上で紹介しているような自宅やカフェ、コワーキングスペースを仕事場所に選ぶ人がほとんどです。パソコンやインターネット環境さえあればできる仕事も多いことから、その日の気分で作業場所を決めている人もいます。
どこでも仕事場所になることは気楽な反面、自己管理が苦手な人だと大変です。反対にストイックになりすぎて、体調を崩してしまう人もいます。リラックスするスペース・作業するスペースと空間を分け、ワークライフバランスをとることも大切でしょう。
ノマドワーカーの仕事内容別の収入一覧
ノマドワーカーの年収は、経験年数やスキル、人脈によってかなり大きく変わってきます。平均的な数値は出しにくいという前提を踏まえたうえ、実態を見ていきましょう。なお、以下に示す職業別年収モデルは、フリーランス実態調査を行っている民間企業のコラム内数値を参照させて頂きました。
・ライター(中堅レベル):300万円~500万円
参入障壁が低くて誰でも始められることから、平均年収はやや低めです。人気ライターとなれば上限知らずに単価をあげることもでき、ステップアップしていく楽しみがあります。ノマドワーカーになる前に副業ライターから始めることもでき、多様な働き方が可能です。
・グラフィックデザイナー:700万円~800万円
グラフィックデザイナーは会社務めをしていたときより年収アップできる可能性が高く、高単価の仕事を見つけやすい職種といえます。前職からの紹介で仕事を受けることもでき、人脈作りが欠かせません。
・Webデザイナー:300万円~700万円
Webデザイナーは競争が激化している職種にあたり、単価が低い仕事も見られます。グラフィックスキルを磨いて紙媒体の仕事にチャレンジする、プログラミングスキルをつけるなど対応範囲を広げていけば、年収アップも可能です。
・エンジニア:700万円~1,200万円
エンジニア自体が人手不足の職種にあたることから、好条件の仕事を見つけやすい傾向があります。案件ごとの単価も高く、会社務めをしていたときより年収アップしやすい職種といえるでしょう。
フリーランス白書2018では、ノマドワーカーを含めたフリーランサーが仕事を続けるうえで障壁になるものに関する質問では、65%近くの人が「収入がなかなか安定しないこと」を不安要素にあげています。現在の仕事を続けるうえでの重要スキルのトップには「自分を売る力」が来ていて、満足できる収入を確保できるかどうかは、営業力次第という現状も示されました。専門的な知識やスキルだけでなく自分自身を売り込む営業力が求められる特殊な働き方と考えられます。
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ノマドワーカーに向いている人
作業の進め方が比較的自由であったり、職種によっては通常のサラリーマンより収入が高い仕事があったりと魅力的な部分も多いノマドワークですが、仕事の能力以外にも向き不向きがあります。ノマドワーカーに求められる素質とは何なのでしょうか。
・コミュニケーション能力の高さ
あまり人と関わらずこもって作業ができるというイメージを持ち、ノマドワーカーを目指す方は多いかもしれません。しかし、実際にはテキスト上での意思疎通を正確に図らなくてはいけないという意味や、フリーランスの場合は特に営業や交渉を自分で行わないといけないという意味でもコミュニケーション能力が求められます。
・時間をコントロールすることができるか
ノマドワークは時間が決まっていないため自分を律することが必要になってきます。特に家で作業ができない場合は場所を変えながらの作業になりますが、場所を変えることで時間がなくなってしまうなんてことにならないように自分の時間をコントロールし、スケジュールをしっかり把握する必要があるのです。
ノマドワーカーの仕事道具・こだわりアイテム
ノマドワーカーは、仕事道具の準備もすべて自分で行います。最低限必要な3種の神器は、ノートパソコン・パソコン充電器・モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)。連絡用のスマホやタブレット端末、メモ用のノートや筆記用具まで含めると、結構な重量になってきます。
ノートパソコンなら何でもよいというわけではなく、グラフィックソフトや開発ツールをいくつか同時に立ち上げても動じないくらいのスペックにこだわる人も多いようです。高機能パソコンを購入すれば初期費用はかかりますが、快適な作業を助けてくれる必要経費と考えて、条件に合うものを選択しましょう。
このほかに、お財布やキーケース、名刺ケースやイヤホンなど、細々したアイテムが入ってきます。どこに何が入っているかがひと目で分かるリュックやバッグにこだわり、自分なりの「ノマドセット」を作る人も多いようです。
お気に入りの仕事道具やアイテムに囲まれて仕事をすると、モチベーションも高まります。任された仕事を確実にこなさなくてはいけないノマドワーカーだからこそ、やる気を引き出してくれる仕事道具選びが大切です。
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