ブラックフライデーは、最近日本に導入した大型セールです。そのため多くの方は、いつ頃開催されるのかわからず、買い物に行けなかったケースもあるのではないでしょうか。

そこでまず日本のブラックフライデーの開催日や、基本的な情報をご紹介します。

・ブラックフライデーは毎年11月第4金曜日に開催
ブラックフライデーは、毎年11月第4金曜日から数日間かけて行われる大きなセールです。日本では2016年頃から、多くの企業が取り入れるようになりました。

これまで以下の日程で開催されてきました。

●2016年：11月25日～27日
●2017年：11月24日～26日
●2018年：11月23日～25日
●2019年：11月22日～24日

・店舗によって開催日や開催期間は異なる
ブラックフライデーの日程は各店舗によって違うため、個別に確認することも大切です。イオンなどは一般的なブラックフライデーよりも長期間開催しています。

以下に国内企業・店舗の2019年のブラックフライデー開催日を紹介します。

●イオン、イオンスタイル：11月22日～11月26日
●コストコ：11月22日～28日
●トイザらス：11月29日～12月1日
●しまむら：11月27日～12月1日
●ABCマート：11月22日～12月1日

2019年のブラックフライデーは、開催日数を5日間以上に増やす店舗が目立ちました。各企業が、ブラックフライデーに力を入れ始めたものと考えられ、2020年以降はさらに多くの企業の大型セール実施が期待できます。

続いてはブラックフライデーと同じ時期に開催されるサイバーマンデーについて簡単に説明しておきましょう。サイバーマンデーも大型セールですが、ブラックフライデーとは開催日や業種が違います。

・サイバーマンデーとは
サイバーマンデーは、ブラックフライデーと同じくアメリカ発祥の大型セール・イベントのことです。アメリカでは、ブラックフライデーで実店舗の売上が急増し、ブラックフライデー明けの月曜日にネットショップの売上が急増する傾向がありました。そこで、ブラックフライデー直後にネットショップもセールを開催するようになったのです。NRF（全米小売業界）は2005年、このセールをサイバーマンデーと呼び、その呼び名がアメリカ全土に普及しました。

日本でもEC事業を手掛ける企業を中心に、サイバーマンデーを開催し始めています。しかし、アメリカとは購買行動が違う傾向にあるため、11月末頃から12月はじめにかけて開催しているのが特徴です。

・ブラックフライデーとサイバーマンデーの違いは？
ブラックフライデーは実店舗を中心としたセールで、サイバーマンデーはネットショップのセールというのが両者の違いです。ブラックフライデーは11月第4金曜日に開催していますが、サイバーマンデーはブラックフライデー明けの月曜日もしくは11月末にかけて開催しています。中にはブラックフライデーとサイバーマンデーどちらも開催しているケースもあります。イオンなどはその一例です。

・サイバーマンデーの開催日
サイバーマンデーの開催日も、企業によって変わります。以下に2019年のサイバーマンデー開催日をご紹介します。

●イオン：11月5日～11月11日
●Amazon：12月6日～12月9日

サイバーマンデーはブラックフライデーと違い、開催しているネットショップが少ないため、今後の市場規模拡大・認知度向上を待ちましょう。