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こじらせ女子とは。特徴をチェックしてこじらせを解消させるには…
こじらせ女子という言葉は、ライターの雨宮まみさんが自著『女子をこじらせて』の中で取り上げて有名になりました。こじらせ女子の正確な意味を知りたい方向けに、こじらせ女子の特徴とその解消方法をご紹介。
「こじらせ女子」とは。正確にはどういう意味?
雨宮まみさんによると、こじらせ女子とは世間一般の「かわいい女の子」に自分を当てはめられない女性を意味するそうです。ただ、これだけでは具体的にどういった女性がこじらせ女子なのか分かりにくいでしょう。
以下では、こじらせ女子の特徴をまとめてみましたので、自分に当てはまるところがあるかチェックしてみてください。
・世間一般で認められている「かわいい女」に自分は当てはまらないと思い込んでいる
・世間一般の人が思い描く女性像に自分は該当しないことにコンプレックスを持っている
・自分自身を女性としてポジティブに捉えられない
・自分に女性らしさが欠けていることについて、根拠のない理由をつけて自信を持とうとする
こじらせかたも十人十色。パターン別こじらせ女子
一口にこじらせ女子と言っても、そのこじらせ方は人それぞれです。こじらせ方にもいろいろパターンがあるので、以下でまとめてみました。
・容姿へのコンプレックスがあるタイプ
容姿にコンプレックスがあり、自分のことを「ブスだからダメなんだ」と思い込んでいるタイプです。こじらせ女子の典型的なタイプと言って良いでしょう。
容姿にコンプレックスがあるとしても、ダイエットしたり上手にメイクをしたりして、自分を肯定的にとらえる女性はいます。ところが、こじらせ女子は容姿へのコンプレックスを言い訳にして、努力すらしようとしません。「容姿がダメだから、何をやってもダメなんだ」と何もしようとしないのです。
・自分のコンプレックスを口にするタイプ
普通の人は自分のコンプレックスを隠している場合が多いのですが、こじらせ女子は自分のコンプレックスを人前で口に出して自虐ネタにします。「私はおばさんだから」「私は女らしくないから」などと、意図的に自分のコンプレックスをさらけ出すのです。
周囲から痛い女と見られるのを避けるため、自分のコンプレックスを口に出します。こうすることで、自分がダメな女であることはよく分かっていることをアピールしているのです。
・個性派として自己アピールするタイプ
自分は女の中では多数派ではなく少数派だと意識して、着ている服や言動などについて個性派として自己アピールするタイプです。一般的ではなくマイナーな趣味を好み、男性受けしないファッションや髪型を選ぶ傾向があります。特徴のある話し方や言葉遣いで、個性的なキャラを演出しようとするのも特徴です。
・モテる女性を敵視するタイプ
「モテる女は男に媚びているからだ」という思い込みがあり、一般受けする女らしい女性やかわいい系の女性を敵対視するタイプです。「あの人は何で男に媚びるのだろう?」「人相が悪いよね」「ポリシーがないのかしら」などとモテる女性を批判し、敵視します。
こじらせ女子を治す!?こじらせ解消法
こじらせ女子は世間一般の理想の女性像に自分が当てはまらないことに悩んでいます。かわいい女性と認められたいという気持ちはあるけど、現実の自分とはギャップがあるため、モテる女性を敵対視した言動をするのです。このようなことをしても、ギャップを埋めることはできませんし、こじらせ女子から脱出できません。
こじらせを解消し、こじらせ女子から脱出するには、次の2つの方法が有効です。
・女性らしい女性の理想を修正する
こじらせ女子は自分の中に女性らしい女性の理想像を持っていますが、実はそれが流行遅れであることが多いのです。例えば、「自己主張する女はかわいげがない」「女は男を立てるのが当たり前」といった考えにとらわれています。
このような固定観念がいまだ社会に残っているのも事実ですが、現代は多様性が認められる時代です。誰もが古いタイプの女性になる必要はないのです。そのことに気づけば、自分が理想の女性像から外れているというコンプレックスから解放され、こじらせ女子から脱出できるでしょう。
具体的な方法としては、以下のようなことが考えられます。
・古い固定概念の女性らしさを強要する人や情報とは距離を置く
・自分と類似性があり、自分を女性として認めてくれる人と関わり、そのようなコミュニティに参加する
・今の自分を受け入れてくれる人との交流を深める
・女性らしさが不足している自分を改善する
次に、女性らしい女性とはかけ離れている自分に自信を持つことができないのが根本的な問題なら、自分を改善するのも一つの方法です。自分改善のために努力する過程で、少しでも変化が現れれば徐々に自分に自信が持てるようになります。
例えば、ダイエットしてスタイルをよくしたり、男性に受けるメイクやファッション、髪型に変えたりする方法があります。すぐに取り組めることから始めてみましょう。
自分らしい生き方をしよう
この記事を読まれた方の中には、「もしかしたら自分はこじらせ女子かも」と思われた方もいるかもしれません。現在こじらせている状態だからといって悩まずに、この記事で紹介した脱出方法に取り組んでみてください。現代は多様性が認められる時代ですから、今のあなたを受け入れてくれるところはどこかにあります。理想と現実のギャップに苦しむのはやめて、自分らしい生き方をしましょう。
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