暗号通貨
平均年収調査|業種・職種・年齢別 どんな仕事が高収入!?
気になる周囲のお給料。「知りたいけど直接は聞けない」というあなたにお届けする平均年収の情報です。今記事では年代別の平均年収だけでなく業種別、職種別の平均年収を徹底紹介します。自分と周囲とを比較する指標にしてみてください。
もくじ
・全体の平均はいくら
・業種別平均年収の傾向は
・職種別平均年収の傾向は
・年齢別平均年収の傾向は
全体の平均はいくら
はじめに、現在働いている人全体の平均年収をご紹介します。厚生労働省によると、10代~70代までの日本人の全労働者(給与所得者:給料をもらっている人の給料)の平均年収は422万円です。420万円という数字を見ると「意外に少ない」と思うかもしれません。
これをさらに男女別に区別していきますと、男性の平均年収が521万円、女性の平均年収は280万円ということがわかります。男女平等の世の中になっているはずなのに、給料に約2倍の格差があるのは驚きでしょう。
この原因の一つとして、男性には転勤があり給料の高い総合職に就いている割合が比較的高く、女性は逆に転勤を伴う異動がない代わりに、比較的給料が低い一般職に就いている割合が高いことが考えられます。今でも「男性=総合職、女性=一般職」といった企業風土が残っている会社は少なくありません。
業種別平均年収の傾向は
年収を決める要因として「どういった業界で働いているか」という点も重要です。そこで、2017年4月~2018年3月の1年間にマイナビ転職に掲載された求人の「モデル年収例」を業種別(業界別)に集計したものを確認していきます。
1位:ベンチャーキャピタル…1,436万円
2位:外資系金融…850万円
3位:証券・投資銀行…825万円
4位:不動産…760万円
5位:生命保険・損害保険…736万円
6位:金融総合グループ…659万円
7位:住宅・建材・エクステリア…655万円
8位:リフォーム・内装工事…620万円
9位:精密機器…610万円
10位:環境関連設備…601万円
1位はベンチャーキャピタル業界という結果になりました。ベンチャーキャピタルと聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、簡単に言うとハイリターン狙いで未上場企業へ出資を行う投資会社のことです。
2位以下も金融業界が上位を占めています。低金利政策の影響で地方銀行をはじめとした国内の金融機関は苦戦を強いられるなか、社員の年収は高めを維持。とくに外資系金融業界は非常に年収が高いことがわかるでしょう。
5位の生命保険業界は「個人の力」が非常に重視される業界で、それぞれの年収に開きがある可能性もありますが、努力次第では高い年収を得られます。またトップ10のなかにはオリンピック特需などの影響もあり、建築関連業界が年収の高い職種として名を連ねました。
職種別平均年収の傾向は
年収の高い業界に勤めていても、たとえば「営業職よりも事務職のほうが給料は安い」といったように働く内容によって年収に開きがあります。では、どういった職種の給料が高いのか確認していきましょう。
営業系:444万円
企画・管理系:510万円
事務・アシスタント系:330万円
販売・サービス系:327万円
専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):588万円
金融系専門職:416万円
技術系(IT・通信):456万円
技術系(電気・電子・機械):467万円
技術系(建築・土木):415万円
技術系(メディカル・化学・食品):400万円
クリエイティブ系:379万円
このように営業や企画系は平均以上ですが、販売や事務といった仕事に関しては平均年収が低いことがわかります。一般的に理系の職業といわれる技術職は、安定して高い傾向にあるようです。代替えがききやすい(できる人が多い)職種は給料が低く、逆に代替えがききにくい(できる人が少ない)職種の給料は高くなります。
年齢別平均年収の傾向は
最後に年齢別の平均年収をチェックしていきます。20歳~49歳までの平均年収を記載しますので、自身の年収と比べてみてください。
20歳:268万円
21歳:272万円
22歳:277万円
23歳:292万円
24歳:320万円
25歳:344万円
26歳:363万円
27歳:377万円
28歳:390万円
29歳:404万円
30歳:414万円
31歳:429万円
32歳:439万円
33歳:451万円
34歳:459万円
35歳:465万円
36歳:474万円
37歳:481万円
38歳:489万円
39歳:494万円
40歳:505万円
41歳:507万円
42歳:521万円
43歳:517万円
44歳:524万円
45歳:526万円
46歳:540万円
47歳:551万円
48歳:564万円
49歳:573万円
このように年齢別で平均年収を見てみると、日本の会社の典型的な給与体系である「年功序列」が維持されていることがわかります。近年はそれを見直し、「実力主義」を採用している企業もあります。
以上のとおり、年齢・業界・職種によって年収に違いがあることがわかりました。自身の年収のチェックやキャリアアップのための参考としてだけでなく、将来のパートナー候補を見極めるための大事な指標ともなります。頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。