・お金持ちの女性に共通する点

・お金持ちと貧乏人の習慣の違い

・お金持ちの思想を知るための本

お金持ちの女性に共通する点として、「立ち居振る舞いが穏やかで身ぎれいにしている」ということが挙げられます。もちろん絶対にそうだとは言い切れませんが、お金持ちの女性像を思い浮かべたときに、慌てたように早歩きをして、髪の毛も梳かしていないようなタイプを想像する方は少ないでしょう。

こうした余裕は、金銭的なことだけでなく時間的な部分からも生まれることです。朝出かける直前まで寝ていたり、数分の遅刻を繰り返したりするタイプの女性は習慣を見直す必要があるでしょう。

お金持ちは、時間の大切さを知っているものです。なぜなら、時間はお金で買うことがとても難しいことだからです。そして、時間があればより多くのお金を生み出すこともできます。

ダラダラとテレビやスマートフォンを眺めて時間を浪費したり、他人の時間を奪ったりすることは、真のお金持ちはしないものです。もちろん、スマートフォンを眺める時間が自分にとっての投資になる場合や、人脈形成に役立つ場合は別ですが、なんとなく画面を眺めているうちに1時間も経っていた！などということを繰り返しているようでは、お金持ちへの道は険しいといえるでしょう。

貧乏な人がやってしまいがちな習慣に「物を貯めこむ」ということがあります。レシートやポイントカードなどはもちろん、紙袋や本、安物の服など、貧乏な人の家がたくさんの物で溢れかえっているというのは、よくあることです。

貧乏なはずなのに物をたくさん持っているというのは、少しちぐはぐな気もします。しかし、実はこういった「安さにつられた出費」をしてしまったり、「もったいなくて捨てられない」と思ったりすることが貧乏につながっていくのです。

必要のないものを買ったり貯めこんだりせず、本当に欲しい上質なものだけに囲まれて暮らすというのも、お金持ちの人の特徴です。家の中が整っていれば快適ですし、心身の健康にもつながるでしょう。

もちろん、安売りやポイント還元などに踊らされて無用な出費をすることもありません。ポイントは賢く利用すればオトクですが、「ポイントがたくさんもらえるから」と浪費するのでは本末転倒です。

フリマアプリや投資アプリ、プチ稼ぎなども、やりすぎには注意が必要です。節約のため・お金を少しでも稼ぐため、と思ってやっていることでも、やりすぎるとかえってお金を逃すことや、お金以上に貴重な時間を失うことにもなりかねません。

同様に、節約のために遠くのスーパーに行ったり、無料サービスなどがあるからと長時間飲食店に並んだりすることも、お金持ちにはない習慣でしょう。これは、お金があるからしないというだけでなく、その分の時間で何ができるかを考えた場合、コストパフォーマンスが悪いからなのです。

その時間で新たなお金を生み出すことは難しくても、家の中を片付けたり掃除をしたりして暮らしを整えることが、お金を呼び込むことにつながるかもしれませんよ。