節約上手は株主優待を上手に使う!オススメの株主優待

リリース日:2019/03/14 更新日:2024/11/11

自分にとってメリットの大きい株主優待券をもらうことができれば、節約に役立つだけでなく、毎日の生活も潤います。魅力のある株主優待券やオトクな優待券の紹介、株主優待券をもらうための方法などをまとめました。

節約上手は株主優待を上手に使う!オススメの株主優待

もくじ

・株主優待とは

・オススメの株主優待を紹介

・始め方

株主優待とは

株主優待とは

そもそも、株主優待とはどのような制度なのでしょうか?

 

「株を買う」というと、「株価が低いときに株を買い、高くなったら売ることで差益を得る投資である」イメージを抱いている人もいるかもしれませんね。そういった投資家も多くいますが、本来は「会社の株式を買うことで、その会社を応援する」ためのものです。「応援したい会社の株を買う」という人や、「勤めている会社の株を買う」という人もたくさんいます。

株を買ってくれた人に対して会社は配当金を出したり、株主優待を行ったりして、利益の還元を行います。

 

株主優待は、必ずどの株にも用意されているものではありません。また、それぞれの会社によって用意されている優待の種類も大きく違います。「株主優待が欲しい!」「株主優待を使って節約したい!」と思っている方は、自分の希望に合致する株を買うようにしましょう。さらに、株主優待をもらうためには、決まった日にちに決まった数以上の株を保有している必要があります。

 

安易に「この会社のショップでよく買い物をしているから、ここの株を買っておけばいいはず」と思ってしまうと、失敗のもとになります。株主優待を賢く使うためには、まず、「どこの株主優待を狙うべきか」と、「株主優待をもらうためにはどうしたらいいのか」をしっかり知っておく必要があるのです。

オススメの株主優待を紹介

オススメの株主優待を紹介

オススメの株主優待は、なんといっても「食べ物系」です。食べ物系の株主優待券は、金券ショップなどでもしばしば見かけることも多いのではないでしょうか。それだけ需要の高さが伺えます。

 

たとえば、学生や社会人、ファミリーなどの幅広い年代でニーズが高い「マクドナルド」の優待券は、ハンバーガー、サイドメニュー、ドリンク、それぞれと引き換えできる券がセットになっています。気軽な外食先であるマクドナルドが、さらにオトクに食べられるのです。

 

それからファミリーレストランや居酒屋チェーン、牛丼チェーンなどの優待券もオススメです。自分がよく行くお店の優待券をもらっておけば、外食のタイミングで自然と節約することができますよね。優待券を利用してちょっといいメニューを注文したり、優待分を「つもり貯金」したりして、優待生活を満喫しましょう。

 

そのほか「交通系優待券」があります。電車やバスなどの公共交通機関を利用する機会がある方は、自分が使っている会社に株主優待制度がないかどうか、一度確かめてみてください。

JRの株主優待

たとえば、JRにも株主優待サービスがあります。ただし、優待券で受けられる割引は、各社で違うので注意しましょう。割引率が高いのは、JR西日本とJR九州の50%引きです。この地域に住んでいて新幹線などに乗る機会がある人は、JRの株主優待を狙ってみてはいかがでしょうか。ちなみにJR東日本の優待券は20%引き、JR東海は10%引きで、さらにホテルの割引券や社内販売の割引券がもらえるところもあります。詳細は各鉄道会社のHPを確認してみましょう。

 

その他、私鉄各線でも優待サービスを実施している鉄道会社がたくさんあります。私鉄の場合、新幹線がありませんから、通常の路線に乗れる全線切符や、関連企業等の割引券、優待券が主になります。

 

最後に、「レジャー系優待券」です。ディズニーランド・ディズニーシーで有名なオリエンタルランドや、サンリオピューロランドを経営しているサンリオでは、レジャー施設の入園券が株主優待でもらえます。家族や友達とのおでかけを無料で楽しめますよ。

始め方

株主優待をもらうためには、まず株式を購入する必要があります。もともと株式の売買をしていた人は問題ありませんが、そうでない人は証券会社等に口座を開いて準備をしましょう。

 

それができたら、あとは目当ての株主優待をしている会社を探して、そこの株式を買うだけです。株主優待が目的の場合は、株主優待の権利確定日がいつかを調べて、そのタイミングで株を保有しているようにします。権利確定日は、3月と9月の会社が多いので、その直前が優待券目当ての株を始めるのにオススメの時期です。

 

また、株主優待券は株の保有数によってもらえるか否かが決まり、もらえる量も変わります。1株でも持っていれば優待が手に入れられるというわけではないため、購入のタイミングである程度まとまったお金が必要になります。そのときの株価がいくらなのかによってもかかる資金が大きく変わるため、できるだけ長期間株価をウォッチして、安いタイミングで買うようにしましょう。

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平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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