ストレッチの効果と体の衰えへの抵抗

リリース日:2019/02/06 更新日:2019/02/06

慢性的な運動不足に悩む方は多いでしょう。とはいえ、ジムやプールに通うほどのまとまった時間はなかなか捻出できないもの。そんな忙しい方にもおすすめの運動がストレッチです。ストレッチをするメリットをまとめました。

ストレッチの効果と体の衰えへの抵抗

もくじ

・ストレッチをするとよいこととは

・いつ、どんなストレッチをするのが一番オススメ?

・将来のために体のメンテナンスを始めよう

ストレッチをするとよいこととは

ストレッチをするとよいこととは

ストレッチは、筋肉を伸ばして関節可動域を広く使う運動です。ストレッチを行うことで筋肉の緊張状態がほぐれ、また関節も広がりやすくなるでしょう。

 

全身のストレッチを行う前後で、脳波や自律神経活動がどのように働くか調べた実験があります。実験ではストレッチを行うことでアルファ波の増加、心拍数の低下が観察されました。このことからストレッチには副交感神経を優位にして、身体を休める働きが期待できるとされています。

 

また体が硬く、凝りやすいという方も多いはず。硬い体は基礎代謝が低くなりやすく、結果として血行不良になってしまうことがあります。ストレッチを行うことで筋肉の持つポンプ機能を促進させることは、血行の改善にも役立つでしょう。

 

さらに嬉しいポイントとして、基礎代謝の向上によるダイエット効果も期待できます。また手足の冷えの改善にもつながるかもしれません。血行がよくなることで身体の巡りがよくなり、疲れが溜まりにくくなるのも大きなメリットです。

 

肩こりや腰痛がひどいという場合も、筋肉が張ったり凝ったりすることが要因にあります。症状緩和のためにも、意識的にストレッチで身体を伸ばすようにしてみてください。

いつ、どんなストレッチをするのが一番オススメ?

いつ、どんなストレッチをするのが一番オススメ?

ストレッチは一人でいつでもできるエクササイズなので、場所や時間を選びません。日常生活のスキマ時間に取り入れてもいいでしょう。なかでもストレッチをするのにオススメの時間は、身体が温まっているときです。軽い運動のあとや入浴後などは特に最適といえます。

 

日々の習慣としてストレッチを取り入れるのであれば、入浴後、就寝する前の時間もオススメです。日中に凝り固まった筋肉をほぐすとともに、関節を伸ばすことでむくみの予防にもつながります。タイミングとしては寝る15~30分前がぴったりでしょう。

 

またベッドの上でストレッチするとリラックス効果が高まり、自然な眠りへと導きやすくなります。間接照明などを使って部屋を薄暗くする、ヒーリングミュージックをかけるなど、リラックスできる環境を作ってみてください。

 

ストレッチのコツは、ゆっくりと時間をかけて身体に負荷を与えること。同じポーズをキープするストレッチであれば、30秒を目安に行いましょう。じっくり時間をかけることで、心地よさを感じながら柔軟性を高めることができます。

 

なおストレッチをするときに呼吸を止めてはいけません。ゆっくりと鼻から息を吸って、口から吐いてください。呼吸は副交感神経を刺激し、心臓の鼓動を緩やかにする作用が期待できます。ポーズをキープするとき、無意識のうちに息を止めてしまう方は多いもの。長く、大きく息を吐くことを意識しましょう。

将来のために体のメンテナンスを始めよう

将来のために体のメンテナンスを始めよう

スマホやパソコンの普及に伴い、首・肩の凝りに悩む方は急増しました。肩や首が凝ることで血行が悪くなると、体全体に疲れが溜まりやすくなります。気が付いたときには全身が凝ってしまい、日常生活ですら苦痛を感じるようになるかもしれません。

 

たとえば体の筋肉のなかでも、背中は使われにくく衰えやすいパーツのひとつです。年齢を重ねるごとに姿勢が悪くなっていくのは、背中の筋肉の衰えが原因ともいわれています。背骨や肩甲骨など、大きなパーツがあり動かしやすい部位である反面、動かさなければ弱る一方。猫背が癖になっている人や運動習慣がない人、スマホをよく使う人は注意しましょう。

 

面積が大きな背中は、全身の筋肉にも影響を与えます。背面を使うストレッチを取り入れ、コンディションを整えるようにしてみてください。仕事の合間に、肩甲骨を寄せるように動かして筋肉をほぐすだけでも十分です。

 

筋肉や関節が凝り固まっていると、日々の生活にも大きな負担を与えかねません。体を動かしにくいということは、つまりケガをしやすいということです。加齢とともに転倒事故などが増えるのは、視力の問題だけでなく筋肉の衰えも大きく関係しています。

 

若い頃であれば、少しのケガや病気でも安静にしていれば完治するでしょう。しかし年を重ねてからただ安静に過ごしていた場合、筋力や身体機能の低下に直結します。特に多いのが脚やひざを痛めてしまい、歩くことすら億劫になるケースです。この結果として運動能力が低下し、動けなくなるという負のサイクルに陥ってしまいます。

 

健康であり続けることが、当たり前ではありません。健やかな体を維持する努力は、できる限り早くからスタートすることが大切です。日常的な運動によって筋力・柔軟性を高めることは、現在の自分のためだけではなく、未来の自分のためにも欠かせないでしょう。

 

しかし急に無理な運動や体操を始めると、それもまたケガにつながる可能性があります。まずは無理にならない範囲で、ストレッチから習慣づけてみてはいかがでしょうか。

Y.O
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)
Y.O

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

株や社会情勢に興味を持ち、証券会社入社。在籍中にファイナンシャルプランナー2級を取得し、個人の資産運用への理解を深める。退社後に結婚と出産。現在は二人の子どもを育てながらライターとして活動中。

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