・サイバーマンデー2018の予測は？

・サイバーマンデーから年末商戦へと続く。「●●デー」

・ネットショッピングならカードやpayが便利でポイントも付く

・開催日

気になる今年のサイバーマンデーですが、本国アメリカでは11月26日の月曜日がサイバーマンデーに該当します。ただし日本でおこなわれるサイバーマンデーは、厳密に日程が定められているわけではありません。またアメリカでも、サイバーマンデーセールを前倒しでおこなって、ブラックフライデーや感謝祭当日から実施する店も増えています。

日本にはそもそも感謝祭を祝う習慣はないため、そのあとのブラックフライデーやサイバーマンデーについても、ピンとこないという人が多いはずです。しかしオンラインショッピングの拡大により、このようなイベントを実施する企業が増加し、今後は日本での定着も期待されています。

あくまでも予測ですが、日本の大手オンラインショッピングサイトは、12月第1～2週目の開催を検討しているよう。11月中旬あたりから、気になるショップのサイバーマンデーがいつ開催されるかこまめにチェックしてみましょう。

・どのくらい売り上げるのか

米国ソフトウェア会社Adobe社の発表によると、2017年のサイバーマンデーの売上はオンライン販売における史上最高額を記録。その額はなんと65億9,000万ドル、日本円で約7,400億円でした。これはブラックフライデーのオンライン販売額を、15億ドル以上も上回る結果です。

オンラインでの売上は増加傾向にあり、2018年の販売額も期待できるでしょう。同時に2017年は、モバイルでの購入も史上最高額になりました。スマートフォンとタブレットでのオンライン売上高は20億ドルを超え、特にスマートフォンを使ったショッピングの割合が増加しています。

オンラインショッピングであれば、消費者は自分の足を使うことなく、瞬時に複数のアイテムを比較することが可能です。実店舗でほしいものを探すショッピングから、モバイルで検索して多くの商品を比較検討するショッピングへ、消費者の行動も大きく変化しています。

サイバーマンデーは周囲の人もショッピングにいそしむため、ついつい財布の紐が緩みがちです。しかし、サイバーマンデーで資金を使い切ることはおすすめできません。サイバーマンデーのあとにも、年末商戦に続く「●●デー」があります。

クリスマス商戦中はグリーンマンデー。グリーンマンデーはeBayが2007年に提唱したもので、オンラインで注文してクリスマスまでに到着するギリギリの日を指します。また参加企業が配送料無料キャンペーンを実施する、フリーシッピングデーもおこなわれます。

クリスマス直前に訪れるのはスーパーサタデー。クリスマス直前の土曜日に開催される、クリスマスと年末商戦を控えた大セールです。いままでプレゼントの購入を先延ばしにしていた人も店舗に殺到するため、小売り各社にとっては最後の追い込みといえるでしょう。

クリスマス商戦が終わってもセールは続きます。ボクシングデーはクリスマスの翌日。キリスト教の教会で、寄付されたクリスマスプレゼントの箱を開ける日とされています。そのため、プレゼントの箱（Box）に由来してBoxing Dayと称されました。

実際のところは、ボクシングデーにはクリスマス後におこなわれる大処分セールという側面も強く、思わぬ掘り出し物が見つかる日でもあります。実はサイバーマンデーよりもその後のセールのほうが安いなんてことも珍しくはありません。ほしいものは確実にゲットしつつ、余力を残してショッピングすることをおすすめします。

今年のサイバーマンデーから始まる大セールに、心を躍らせる人も多いでしょう。ショッピング資金の準備や予算の策定ももちろん重要ですが、忘れてはいけないのが支払い方法です。

お得なセールで買い物をしたうえに、クレジットカードやpayを使えばさらにポイントも獲得できます。せっかくであればポイントの取り残しがないよう、事前準備しておくようにしましょう。

ネットでも実店舗でも使える電子マネーは、セールの時期にも便利です。レジでの支払いも簡単で、財布もかさばりません。またクレジットカード払いも、スマホをQRコードにかざすだけで決済可能になります。

今までは現金でのショッピングばかりという人も、これをきっかけに支払い方法を検討してみましょう。サイバーマンデーでほしいものをピックアップするとともに、支払い方法についても見直ししてみてください。