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ハローワークの利用方法を解説!求人検索や窓口相談の流れなど
ハローワークでは、求人検索はもちろん、雇用保険の手続きや職業訓練なども受けられます。退職して転職活動中の方はまず足を運んでおきましょう。はじめてハローワークに行く人のために、利用方法や手続きについて解説します。
ハローワークでは、求人検索・雇用保険の手続きなどいろいろなことができます。退職して転職活動をしている状態だったら、まず足を運びたい機関でしょう。ここでは、はじめてハローワークに行く人のために、その利用方法や手続きについてくわしく解説していきます。
もくじ
・ハローワークってどんなところ?
・ハローワークの利用方法
・失業保険の手続き方法
・仕事探しだけじゃない!ハローワークでできること
ハローワークってどんなところ?
ハローワークの正式名称は公共職業安定所です。国民の安定した雇用を実現するためのセーフティーネットとして活動しています。仕事を探している人に対して求人を紹介したりスキルアップにつながる訓練を提供したりと、雇用に関することを一手に担う公共機関です。
最近では、時代のニーズに合わせた新しい取り組みにも着手しています。たとえば、仕事と子育ての両立がしやすい求人情報を提供する「マザーズハローワーク」や、正社員を目指す若者(おおむね45歳未満)の就職を支援する「わかものハローワーク」など。求職者が利用しやすい仕組みや環境整備が進んでいるため、ぜひ上手に活用したいところです。
ハローワークの利用方法
ハローワークに行ったらまず、総合受付を探します。求人紹介を受けたいことを伝えると、求職申込書をもらえるはずです。求職申込書には、氏名や住所、職歴や希望条件などを記入します。職歴の証明書は不要ですができる限り正確に記入しましょう。
求職申込書を提出するとハローワークカードがもらえます。ハローワークカードは、求人探しをしている間ずっと使うため大切に扱いましょう。最初に訪問したハローワーク以外の場所に行く場合もこのカードを使います。
これで、最初の手続きは終わりです。求人検索や職業相談、就職セミナーへの参加など、希望に沿ったサポートに入ります。わからないことは担当者に相談しながら仕事探しを始めましょう。求人探しは専用の情報提供端末で行います。募集条件や待遇で疑問に感じることがあれば担当者に伝えてください。求人企業に確認のうえ、不安なく応募できるようにしてくれます。
希望の求人を見つけた後の支援もハローワークの役割です。民間の転職支援会社のように、履歴書や職務経歴書の添削やアドバイス、面接の受け答えの練習なども行ってくれます。内定までの総合的なサポートをしてくれる頼りになる存在です。
失業保険の手続き方法
失業保険の手続きもハローワークで行います。失業保険とは雇用保険の基本手当のことです。手続きに必要な書類はたくさんあるため、漏れなくきちんと準備しましょう。
・離職票
失業保険の手続きは以下のように進めます。退職前に準備しておくこともあるため、頭に入れておきましょう。
失業保険の支給額や日数は、退職理由や前職の賃金によって変わります。自己都合で退職した場合は、3ヶ月間の給付制限期間があるため失業保険を受け取れません。しかし、所定の期間が過ぎれば手当が支給され、収入を得ながら仕事探しが行えるというありがたい制度であることは間違いありません。支給期間を残して転職が決まった場合でも、就職促進手当が支給されます。なるべく早く再就職を決めるつもりという人も、手続きだけは行っておくとよいでしょう。
仕事探しだけじゃない!ハローワークでできること
ハローワークでできることは、求人検索や失業保険の手続きだけではありません。どんな仕事に就けばよいのか迷っている人には適正検査を行ってくれます。適正検査は予約制としている地域もあるため、窓口で聞いてみましょう。
スキルが必要な職業を希望する求職者に対しては、ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)を行っています。訓練分野は事務系をはじめ、Web設計やOAシステム開発などのIT系、住宅リフォームや3DCADなどのものづくり系、介護系など多種多様。テキス
ト代のみの負担で2〜6ヶ月間訓練を受けられ、技術を身に付けたうえで就職できるように支援してくれる制度です。受講の手続きはハローワークですが、実際の受講は外部機関や施設主導で行います。
年間受講者数は約30万人、そのうち7割以上が女性です。子育て中の方も受講できるように託児サービスが付いている訓練もあります。専門スキルを習得してキャリアップを希望する人は、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
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