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マイナンバーカードの申請方法を解説。PCやスマホからでも申請可能!
マイナンバーカードを作りたいのに、申請方法がわからず後回しにしている人はいませんか。実はパソコンやスマホ経由で手続き可能なため、意外と簡単にできてしまうものなのです。ここでは、今さら人には聞きにくいマイナンバーカードの申請・交付方法を詳しく解説していきます。
もくじ
・マイナンバーカードの申請方法
・申請に必要なもの
・スマホへの「マイナンバーカード機能搭載」へ向けた法改正の流れも
マイナンバーカードの申請方法
マイナンバーカードを申請する方法は、郵便・パソコン・スマホ・まちなかの証明写真機の4種類です。手続きの大まかな流れを申請方法別にまとめました。
◆ 郵便による申請
- 通知カードと一緒に送付されている個人番号カード交付申請書を用意します。
- 氏名や住所、申請日など書類のすべての項目を埋めて、送付用封筒に入れます。送付用封筒の差出有効期間が切れていても、2019年5月31日までなら切手なしで大丈夫です。
◆ パソコンによる申請
- 個人番号カードのオンライン申請サイトにアクセスします。
- 申請書ID・メール連絡用氏名・メールアドレスを入力します。
- 無背景、正面向きなど規定を満たした顔写真のデータを登録します。
- 生年月日・電子証明書の発行希望有無・氏名の点字表記希望有無など、必要事項を入力します。
- 登録したメールアドレスに「申請完了」の連絡が届いているかを確認します。
◆ スマホによる申請
- 交付申請書のQRコードを読み取って、個人番号カードのオンライン申請サイトにアクセスします。
- 申請書IDはすでに記入されていて、変更できない状態になっています。メール連絡用氏名・メールアドレスを入力します。
- スマホのカメラで撮った顔写真を登録します。
- 生年月日・電子証明書の発行希望有無・氏名の点字表記希望有無を入力して、送信します。
◆ まちなかの証明写真機からの申請
- 個人番号カード交付申請書を持参して、個人番号申請に対応している証明写真機に入ります。
- タッチパネルで「個人番号カード申請」を選択し、交付申請書のQRコードをかざします。
- 画面の指示に従って写真撮影。必要事項を入力し送信します。
申請に必要なもの
マイナンバーカードの申請に必要なものは、個人番号カード交付申請書だけです。紛失してしまった人は市区町村役場の担当窓口に行き再発行を受けてください。ただし、マイナンバーがわかるようなら再発行は不要です。マイナンバーカード総合サイトから手書用の交付申請書をダウンロードし、必要事項を記入して郵送します。
マイナンバーカードの申請をしてから1ヶ月後あたりに、交付通知書が郵送されます。この通知書に書かれている交付場所に必要なものを持っていけば、マイナンバーカードを受け取れます。
【マイナンバーカード交付に必要なもの】
・交付通知書
・通知カード
・本人確認書類(写真付きの住民基本台帳カード・運転免許証・2012年4月1日以降に交付された運転経歴証明書・パスポートなど。持っていない人は市区町村長が認めた書類2点で代用可能。)
・住民基本台帳カード(持っている人だけ)
マイナンバーカードの受け取りは原則本人が行います。代理人が認められるのは、病気や障害などやむをえない事情があるときだけです。代理人交付を行うためには、本人の出頭が難しいことを示す書類が求められます。仕事が忙しいなど個人的な事情だけでは認められないため、スケジュール立てて行動しましょう。
交付を受ける際は2種類のパスワードを設定します。自宅の住所や生年月日など推測されやすい数字は避けて、あらかじめ考えておくとスムーズです。
スマホへの「マイナンバーカード機能搭載」へ向けた法改正の流れも
マイナンバーカードの申請がスマホ経由でできることからもわかるように、モバイル端末の活用範囲が広がっています。2018年8月には、マイナンバーカードの電子証明書をスマホに搭載するように法改正を進めていると報道されました。現行法では、電子証明書は1通限りしか発行できないルールになっています。スマホ1台分だけ複製を認めることで、マイナンバーカードの普及を促す方針です。
スマホへの「マイナンバーカード機能搭載」といっても、スマホがマイナンバーカードの代わりになるということではありません。マイナンバーカードのICチップに記録する電子証明書の一部だけをスマホに複製するということです。
電子証明書とは、公的個人認証サービス(インターネット経由の行政手続きや届け出を安全に行えるようにする仕組み)の中で活用されるデータ形式のことをいいます。このデータの一部をスマホにコピーすることにより、ネットショッピングを簡単に行えるようにしたりインターネット経由で取引したチケットの不正な転売を抑制したりできるようになる公算です。
スマホへの機能搭載はこれからの話ですが、電子証明書は取得できます。電子証明書はなりすましやデータの改ざん対策として有効な選択肢の1つです。マイナンバーカードの発行を受けた後に手続きを進めておいてもよいでしょう。電子証明書の取得は市区町村役場の窓口で行います。
マイナンバーカード機能搭載が本格的に始動する前にマイナンバーカードを取得し、マイナンバーでできること・できないことを理解しておくと、よりスマートで便利な暮らしが実現できるかもしれません。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。