暗号通貨
ノマドワーカーとは?フリーランサーとの違いやメリット・デメリットも紹介!
時間や場所にとらわれない新しい働き方として、ノマドワーカーが増えつつあります。育児や介護をしながら自分のペースで働きたい女性にとっては有効な選択肢の1つでしょう。ここでは、ノマドワーカーに適した職種や働き方、メリット・デメリットなど、気になるところを紹介します。
もくじ
・ノマドワーカーとは
・ノマドワーカーとフリーランサーの違い
・ノマドワーカーに最適な仕事
・ノマドワーカーのメリット
・ノマドワーカーのデメリット
ノマドワーカーとは
ノマドワーカーとは、英単語の「ノマド(nomad)=遊牧民」と「ワーカー(Worker)=労働者」を掛け合わせて作られた言葉です。時間や場所にしばられずに何らかの働き口を確保して、生活している人のことをいいます。インターネット環境の普及もあって、オフィスに出社しなくてもできる仕事が増えてきました。カフェや自宅など好きな場所を職場として、任された仕事をこなすことで収入を得ています。
ノマドワーカーとフリーランサーの違い
フリーランサーとは、フリーランス契約で働いている人のことです。フリーランス契約とは、正社員・契約社員といった特定の企業に属する約束ではなく、単発の仕事単位で仕事を請け負うことをいいます。ノマドワーカーのように自由に動ける仕事の受け方をするフリーランサーもいれば、1つの会社から何回も仕事を請け負い、一般的な社員と同じように働くフリーランサーもいる状態です。
言い方を変えると、フリーランサーは雇用形態・ノマドワーカーはライフスタイルそのものとも表現できます。サラリーマンでも、自分のことを「正社員」といったり「一般労働者」といったり、いろいろな分類方法がありますよね。どこに焦点をあてるかで、表現の仕方が変わってきます。
ノマドワーカーに最適な仕事
パソコンを使って行う作業や自分だけで完結できる仕事がノマドワーカーに適しています。たとえば以下のような職業が代表例です。
・ITエンジニア
・WEBデザイナー
・ライター
・イラストレーター
・翻訳
・コピーライター
・ブロガー
・インスタグラマー
・ユーチューバー
ノマドワーカーのメリット
一般的な会社員ではなくノマドワーカーを選択すると、どんなメリットがあるのでしょうか。代表的なメリットを深堀しながら見ていきます。
・人間関係のストレスが減る
組織の中で仕事をすれば、合う人・合わない人が出てきます。苦手な人とも良好な関係を維持するために神経をすり減らす、などのストレスが減ることは大きなメリット。行きたくない飲み会に参加する・周囲に合わせて残業するなど嫌な想いをする頻度も減って、やるべきことに集中できます。
・作業環境や時間が自由
音楽を聞きながらだと集中できる・早朝から仕事をして午前中には終わらせるなど、自分のやりやすい環境やスケジュールで動けることもメリットです。生計を維持できる状態なら「寒いと頭が働かないから、冬は休む」「12月は完全にオフ」など、長期休暇も取得できます。
・苦手な仕事はやらなくてもよい
正社員として働いていると、自分の専門分野以外のことでもノーと言えないことがあります。ノマドワーカーなら、仕事を受けるかどうか決めるのは自分自身。気が進まない仕事を無理に受ける必要はなく、特定分野や職務に特化した働き方も可能です。
ノマドワーカーのデメリット
ノマドワーカーは比較的新しい働き方にあたるため、困ることもたくさんあります。一般的な会社員と比較したとき、リスクやデメリットになりうることを見ておきましょう。
・社会的な信用が得にくい
きちんと仕事をこなして収入を得ている人でも、賃貸マンションの審査が不安・住宅ローンが借りられないといった問題に直面するリスクがあります。会社員として働いているときには意識することが少なくても、信用力が必要になる場面はたくさんあるもの。これから結婚や出産を控えている女性ならとくに慎重な判断が必要です。
・収入がゼロになるリスクもある
自分の裁量で働けるとはいっても、仕事がなければ収入ゼロです。2〜3ヶ月は収入がなくても無理なく生活できるように、十分な資金準備が必要でしょう。仕事が常にある状態でも、取引先とのトラブルが起これば、想定通りの報酬をもらえるとは限りません。守ってくれる組織もない中で動くのは想像以上に大変なことを理解しておきましょう。
・道具の購入や交通費が自己負担
ノマドワーカーになった当初は、出ていくお金がたくさんあります。パソコンやタブレット端末、インターネット回線など、すべての費用が自己負担です。作業場所にカフェを選べば、少なくともコーヒー代が発生します。コーヒーだけで何時間もいるのは体裁が悪いと思ったら、追加注文の費用もまかなわなくてはいけません。取材や打ち合わせがあれば、交通費までもが原則的には自己負担。小さな出費が積み重なって収支がまわらなくなってしまうと、生計を維持できないリスクがあります。
ノマドワーカー特有のメリット・デメリットはたくさんあります。「自由で気楽」というイメージだけで安易な判断をするのは避けて、今の生活に与える影響を考えてから行動しましょう。
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。