暗号通貨
起業するのに必要なものとは?成功に近づくアイデアの見つけ方
普通の会社員や主婦が一念発起して起業し、大成功する事例はたくさんあります。「いつかは私も」と考えている女性のため、起業に必要なものや資金集めの方法、アイデアの見つけ方を紹介しましょう。
もくじ
・起業するのに必要なもの
・起業で成功するには?
・起業する際のアイデアやネタの見つけ方
・起業するための資金集め
・起業するのにフランチャイズという手段も
起業するのに必要なもの
個人事業主として起業するなら税務署に行き、個人事業の開業・廃業等届書を提出します。税務署へ行くときには、マイナンバーカードもしくは通知カードと顔写真付き身分証明書を持参しましょう。
法人だとさらに少し手続きが大変です。定款を作成して公証人による認証を受けた後、法務局で登記をします。登記をするときに会社の代表印が求められるため、事前の準備が必要です。登記後にも提出しなくてはいけない書類がたくさんあって、ややこしいため、プロへの依頼も検討しましょう。
起業で成功するには?
起業自体は、手続きさえ行えば誰でもできます。より大事に考えたいのは、起業する目的やアイデアです。やりたいことはビジネスとして成立するのか?誰のためのどんなサービスを行うのか?など、頭の中にあるものを整理して、自分の言葉で説明できるくらいまで詰めていきます。
単に「儲けたい」というだけなら、あえて大変な想いをして、起業する必要はありません。大変なことがあっても踏ん張れるくらいの明確な目的こそ、起業で成功するために欠かせない要素といえます。
起業する際のアイデアやネタの見つけ方
アイデアやネタの見つけ方には、いろいろなパターンがあります。たとえばこんな方法を試してみましょう。
・自分で考える
日常生活で不便に感じていること、あったらうれしいサービスをもとにビジネスプランに落とし込みます。ネイルやエステなど、手に職を持って働いてきた人なら、スキルを活かした起業も可能です。単なるネイルやマッサージだけではなく、自分にしかできないサービスで付加価値をつける方法も考えてみましょう。
・本や雑誌を参考にする
書店に行けば、起業のアイデアやネタに関するノウハウ本がたくさんあります。気になるものを数冊読んで、自分に出来るものを考えてみましょう。食やファッションなど最近のトレンドを雑誌でつかみ、ビジネスに活かす方法もあります。「糖質オフメニューが流行っている→近所には糖質オフ食品を扱う小売店が少ない→だったら私が窓口になる」といった具合で連想ゲームのように考えていくとよいでしょう。
・イベントやワークショップに参加する
起業したい人が集まるイベントやワークショップが近くであれば、積極的に参加しましょう。同世代の女性と情報交換することで、見えてくるものもあります。起業セミナーといっても内容は様々で、自分のいるステージに合うものを選ぶことも大切です。アイデアやネタを考えている段階では、企画や商材提案を扱うものを選択しましょう。
起業するための資金集め
起業資金の集め方には、出資・融資・補助金や助成金の3種類があります。出資とは、ビジネスプランに関心を持ってくれる投資家を募って、資金を出してもらう方法です。最近では、インターネット上で出資者を募るクラウドファンディングも広く活用されています。ビジネスとして出資を行っている企業がベンチャーキャピタル。起業後まで含めた総合的な支援を期待できる代わりに経営の自由度は下がり、考えていた通りのビジネスモデルが難しくなることもあります。
金融機関から融資を受ける方法は、多くの起業家が選択するスタンダードな選択肢です。政府系金融機関の日本政策金融公庫は起業者の支援に積極的で、スタートアップ段階からの支援を受けやすい傾向があります。女性起業家や若者、シニア起業家を応援するための特別な融資もあるので、詳細を調べてみましょう。
補助金や助成金とは、国や地方自治体が起業者を応援するために資金の一部を出してくれる仕組みのことです。 中小企業庁が運営している情報サイト「ミラサポ」で、お住まいの地域の補助金・助成金情報が検索できます。検索結果から使えそうな制度を探し、資金調達に役立てましょう。
起業するのにフランチャイズという手段も
リスクを抑えて起業するなら、フランチャイズシステムを活用する方法もあります。ファーストフード・コンビニエンスストア・美容サービスなどいろいろな業種の中から関心があるものを選び、フランチャイズ契約をする仕組みです。
すでに確立されているビジネスモデルを引き継いで起業することにより、軌道に乗るまでの期間を短縮できます。分からないことが出てきたときに相談する相手もでき、自分だけで起業するのは不安な人にオススメです。
ただし、フランチャイズのシステムを選ぶと、経営の柔軟性が下がります。本部に利益の一部をとられてしまうことで収支を圧迫することも不安材料の1つです。フランチャイズといってもいろいろなビジネスモデルがありますから、自分の希望に合う内容を調べてみましょう。
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。