・男の子の出産祝いを選ぶときのポイント
・予算3,000円以内で選ぶなら
・予算5,000円以内で選ぶなら
・予算1万円以内で選ぶなら
・関係性別　出産祝いの相場

プレゼント選びには、女性としての気配りやセンスが問われるものです。もらった相手に気持ちが伝わり喜んでもらうためには、こんなところに気をつけましょう。

1. 実用的なものを選ぶ
消耗品のおむつやガーゼタオルなど、あればあるほどうれしいものがプレゼントの定番です。そうはいっても、ドラッグストアやスーパーで売っているものは避けましょう。うれしいけども、これがお祝い？ということになりかねません。

実用的なアイテムでも、おしゃれにデコレーションされたものや良質な素材でできたものならお祝いにぴったりです。おむつケーキ、オーガニックコットンのふわふわタオルなど、実用的かつ特別感が出るものを選びましょう。

2. ひと手間込めた名入れグッズ
おくるみやよだれかけ、タオルハンカチなど定番の雑貨には名入れオーダーで差をつけます。大きく名前を入れるより、ワンポイントくらいのさりげないデザインがおしゃれです。当然ながら名前のミスは御法度。メールや郵便など文字になっているデータをあらためて見返し、間違いないことをはっきりさせてから注文します。

3. 男の子らしい色味やデザイン
リボンやフリルがついた赤ちゃんグッズはすてきですが、男の子に贈るのには適しません。パステルブルーやグリーン、イエローなど、男の子向けに作られたものを選択するのが無難です。柄で言えば、自動車やロボットなど男の子らしいデザインをチョイスするとよいでしょう。

「男の子は青、女の子は赤」という文化が薄れてきたとはいっても、受け取った相手や相手の家族がどんな気持ちになるのかはわかりません。大きな失敗を避けるためにも、性別に合ったプレゼント選びをオススメします。

出産祝いを現金や商品券で渡す場合は、高すぎず・安すぎずに調整するのがマナーです。あまりにも高額を渡してしまうと相手の負担になりかねません。目安として知っておきたい出産祝いの相場を以下にまとめました。

兄弟・姉妹： 1〜3万円 ※ただし、兄や姉へのお祝いなら5,000円も可。
友人・知人： 5,000〜1万円
会社関係者・同僚： 3,000〜5,000円 ※部署でまとめて贈るのも可。
いとこ・姪：3,000〜5,000円

経済状態や関わりを考慮しつつ、上記の金額を基準としましょう。「4」「9」といった不幸ごとを連想させるお札の枚数はNGです。3,000円では少なすぎると思ったら5,000円と、NG枚数を除いた金額で考えます。

入れるお金は新札を用意するのが基本です。どうしても準備が間に合わない場合は、なるべくきれいなものを入れましょう。出産はお祝いごとですからご祝儀袋を使います。表書きは「御祝」「御出産御祝」「御安産御祝」「祝 御出産」などとするのが一般的です。濃い墨の筆ペンもしくは毛筆を使い、しっかり太く書き入れます。