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出産祝いの金額相場|身内・友人・同僚など関係性別&基本的マナー
出産祝いの金額相場やマナーは、知らない人も多いものです。身内や友人、同僚にうれしいことがあったとき、きちんとお祝いしたいと思っていても基本的なマナーを知らないと悩みます。大人の女性のたしなみとして知っておきたい基礎知識を見ておきましょう。
もくじ
・出産祝いの基本的なマナーとは
・身内や親族の出産祝い金額相場
・知人・友人の出産祝い金額相場
・職場関係の同僚や取引先などの出産祝い金額相場
・出産祝いで人気のプレゼント
出産祝いの基本的なマナーとは
出産祝いには、産まれた赤ちゃんと母親の両方をお祝いする意味があります。母子ともに健康で、ひと段落ついていることを確認してから贈りましょう。具体的には、生後1週間~1ヶ月が目安。時期については独自の文化がある地域もあります。身近に相談できる相手がいれば、教えをあおぐと安心でしょう。
ご祝儀袋の表書きは「御祝」「御出産御祝」「祝御出産」などとします。ボールペンや鉛筆は避け、毛筆もしくは濃い色の筆ペンを使ってください。祝い事の水引は、紅白の蝶結びです。何度あってもうれしいことから、ほどけても結び治しができる形を選びます。
入れるお金についても、守りたいマナーはあります。ひとつに、新札をそろえること。自宅になければ金融機関や郵便局に行き、新札をもらってきます。結婚式とは違って割り切れる金額でも良いものの「4」「9」だけは避けてください。お札を入れる向きは、祝儀袋を開けて取り出した際に肖像画が見える方向へとそろえましょう。
身内や親族の出産祝い金額相場
兄弟姉妹に渡すなら、1~3万円が目安です。学生もしくは就職したばかりの20代から兄や姉に渡すなら、5,000円でも良いでしょう。いとこや姪っ子などもう少し遠い親族になると、3,000~5,000円が予算です。親戚関係にお金を包むのが仰々しいと感じるようなら、ちょっとしたお祝いの品を贈るのがベター。
両親から子どもに渡す出産祝いは、ケースバイケースです。あえて目安をあげるとしたら、3~5万円程度を考えておけば間違いはありません。ただし初孫だから奮発してブランドものを贈る、金額を問わず本人が希望するものを贈るなど、家庭によって考え方は異なります。 上記はあくまでも参考価格です。
親しい関係だからこそ実用的なものをプレゼントし、生活を支援するのも一案。出産を迎えて母親になったとはいえ、実の親にとってはいつまで経っても自分の子どもです。生活していくなかで不便が出ないよう、サポートしてあげるのも素敵でしょう。
知人・友人の出産祝い金額相場
知人・友人の出産祝いは、5,000~1万円が目安です。「友人一同」などの連名で渡すときには、1~3万円を包みます。どんなに親しい関係にあっても、あまりにも高額を包むのは考えもの。家族が増えたばかりの忙しい時期に、お返しの気遣いをさせてしまうのは美しいマナーとは言えません。先に出産を迎えた友人・知人が周りにいれば、受け取った金額を参考にしましょう。
近所のママ友・同じマンションの知人であれば、あえて現金を渡さないこともあります。お互いに子育て世帯で、生活が楽ではないことを分かっているからこそ、仰々しい贈り物はかえって負担に。特定のママ友、知人だけに出産祝いを渡したことで、ほかの人との関係が複雑になってしまうケースもあります。いいお付き合いを続けたい仲間うちだからこそ、スタンドプレーは控えましょう。
職場関係の同僚や取引先などの出産祝い金額相場
個人的な交友がある同僚には、3,000〜5,000円を目安にします。年下の部下や後輩だったら、多少の色をつけるのも構いません。とくにお世話になっている上司なら、5,000〜1万円が目安です。それ以外は部署単位やチーム単位で渡します。相場感としては1人500〜1,000円くらいを出し合って、出産祝いを包むのが一般的です。
会社関係の出産祝いの場合、部署を代表して渡しに行くことになったら、タイミングを考えましょう。迷惑がかからない日時に約束を取り付け、時間通りに訪問します。産まれたばかりの赤ちゃんとお母さんの負担にならないよう、早めにおいとますることも大切です。
また病院のお見舞いへ行くときと同様に、体調が優れない日は控えること。赤ちゃんや母親に病気をうつしては大変ですから、最低限のマナーは守ります。
これは仕事関係に限りません。友達や親戚など、誰に対しても出産祝いを渡す場合は、相手側の気持ちを汲み取りタイミングに気を使いましょう。マナー違反をしてしまうと、その後の人間関係が悪くなることも。ママに渡すことが難しい場合を考えて、パパにもメッセージを添えるなど、臨機応変に対応します。
出産祝いで人気のプレゼント
出産祝いで贈ったギフトは、特別な記念として残ります。しかし、どんなギフトが喜ばれるのか悩むところ。おすすめプレゼントとしては、すぐに使える日用品がベターです。赤ちゃんのよだれかけ(スタイ)は、何枚あっても困りません。ベビー服と違ってサイズが合わずに困らせてしまうこともなく、どんな関係の相手にも贈りやすいでしょう。
目上の人に贈るなら、オーガニック素材のタオルもおすすめ。シンプルなデザインで手触りが良いタオルなら、ママ用としても使えます。同じ素材のぬいぐるみ、よだれかけがセットになった出産祝いギフトは、価格が多少高くとも、ちょっと奮発して贈る相手には最適なアイテムです。
ほかのおすすめアイテムは、スリーパーやおくるみ、ギフト券、商品券、カタログギフトなども喜ばれます。ベビー向けの石けんも意外と人気のアイテム。また、品物を贈る際にメッセージを一言添えてあげると、さらに温かみが増します。お祝いの気持ちを込めたギフトカードは、あるとなしでは大きな差が出るでしょう。書き方としては最低限の挨拶と、簡単なお祝いの言葉を2~3文程度で十分です。
またベビー用品を贈る際に、子どもの名前が入っていると、それだけでオリジナルギフトになります。スプーンや、おもちゃ、着ぐるみだけでなく、ベビーキャリアやベビーカーなどに名前を付けておけば、盗難のリスクを低減できるかもしれません。
最後に、日用品を贈る際に注意したいのは「おむつ」。「昔ながらの布おむつで育てたい」など母親のこだわりがある家庭も多く、困らせる事態になりかねません。見た目がかわいいおむつケーキも賛否両論です。パッケージを開封してケーキの形に整えることから「衛生面が不安」「湿気を吸ってしまう」など、良い顔をしない人もいます。
おめでとうの気持ちを贈るご祝儀やギフトは、人間関係を円滑にしてくれる大切なもの。子どもの誕生を祝福して家族の健康を祈る気持ちはもちろん、形式的なマナーを守って最低限の礼儀をおさえることも忘れないようにしましょう。
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