暗号通貨
野菜に肉も…食卓ピンチ!食料品価格の高騰
経済ニュースは数あれど、私たちの生活を真っ先に直撃するのが肉や魚、野菜などの食料品の価格ではないでしょうか。なぜ食料品の価格が変わるかといえば、さまざまな原因で食料品が不足することで、その価値が上がってしまうからです。最近の食料品価格にも、なにやら不穏な動きがあるようです。
2017年の食料品価格の動向は
農林水産省では食品の価格動向を定期的に調査して高騰や異常、便乗値上げがないかチェックしています。食品価格動向調査(野菜)を見るとキャベツは平年比の143%、レタスは215%、お鍋に欲しい白菜も171%とそれぞれが大きく高騰しています。この原因は近年の異常気象。特に葉物野菜は台風や長雨の影響を大きく受けています。
2017年の秋は旬魚も高騰しました。サンマの漁獲量は前年同期比と比べて5割、サケは4割減少しています。この原因は海水温の変化。不漁続きで卸価格は上がり、店頭価格も追従しています。すぐに豊漁になるとは考えにくく、魚の値段はしばらく上がり続けると予測されています。
食料品価格の高騰は世界でも
食料品価格高騰の波は日本だけにとどまりません。世界的に人口は増加し、穀物や食肉の消費量が増え続けています。牛などの家畜は育てるために大量の穀物を消費します。新興国が経済成長して世界人口が増えることで、肉を食べる人も増えて価格高騰が予想されています。
大手食品メーカーや商社でも不足が危惧される食料品の確保に向けて対策をはじめています。世界的な食料品価格高騰を受けて、私たち消費者も生活防衛策を考えておく必要があるかもしれません。
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