2017年9月、米国トイザらスが経営破たんに追い込まれました。ネット通販にシェアを奪われたのが理由のひとつとされています。日本のトイザらスは経営元が異なるため、ただちに影響を受けるものではありません。しかし、米国同様厳しい状況にあると考えられます。

Criteoが発表した2016年版ホリデーシーズンレポートによると、クリスマスにプレゼントを購入予定の人のうち、ネット通販を利用する人は54%、実店舗で購入する人は46%という結果となりました。これはオンライン通販を利用したことがある20～59歳の男女600名を対象に行ったもの。ほぼ半数がネット通販を利用するというのは納得できる結果ではないでしょうか。

楽天リサーチが2016によれば、女性が恋人や配偶者からもらいたいプレゼント価格平均は14,795円という結果に。これに対して女性が恋人や配偶者にあげたいプレゼント価格平均は10,815円で、およそ4,000円の差があることが判明しました。

性別・世代別で、プレゼントの価格がもっとも高いのは30代女性。もらいたいプレゼント価格平均が21,319円、あげたいプレゼント価格平均が15,754円となっています。

前章と同じ楽天リサーチの調査で、クリスマスの過ごし方の予定について尋ねたところ、「特にない・いつもと変わらずに過ごす」が46.3%ともっとも多くなっています。ほかの世代と比べて違いが顕著なのは20代。「レストランでの外食」「ショッピング」「イルミネーションを見に行く」といった予定がほかの世代と比べて多くなっています。

クリスマスに食べたいものはチキンが53.0%、クリスマスケーキが52.8%と圧倒的に高く、ビーフ(26.6%)、ピザ(23.6%)、サラダ(19.9%)、寿司(19.9%)と続いています。いつもと変わらずに過ごす派の方も、こうした食べ物を取り入れてクリスマス気分を味わってみてはいかがでしょうか？