2017年の金融の話題まとめ

リリース日:2017/12/08 更新日:2018/11/29

もうすぐ2017年が終わろうとしています。今年もさまざまなニュースがありました。金融分野の話題について、主なニュースをご紹介します。

2017年の金融の話題まとめ

iDeCoの対象者が拡大

2017年1月から、iDeCo(個人型確定拠出年金)の対象が広がりました。これまで対象ではなかった公務員や専業主婦、確定給付型年金制度があるサラリーマンもiDeCoの対象となったのです。掛金は全額所得控除の対象となるため、節税のために加入する人が増えています。

セルフメディケーション税制

2017年から、一部の医薬品の購入費用を所得控除の対象とするセルフメディケーション税制がはじまりました。具体的には、スイッチOTC医薬品(医療用から転用された一般の医薬品など)の年間購入費の12,000円を超える部分が所得控除の対象となります。

たとえば20,000円購入していたら、8,000円が課税所得から控除されることに。所得税率が10%の人は、住民税の10%と合わせて1,600円の減税効果が見込まれます。

「国際金融都市・東京」構想

2020年に向けた実行プランとして、2017年11月「国際金融都市・東京」構想が策定されました。金融系企業に対する減税を行い、海外の金融系企業や有能な人材の定着をはかります。さらには東京市場に参加する金融系産業や人材の育成を推進し、社会的課題解決への貢献も進める考えです。

AIやIoTの金融分野への活用

来年以降期待されているのが、AIやIoTの活用です。AIは人工知能、IoTはあらゆるものをインターネットでつなぐ技術。

数年前から金融業界では「FinTech」という言葉が使われています。これは「ファイナンス(Finance)」と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた言葉で、決済、融資、送金、会計など、領域に特化した金融サービスのこと。AIやIoTはFinTechを加速させるために欠かせない存在と考えられています。現在金融分野への応用が研究されている段階で、今後の動きに注目です。

宮島ムー
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
宮島ムー

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

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