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素人には危険なキノコ狩り
2017年8月、公園でバーベキュー中に、毒キノコを食べて食中毒になったという事件がありました。幸い命には別条がなかったものの、一歩間違えば命を落とす危険性もあります。果たして毒キノコにはどんな危険性があるのか、注意点も含めてチェックしましょう。
毒キノコの危険性
先ほど紹介した事件で食べられた毒キノコは、オオシロカラカサタケといいます。嘔吐、下痢、腹痛などの症状が出る毒キノコで、生死の境をさまよったという報告もあるのだとか。こうした消化器系の異常を引き起こす毒キノコもあれば、神経系に作用して幻覚・幻聴を引き起こす毒キノコもあります。
毒キノコの中でも、専門家から最も危険と恐れられているのは「カエンタケ」です。日本のいたるところに生息しているキノコですが、食べるのはもちろん、触るだけでも危険と言われています。
カエンタケの汁が皮膚に付着するだけで炎症を起こし、誤って食べると消化器不全や脳神経障害で死に至ることも。見た目が炎そっくりなので、そのようなキノコを見つけたら近寄ってはいけません。十分注意してください
素人が野生のキノコに相対する場合の注意点
ズバリ、素人が野生のキノコを採って食べるのはやめましょう。キノコ狩りをするときは、必ず専門家の指示を仰ぐことが重要です。
例えばメジャーな毒キノコであるツキヨタケはシイタケやヒラタケにそっくり。柄の付け根に刀のツバのような盛り上がりがある点が特徴ですが、素人目にはどこが違うのかよくわかりません。ブナなど落葉樹の枯れ木にできることから見つかりやすく、中毒事例ナンバーワンと言われています。
毒キノコで保険は下りる?
毒キノコで食中毒になった場合は自然毒食中毒にあたり、入院した場合には医療保険の対象になります。場合によっては傷害保険の対象となることもあるので、確認しておくとよいでしょう。
とはいえ、野生のキノコを食べなければ100%防げる病気です。中には触るだけで症状が出る毒キノコもあります。森の中でキノコを見つけても、不用意に触ったり食べたりしないようにしましょう。
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